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息子が逝き、苦しみと涙の河でおぼれていた時
「人生とは思い通りにならない事ばかり、思い通りにならない事を思い通りにならないと思い悩み苦しむのではなく
あるがままをうけいれなさい」という言葉に出会った
今もあるがままを受け入れられない事がたくさんあり
悩み苦しみを抱えて生きていますが
受け入れたこともあります
長い人生において、どちらかというと物事は思い通りにいかないことが多い。
そして、自分の思い通りにならないことに対して、憤りや苦しみを感じ、悩んでしまうときもある
息子が逝き
理不尽なことに深く傷ついていた時のこと
「苦悩の根本的な原因は何か」
「苦悩から解き放たれるにはどうすればいいか」
「どういきたらいいのか」
「どうすれば生きられるのか」
「一切皆苦(いっさいかいく)」
一切皆苦は仏教の基本的な教え「四法印」のひとつ
一切皆苦とは世の中は全て苦しみであり思い通りにならないこと
生きていく上で避けられない「四苦八苦」
煩悩による苦「三毒」〜貪・瞋・癡(とん・じん・ち)
一切皆苦(いっさいかいく):人生は思い通りに進まない
諸行無常(しょぎょうむじょう):全ての物事は変化するもの
諸法無我(しょほうむが):全ての物事は繋がりの中で変化している
涅槃寂静(ねはんじゃくじょう):仏教が目指す悟り
悟れないままで生きています
一切皆苦の「苦」とは、ただ単に苦しい意味を指しているのではなく
「思い通りにならない」意味
思い通りにならないからこそ苦しみ悩むことを、
仏教では「この世界の全てのものは苦しみである」という意味で「一切皆苦」
生きていく上で避けられない「四苦八苦」
まずは、自分ではどうにもならない「四苦八苦」
「四苦」とは「生老病死」のことで、誰もが避けられない苦しみを指しています。
生きる苦しみ
老いる苦しみ
病気の苦しみ
死ぬ苦しみ
そして「八苦」は誰もが必ず経験する4つ苦しみ。
求不得苦(ぐふとくく):お金、地位、名誉、物など手にはらないものがある苦しみ
怨憎会苦(おんぞうえく):妬みや憎しみなど嫌な感情を抱く人と出会う苦しみ
愛別離苦(あいべつりく):どんなに愛する人でも、いつか必ず別れが訪れる苦しみ
五蘊盛苦(ごうんじょうく):体や心が思うようにコントロールできない苦しみ
一切皆苦の「苦」は、生きていく上で誰もが必ず直面する苦しみである「四苦八苦」を意味しています。
煩悩による苦「三毒」〜貪・瞋・癡(とん・じん・ち)
四苦八苦による苦しみがなくなるわけではありません。
「この世界は全て苦しいものだから仕方ない」とわかっていても、病気になれば苦しいのは当たり前です。
仏教の教えは四苦八苦を解決するのではなく、主に「三毒」と呼ばれる煩悩による苦から開放される方法を説いています。
三毒とは仏教では、克服すべきものとされる最も根本的な3つの煩悩「貪・瞋・癡(とん・じん・ち)」のことです。
貪:貪欲。必要以上に求める心。欲や貪り。
瞋:瞋恚。怒りの心。憎しみ。
癡・痴:愚痴。真理に対する無知の心。愚かさ。
四苦八苦は誰も避けられない苦しみですが、自分から出てくる煩悩は無くすことができるのではないか。
息子が逝き、こんなことを ずっと思い 生きていますが
世の中は
ずるがしこい人たちが この世では楽をし、心豊かに満足し 幸せに生きている
真面目で一生懸命 人を蹴落とさず
人にやさしく 人をだまさず 理不尽なことに耐え
頑張っているひとは
苦しみの中で生きている
そんな人を
更に 背中を蹴飛ばし
死へと追い込む
追い込んだ人は
追い込んだとも思わず 悪びれることなく ストレスもなく
健康に生きている
必殺仕置き人がほしい
こんなことを思う私は 煩悩まみれ
です

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