
衆議院議員会館での「自死遺族等権利保護研究会」主催のシンポジュウムは無事に終えました。
野田先生はじめ 弁護士・司法書士・民法学者・・そしてお手伝いに来てくれた遺族
ありがとうございました。
5回目の開催
それぞれの専門家の発表がとても分かりやすく
「これなら 社会の差別を是正できるかも・・・」と思った時間でした
「善管注意義務違反」
「告知義務」
「心理的瑕疵」
アパートを借りるとき 「私はここで自死します」という意識で借りる人はいないはず
「この子は自死すると思いますが貸してください」と連帯保証人になる親はいない
・・・
また告知義務は
自死に限らず 孤独死についてや 同じ物件内で離婚が続いたとか
この物件に住んだ人が次々と破産したとか・・・
隣の土地が御墓だとか
昔刑場だったとか やくざの事務所があるとか
いわゆる 借りたい人が
「縁起が悪い」
「気味が悪い」
「物騒だ」
と あとで
「イチャモン付けのようなことをを不動産屋にいうと
もめたり信用問題になるから
事前に借りる人に伝えますという事を決めた宅建法によるもの
その中でも 殺人が起きた物件は犯人からは賠償金は取れないし
殺された遺族からは取れないから
自死は遺族も悪いと思っているから
そこに付け込んで 取れる遺族からはとろうということのようです
遺族が不当な請求には応じないという毅然とした態度で望めば
是正されていくはずです
心理的瑕疵
これが拡大解釈されたら
何もかも気味が悪い
ということで
ほとんどの不動産の価値が下がり
日本全土が気味が悪い土地という事になります
心理的瑕疵は日本全土にあります
戦争で人が死んだ土地 戦国時代に戦いの場だった土地
交通事故 昔の病院跡地 刑場跡地
震災で人が亡くなった場所
御墓・・・お寺・・・
突然倒れて人が亡くなった場所
昔は家で亡くなった・・・
昔からある家の場所は 人が亡くなったことのある場所
東京も広島も仙台もですが空襲で多くの人が亡くなった
人が亡くなった土地が心理的瑕疵と判断するなら ほとんどの土地は心理的瑕疵が生ずる
人はいつどこで亡くなるかわからない
人間が死んだ場所が 瑕疵 汚れ・穢れとなる文化がある日本
宗教的な考えから来ているといわれる
日本の宗教は 祈祷が最初
災いを祈ってはらうという信仰
亡き人が悪さをしているから 災いが起きるという考え
亡き人を愛していない文化
自分も亡き人になるのに・・・
極楽浄土に往生するという教えが広まってほしい
そしたら 亡き人が怨霊となるような考えは無くなる
阿弥陀様の本願を広めてほしい
穢れた死がなくなる
亡き人にやさしい社会 それは生きている人にも優しい社会
今の社会は
生きている人にも冷たく
亡き人にも唾を吐いている
日本は世界で最も自死が多い国
正確には7万人以上とも言われている自死者
若者の死亡原因トップが自死
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