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自死した場所のお祓いって・・・何をお祓いするのでしょうか

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3月3日
福山市の浄土真宗の教区でお話をさせてもらった。

京都2か所茨城・神奈川・宮城、愛知・和歌山など宗教者の前で話す機会を頂くことがあった
 自死への差別と偏見などの内容が多い

 事故物件ということでの 家賃の賠償金などの請求が自死遺族にはされるケースが多い
そして
  お祓い料という請求もある

あるNPO法人(自死予防)の代表が
  講演で お祓いの話をしていた
     ご祈祷のお経の無い宗派のお坊さんが 
 遺族にもとめられたからということでお祓いをしている
   それも遺族支援だということだった

   料金は取っているという事

   それはある意味 遺族支援ではないと思うと 質問をした

私自身
  自死への偏見はないと思っていたが
   息子の亡くなった場所を 拝んで欲しいと 葬儀を依頼したお坊さんに お願いをした
 お坊さんは
  仙台から多賀城まで来てくれ
  玄関を入り「鴨居は拝みません」
         「息子さんのお骨とお位牌の前でお経を唱えさせていただきます」といい
   葬儀を終えて
    すぐの 白木の位牌とお骨の入った骨箱に向かいお経を唱えてくれた

私はこのお坊さんの一言で ハッとした
  そうだ
 息子はそこで息を引き取ったけど
      そこに息子がいるわけではない
   息子の魂は そこにはいない
  と気がついた
  
そもそも
 息子の魂がそこにいたとして  お祓いをして
息子の魂を
どうしようと思ったのだろう・・・わたし

そんなことも
そのお坊さんに 教えてもらった

宗教者であるなら  遺族が頼めば お金を出せば
 言われるがまま    柱にお経を唱える

のではなく

遺族に諭すことも宗教者ではないのだろうか

 多くの宗教者が
    亡くなった場所を お祓いという事で手を合わせたら
    そこに
  亡くなった人が 地縛霊のようにいることになる

何のために位牌があり  仏壇があり ご本尊があるのだろうか

  宗教者がお祓いという作業を請け負わず
      遺族を諭してくれたら

遺族の中にある  地縛霊のような存在としてのお祓いがなくなり
 人が亡くなった場所が 気味が悪いという場所ではなくなっていくはず

病院は 毎日人が亡くなる場所
 でも 人は病院がそばにあるほうがいいという
    震災でたくさんの人がいろんな場所で亡くなったが  その場所は事故物件にはなっていない

人の心の弱さをしっている人たちが
弱さを突っつく  
  お祓いや ご祈祷を生んだのだろう

宗教者は 人の死に対して 差別をしてはいけないのではないのだろうか
   差別を生む行為もしてはいけないのではないのだろうか

 阿弥陀仏や釈迦仏は
   人を・・・亡くなった人を 差別はしない

  どのような人にも 平等に・・・慈しみの光りを注ぐのが仏様や神様のはず

その教えを 信仰し 代弁者・通訳者としての役目を担うのが宗教者のはず

      そして
私の知る範囲ではあるが
  宗教者ではない  普通の人が お祓いを仕事としている人がいる
     作法だけ

また お祓いもせず  遺族から金だけ取っている不動屋もいる

   遺族は 家族が亡くなった場所をお祓いしないでほしい

    ご供養と お祓いは違います

手を合わせるのと  お祓いは違いますから

        宗教者の皆さんが  自死があったからと お祓いをするのはやめて欲しい

  なにをお祓いするんでしょうか

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