わかちあいとは・・・クールダウンとは

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  自死遺族のわかちあいの会
支援者…遺族以外の人がスタッフとして交じっている会もある
 遺族以外の人が 精神科医・精神保健福祉士・臨床心理士・看護師・宗教者・精神保健福祉センターの職員・ボランティア等
    だったりする
 その場合・・・多くの遺族は支援者に気を遣う
      支援者が一人入っただけで雰囲気は変わる
このことは 自死遺族だけではない・・・と 岡先生は講演で話している
  
精神障害者・難病・アルコール依存症の会でも 当事者だけでの時間と支援者が入った時間では話す内容が違うと言っている
  両方の会に参加するとよくわかる

そもそも
 支援者がいる会を「わかちあい」というのはおかしい
   支援者と何をわかちあうのか

家族を自死で亡くしていない 幸せな支援者と何を分かち合うのか
 わかちあう「悲しみ」が支援者にはない
 「悲しいだろう」とは思えるが 「胸が張り裂けそうな悲しみ」は体験した者にしかわからない
    わからないのが悪いというのではない
   わからなくてふつうなのだから。
のどから鋭い剣を刺されているような 痛みを伴う悲しみは悲しいけど体験した人しかわからない
 体験したくなかったけど 遺族になってしまった
    心から血を流し 亡き人と自分の涙が河となっている時間を
時には沈んでしまいながら 必死でもがき岸に這い上がろうとしている遺族の気持ちがわかるはずはない
   何度も言うが それが悪いとは言っていない
それでいいのですから。ほんとなんですから。幸せなんですから。いいんです幸せで。
幸せなのに不幸なふりして
 幸せなのに悲しいふりして
  幸せなのに泣かなくていいんです
だって幸せなんですよね・・・いいじゃないですか。
  わかちあいとは
 同じ苦しみ同じ悩み同じ悲しみ・・・が前提で成立します
だからこそ
 なんでも話していいのです
話せる時間、空間、雰囲気を作るのも 運営側です

 深い重たい話しもでます
  
 だから「クールダウン」の時間を設けています

カウンセリングの手法のひとつ
 重たい辛い話を引き出し吐き出してもらうという手法
しかしその後のフォローが大切であり重要なのです

わかちあいも同じこと
クールダウンの時間は必要不可欠な時間です

 藍の会は クールダウンの他に二次会もあります

 深い重たい辛い話をした後は
   お菓子を食べ、お茶やコーヒーを飲み ワイワイワイワイガヤガヤ賑やかに
      笑い泣き・・・・笑い 過ごす
 わかちあいが延長してクールダウンが少ないときは
   会場の時間を延長して クールダウンはきちんとすることにしています
わかちあいの時間と同じくらいクールダウンの時間は大切です

だから重たい話しも辛い話しも苦しい話しもどんな話もしていい時間が共有できます

幸せな人たちに自分の話を聞いてもらいたい
 遺族の話は聞きたくない
という人は 支援者団体に行くのがいい

  自死遺族の話は重たくて頭の混乱した遺族の話を聞くのは訓練を受けなければやれない
  ということで 訓練を受けた支援者が聞いてくれる支援者のいる会に行くのがいいと思う

自助グループは 訓練を受けた人たちがいるわけではない
  ただただそこにいるのは同じ悲しみを体験した人たちだけ
話さなくても聞かなくても 同じ悲しみを持つ者同士とわかる 一人ではないと思える

「わかちあい」を卒業した人は 参加しなくなる
  一人で社会に合わせて生きられるようになったひとは 卒業する
「わかちあい」の会卒業する会
   学校のように 同期会のように同窓会のように
      たま~~~~に参加するひともいる

わかちあいだけがいいと言っているのではない
 自助グループだけがいいと言っているのではない
ただ どんなことでも話せる空間は必要
    それが自助グループのわかちあいの会の役割

 支援者たちの会では賃貸物件の問題も検案料の問題も
   差別的問題も 話題に上ってこなかった
自助グループが広がって初めて 自死遺族等への差別的問題がクローズアップされてきた
  それは支援者がいる会で 遺族は本音を吐かなかった ぶっちゃけ話しをしなかったからです

 わかちあいで話したことを遺族に許可をもらい公開
 被害を受けた遺族に取材を受けてもらい 公開してきた
    そして泣き寝入りしないで 話し合いをしたり 裁判をしたりする遺族が増えてきた
  
法律の専門家たちも 知らなかったということだった
 国の自死遺族の指針を作った人たちもわからなかったということだった

 自助グループの研究者の岡先生の講演記録や論文を読むとよくわかる
   日本の自死遺族の自助グループは自助グループの研究者たちが論じたとおりに進んでいる   
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