fc2ブログ

グリーフとは日本語の悲しみではない。

8828a2aaa0b98b88deb48759eba90ab2.jpg

グリーフケアが商売になっている
   グリーフケアで金儲けができる

グリーフケアというあいまいなケアを学ぼうとする人が増えているから・・

    グリーフケアってどんなケア?

 グリーフって何?

  最近流行りのグリーフの意味と
    そもそもの英語のグリーフの意味が違うことを知っているのだろうか
  多分知らないでしょう
   最初に日本にグリーフケアを持ち込んだ人たちは
   本来の英語の意味を理解していた

 グリーフとは日本語の悲しみではない

     もっと薄いものである

   かなしい時に 泣いたり 怒ったり眠れなかったり
    そんな症状をグリーフというのです

  症状を表す言葉がグリーフなのです
    
    その意味でのグリーフ かなしい時に出る症状は
       時間と共に軽減されます

 2年も三年も・・・毎日毎日 通夜や葬儀の状態で暮らす人はいません
   朝から晩まで
泣いて泣いて 泣き叫び 暮らす遺族はいません

  それでは生きていられません

   症状は落ち着いていきます。

それはケアしなくても 時間と共に落ち着いていきます

    精神薬さえ飲まなければ…落ち着きます

そして泣いている 症状をどのようにケアするのでしょうか

    ケアなどできないのです
遺族本人が泣き止むしかないのです

    そして 絶対に通夜の時のままではありません
 
     そんな症状のケアだと  癒し人の雰囲気にはならない
       癒し人になれるような錯覚が  癒したい人の心をくすぐる
 悲しみにあふれた人々を 癒し 救うためのケアのスキル
が  グリーフケアだと思わせることが巧みな人たちが 専門家らしい

      それを信じ 深く考えもせず  グリーフケアがすばらしいと支援者は思うようです
最近はお坊さんにも広がり 残念な宗教者が多くなっています

     愛する人を亡くした悲しみで 泣いている人に何をしてあげられるのでしょう

      人間ごときが 何もできるわけがありません

神様や仏様でさえも 悲しみを救えない
   お釈迦様は 子供を亡くし錯乱状態にあって 子供をさらって殺していた人に
      誰も死んだことのない家から 種をもらってきなさい・・・
           生き返らせてあげようと言われた
しかしどこにも 誰も人が死んだことのない家はなかった
   そうです
   私たちは 命を引き継いで生きています
  父母~祖父母~曾祖父母~~~何代何十代にわたり引き継がれて今を生きています

     グリーフとは
日本語の悲しみとは違う意味であることだけでも知ってほしい

   日本語の悲しみがグリーフだと考えている人たちが
   最近のグリーフケアブームを作っている

 愛する人の死  その悲しみはケアできません
    悲しみを薄くするのですか?
それは 愛している気持ちの否定です
  私が息子をいつまでも重い悲しみ続けているのは 息子を今も愛しているから
      私は悲しくていいと思っている
なぜなら 今も深く息子を愛しているから
    楽にならなくてもいい
   息子をずっと深く愛しつづけたいから

  私が悲しいことで 誰にも迷惑をかけていないはず
  なぜ 他人がの悲しみをケアしたいと思うのかわかりません

  お坊さんといえども 悲しみには触れてほしくありません
      お釈迦さまや阿弥陀様を差し置いて  ケアしようなんて
          御仏の教えを軽く見ていませんか?

    私は浄土宗の教えを信じていますので 阿弥陀様法然上人の教えを学び信仰したいと思っています
       その教えは 息子を救い 私も救われる教えです
 しかし まだ教えの深さに到達していません
  だから 苦しみ悩みもがいています
   でも  グリーフケアで諭されるのは まっぴらです

   御仏の教えは  ケアではありません
        信じる心を持つこと・・・信じきれたら救われる教えです

   信じ切れていませんが・・・

      宗教者は御仏の教えの専門家になってもらいたい

    症状だけのグリーフなんて  お経の教えに比べたら浅すぎて・・・

      多分  想像ですが  お経の教えを究めるのは 難しすぎて 深められない人が多いのかな・・

     その中にも 努力して宗教者として 人柄も素晴らしい方たちもいます
        尊敬します
    若い人であっても すばらしい志の僧侶もいます

    本物が生き残る社会を作っていきたいと強く思っています     
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント