
愛する人を自死で亡くし、最も悲しんでいる人への
心無い言葉の数々
それが 自分の両親だったりすることも多い
子供を亡くした母親に
母親の母がいう一言が その母親を追い詰めることもある
亡くなった子供の祖母が
自分の娘を責める・・・
また
我が家のように 亡くなった息子の妻の母親が
息子を亡くした母親である私を「息子殺し」とののしることもある
妻を亡くした夫に
妻の親が罵声を浴びせることもある
若い子供を亡くした母を 祖母が
責める言葉を浴びせることが多いように思う
それは祖母が子供を亡くしていないからなのだと思う
私の養父は幼い自分の子どもを亡くしていたから ただひたすら私の嘆きを電話で聞いてくれた
(養母は多少認知症が進んでいた)
父も脳梗塞で身体は不自由だったが
ひたすら聞いてくれた
実父は
何度も手紙をくれた…口下手だからと・・・
私の親族も 夫の親族も
誰も 私たちを責めることは無く
亡くなった息子を悪くも言わず 悼んでくれた
でも
多くの遺族が親族からの 悪気の無いしかし こころの無い言葉に傷ついていることが多い
なぜなのだろう‥と思う
自分の子どもが 愛する人を失い 嘆き悲しんでいる時に
お前のせいで死んだとなぜ言えるのだろう
お前が殺したとなぜいうのだろう
何の意味があるのだろう
日本人って ・・・・・・・と思ってしまう
震災の人たちに対しても
家族4人死んだんだから 金かなり入ったんだろ・・・
少し こっちに 融通してくれよ・・とか
民事の裁判をすると
金が欲しいのか・・・という
民事裁判という意味を理解していない
第三者調査委員会をすると
学校を訴えて 金をとろうとしている‥とかいう
第三者調査委員会の意味がわかっていない
無知は罪という言葉があるが
実感することが多々ある
養母は 無学だったが 無知ではなかった
亡き子供への愛情を自分が死ぬまで失わなかった
母が亡きわが子のために、また子供を亡くした親のために寄贈した地蔵堂
それは
今も青森県の過疎化した地域の墓地に向かう土地にたち
たくさんの地蔵がそれぞれ誰を意味するのか
誰が寄贈したかも わからない
地域の人たちが
手を合わせている
あ! 実家の80歳を超えた兄夫婦は知っているかな・・・
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せめて
親族だけでも 悲しんでいる身内を
やさしい心で 見てください
傷つけるのだけは やめてください
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