吉野淳一教授の論文

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札幌医科大学の吉野淳一教授
「保健の科学」 第57巻 第6号 2015年

「自死遺族へのアプローチ」

この論文の中で 地域保健で全国自死遺族連絡会が協力し岡教授が書いた「グリーフケアは要らないという声が自死遺族にはある
  と題した報告を認め
自死遺族は「自分達の悲しみはケアされようがない」とグリーフケアを拒否する理由を述べている
  と書いてくれている

そして
これまでの悲嘆からの回復の指標が見直される新た潮流があることや
当事者である自死遺族自身がグリーフケアは要らないと公言していることを踏まえたとき
あらためてわれわれ援助職は自死遺族にどのようにアプローチすべきかを言及すべきだろう。と述べている

流れを感じました

上智大学の岡知史教授が
自死遺族の自助グループの悲しみについての考え方を国内だけではなく海外の学会で論文発表してくれている
「悲しみは愛しさと共に」という考え方
 愛する人が亡くなっても 愛する思いが消えないように
  悲しみも消えない
悲しみもまた私自身のものであり・・誰のものでもない
   愛する気持ちが深いほど悲しみもまた深い
亡き人と共に生きて行く
  
悲しみは愛である・・・
愛しいと書いてかなしいとよむ
    これは日本だけ
かなしい カナシイ 悲しい  哀しい 愛しい 
  こんなにもかなしいを表す文字があり・・微妙に意味合いが違うのも日本語

    英語はグリーフ・・・だけ?

日本人の繊細な微妙な感情を表す文字は英語にはない

言葉や文字は その国の文化 その国の人たちのあうように形作られている

  吉野先生が 岡先生が「地域保健」の中で書いた文章をある意味で認めてくれたことは大きい
    専門職の中にも 自助グループ当事者の意見を聞来受け入れる人がいることは 希望である
 頑なに遺族の意見など聞く必要がないという専門職が多い中で
  吉野教授は 専門職には影響力のある人ですから 保健師等の研修で広がっていくと思います
    そう願っています

 
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