支援者による悲しみ比べ

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「 悲しみ比べをしないこと」
  というルールが遺族のわかちあい等では確認しあいます。

「心の中では自分が世界で一番悲しい」と思うのは自由ですが
  声に出して相手に言わないでください・・・
「あなたよりも私が悲しい」
「あなたのほうがまだまし」
「伴侶よりも」「子供を亡くしたよりも・・」
「兄弟よりも・・・」
   という言葉を 心の中で思っても声に出して言わないこと。

グリーフケアの本には
  「伴侶を亡くした人が最も悲しい」と書いています

またグリーフケアを学んでいる人たちの多くも
  その本に書いてあることを信じ「パートナーを亡くした人が最も悲しい」と思って老いるようです
   少なくとも 私の知っている グリーフケアの会を主催したりスタッフをしている人はそう言っています
「本に書いてあるから」と・・・
 
  家族を亡くしたことによるストレスも伴侶が最も強く出る
     ということを主張したり 研究の成果として発表している人たちもいます

  それについても
「グリーフケアの本に書いてあるから そうだと思う」と発言している
   グリーフケアの会の代表もいます

 「わかちあい」のルール
    グリーフケアのワークの一環として
  遺族同士の話し合いをするときのルールには
「悲しみ比べはしないこと」と書いてありますが
    伴侶の死が最も悲しいという発言や本への記載は
       悲しみ比べではないでしょうか

 悲しみ比べはしないこと   と遺族には言いながら
  グリーフケアの支援者は悲しみ比べをしていいのでしょうか

    それぞれが 世界で最も悲しいということが 普通だと思います

 自分の家族への愛と 他者への愛は違いますから・・・

    自分の子供の死よりも 他者の夫の死が悲しいでしょうか・・・
     自分の兄弟の死よりも 他者の妻の死が悲しいでしょうか・・・

 支援者が 一人一人の悲しみを比べていいのでしょうか
    それとも比べることができるのは支援者だからでしょうか・・

 遺族に悲しみ比べをしないこと

  というご指導をしてくださるのなら
支援者側も 悲しみ比べをしないでください

   しかも公開して 悲しみ比べはいけません

   うちうちで 話してください

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