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知らなくてよかった世界

s-anemone-hupehensis-diana01[1]

自死した人と
  生きている人は100パーセント違う

     自死した人の苦しみは 生きている私にはわからない

  私が活動をしていなければ 見えなかった世界がある

    息子の自死がなければ  活動はしていない

    生きていたら  今ごろは孫に囲まれて
     海外旅行でもして

 大好きな  糸を紡ぎ 染め  機織りをしていた
その予定だった
  老後は好きな事をして暮らそうと思って働いていた

     人生は予定通りには行かない

     もちろん  ブログなんて やろうとも思わなかった

 パソコンに向かう気もなかった

    自死の問題なんて 他人事だった 関心もなかった

     息子が逝き
            半年後に 活動した時から

    私の知らなかった世界を知ることになり

       差別を受け 蔑まれた

今 自死問題の活動をする人たちには それなりに知られるようになり
     蔑まれることは なくなった

  でも

   自死そのものに・・・自死遺族そのものに対する差別は
          頻繁に聞こえる 

   ネットは特に怖い

    裁判をすると 子どもが死んで 金が欲しいのかと言われ

      死んだのは 親のせいだといわれ

      家を覗かれたり

          学校では 自殺したんだってな!と 言われる

     ゴミを捨てに行っても  聞こえるように 自殺だって!と言われる

       過労自死の場合

    みんな同じように働いて 死んだのは一人・・と言われる

学校も  いじめは 日常茶飯事  
 でも死ぬのは  一人・・・
他のみんなは 自分で解決している・・・
  親が気が付かないから
   親子の仲が悪いから
     親も発達障害だから

  家族全員 精神疾患だから・・・

 お父さんは 単身赴任でいないのに

 自死する前の日に  お父さんが激しく怒ったから・・とか 言われる

 晩酌が  酒乱といわれ

     借家に住んでいると  貧乏だから  
         ろくな教育もしていない・・とか

   反対に  持ち家だと
      借金だらけだってさ!と言われる

   旅行に行くだけで
       死んだ子供の金でいったんだよ・・・いやだね・・・とか

    夫の自死の場合は

     夫婦仲が悪かった・・

      殺したんじゃないか 生命保険金ほしさに・・とか

    とにかく  いろんなことを言われる

      教師は通夜に来て 出世が遅れた・・と遺族にいう
         怒らないで育てたから  簡単に死ぬ子供になったんじゃないですか・・とまでいう

     教育委員会や教育局の言動は
        蔑みそのものである

      市役所の職員は偉く 市会議員も偉く
      自死した人の家族なんて
       無知で 貧乏で 愚かな 人 
 着ているものまで批判される
      
    活動をしていなければ  叩かれることもない

      が どんなに叩かれようとも
活動は息子を救えなかった罪滅ぼしだから・・死ぬまで続ける

    知らなくてもいい世界だった
 知らないほうが幸せだった

    息子の死で  私は知らない世界を知ることになった

      この活動は仕事ではない

    自死の予防や防止・・調査委員会や議会傍聴
        裁判傍聴
            そんなことに12年間かかわっていると
いろんな人に遭遇する

  自死の対策会議で
  行政職員が 「自殺という言葉は縁起が悪い 会場の前に自殺対策・・と書いてあって入りたくなかった・・」
   自殺という文字を見ると気味が悪いという職員もいる

  瀬川さんが書いた「自死」という本を持っているだけで
  近づかないでください・・気持ちが悪いですから・・と言われたこともある
   行政職員に・・・

   署名運動していたときは

  近寄るな!うつる!と叫ばれた事もある

      息子が自死というだけで
 文字や文章も読めない人!という 扱いを受けたこともある

時には 子どもが死んで悲しいというけど
  子供を殺す親もいるんだから
     みんなが悲しい訳ではない・・と言われたこともある


    かなしい 社会です
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プロフィール

藍たなけん

Author:藍たなけん
FC2ブログへようこそ!
仙台に住んでいます。
青森県津軽生まれ、B型 うお座 
主人と二男と3人暮らし
自死で長男を亡くしてます。
「悲しみは愛」「悲しみは愛しさと共に」「悲しみは私の体の一部」「悲しみを奪わないで」「悲しみを消そうとしないで」などを広めています。

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