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自死は遺伝ではありません 精神疾患も遺伝ではありません

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自死は遺伝ではありません
 精神障害も遺伝ではありません

 また 伝染病でもありません

    ある地域の医師から 昨年  自死遺族の後追いは多い
       と言われました
多いって・・・何人ですか
    6人・・・?と聞いた
 何人の中の6人なのかは おっしゃらなかった

  その医師に聞きたかったことは
    後追いと思われる自死者が精神薬を飲んでいたのか
    また
      遺族になる前から飲んでいたのか  遺族になってから飲むようになったのか・・・
 後追いってどのくらいの期間での自死で
  また何から後追いって断言できたのか・・・


 自死は遺伝だとか
   精神病は遺伝だとか
  エビデンスの無い  噂話を する人が
   自死の問題に携わる人 だったりすると
      自死への偏見と差別が  増幅されていく事になる

   自死した人が お化けになって 祟る
 だから
お祓いが必要だ  などの 迷信も
    宗教者が
  諭したら   差別や偏見はなくなるのに
  ご祈祷料やお祓い料を
   請求して
      祟りがあるかのように するから
     差別と偏見が増えていく

そうやって
   人を追い詰め 自死に追い込み
    自死した人を 
蔑み 差別し
   遺され悲しみに沈んでいる遺族から
またお祓いやら精神的瑕疵ということで賠償金まで請求し

二重にも三重にも 人を追い込む社会が日本にはある

   沈黙は金なりではない
       理不尽なことは理不尽だという事が必要だと思う

   黙っている人には  理不尽なことを押し付け
   反論する人には
      聞き分けのいい顔をする社会

 
  家族が自死すると自死する割合が増えるという論文の存在で エビデンスがあると主張する人もいるが
  この論文は一卵性双生児4組を対象にした研究
4組 8人って・・・
  そんな内容で 差別と偏見を生むような 発言はするべきではない

    自死遺族支援が自死のハイリスク者としての概念での対策なら
   自死遺族支援はやめて欲しい

 自死遺族支援がなぜ必要なのか

 それは 自死した人と自死遺族への差別と偏見が根深く存在し
  事故物件ということでの差別
  生命保険の免責期間の差別
  健康保険の差別
                         葬儀への差別  
     自死した人のいのちというものへの差別(穢れた死)

そして 追い詰めた様々な問題への対処
 パワハラやセクハラ
   過重労働  いじめ 体罰  指導 等々

そして 自死したと言えない風潮
    自死そのものへの差別と偏見

  その意味での
   自死遺族支援が必要なのだと 感じている



  自死が遺伝するから
    その意味でハイリスク者だから 自死遺族支援が必要という考えこそが
 差別と偏見そのもの

 国自らが  自死への差別と偏見を助長する対策をしていると
気がつくべきです
   


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