ずるい人 岡知史氏のエッセイ

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「ずるい人」岡知史

ずるい人に、あなたは怒っている。
「ずるい人は楽をして、得をしている」
「私はまじめにやって損をした」と訴える。
ずるい人は、あなたを見て嘲笑(わら)うだろうと、あなたはいう。
たしかにそうかもしれない。
あなたが何日もかけて手に入れたものを、あの人は、
さっと横から奪ってしまったのだから。
公平じゃないというのですか。
確かに公平ではない。
規則を破っているというのですね。
確かに、あの人たちは規則を破っている。
でも、気をつけてください。
ずるい人に、そんなにまで怒るあなたは、もう思いはじめている。
「私も、そうすれば良かった」と。
あなたは、ずるい人になりかけている。
ずるい人は、なぜ、そんなことをするのでしょう。
疑問に思ったら聞いてごらんなさい。
「だって、みんな、やっていることだから」ずるい人は、そう答えるでしょう。
ウソではありません
ずるい人は「みんな、ずるいことをしている」と思うから
ずるいことを平気でします。
ずるい人にとって、正直なあなたは、その目の中に入っていませんでした。
あなたが、いままで正直だったのは、「みんな、正直だ」と信じていたから。
だから、ずるい人を見ると心が揺れる。
ずるい人が「得をしている」と思い、あなたも、その仲間に入れば、
ずるい人はきっと笑うでしょう。
「みんな、ずるいことをしている」という
自分の考えは当たったのだから。
でもあなたは、一つ見落としている。
それはずるい人が「みんな、ずるい」と思っている事。
その人にとっての世界は、ずるい人でいっぱいなのです。
ずるい人はずるい人に囲まれて暮らしている。
いつも騙されないように、利用されないようにと気をつけている
うっかりすると大切なものを奪われるかもしれないと、
たえず目を光らせている。
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 欲の深い人たちは、他の人もみんな欲が深いと信じている
奪われないようにいつもビクビクしています。
人を傷つけて平気な人は、
誰もが平気で人を傷つけると思っている
だから自分を守るのに必死です。

あなたが正直であっても
決して損はしていません。
あなたは正直な人に囲まれて過ごしています。
それはずるい人たちが味わえない 日々に違いありません

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「ずるい人」になりかけたことが何度もある
  楽して認められて ・・・いいなぁ~と。
個別相談を減らして 講演に力を入れて 取材してもらい
   金を得て・・・なんてことを・・・
有名にはなれるだろう
 講演にも呼ばれるだろう
・・・
いや 違う 私の原点は息子の自死
   息子に認められ・・・遺族が元気になってくれたらいい
 自死が減り遺族も減り・・・
   活動が必要でない社会が目的
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