
自死の原因動機別の「経済・生活問題」という箇所に
「自殺による保険金支給」という項目がある
原因動機別のデータの出所は
遺体発見直後の警察による「事情聴取」
保険金支給という事は 保険金欲しさに自死したという事
保険金が欲しいから自死したということを 遺体発見時に遺族が言うだろうか・・・?
言ったら保険金は支払われない事になる
遺書にも 書かない
書いたら 保険金が支給されないと知っているはず
遺族が保険金の支給のために 自死した事を 話すだろうか・・・
そもそも 知らないと思う
ならば
警察官が 「保険金をもらいたいために死んだという事はないですか」とか「生命保険をかけていましたか?」などと
聞き
「違います」とか「保険はかけていました}と答えたのを
認めたと警察は事情聴取の書面に記入したのか・・・
誰から聞いた内容で「自殺による保険金支給」を原因としたのか知りたい
保険会社が調べ 保険金目当てに自死したと結論づけた結果をデータにしたとは思えない
なぜなら
時間がかかるから
令和3年1月・・という内容での表記で
日本は 死亡後 1か月程度で統計が出る
統計の原票は
遺族からの事情聴取をもとにしている
だから
いじめが原因だと 調査委員会で認められても統計には反映されない
パワハラが原因だと裁判で認められても
反映されない
このように
原因動機別の統計は
真実に程遠い内容となっている
だからこそ
警察庁の統計の原因動機別だけではなく
様々なデータを組み合わせての 統計とするべきだということで
海外の先進国では
自死後 一か月で 原因動機別の統計は発表しない
男女別や年齢別 人数 職業など
明らかに確認できるデータのみの発表となっている
しかし
日本は 年々 細かなデータが発表されるようになってきた
何の意味もない
正確でもない 不確かな統計が発表されている
そして
その不確かな統計で 対策が講じられている
減るわけがない
原因動機別の基礎データが 現実の原因動機と大きく かけ離れているのですから・・・
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