悲しみと

kyuri[1]

  自死遺族の中で 精神薬を飲んでいる人がいる
     家族の自死を体験してから飲んでいる人
 こんな相談があった
 夫が自死 当時は 自分も働いていた
   悲しんでいる妻をみて 精神科を親戚が勧めた
3年過ぎた~~~現在
精神薬が増えて、今は仕事もやめて 家で寝たり起きたり・・・引きこもっている
  動けない 声もようやく出る程度
  薬のせいだとおもうから もっと多く処方したい医師には断っているが
    それなりに多い薬はそのまま飲んでいる
  やめる気力もない
             動けない・・・

薬に頼らずに悲しんで生きていたら・・・3年過ぎたら 悲しみはあるけど表面は普通に暮らせる
 なぜ薬を処方するのか
    医師に聞きたい
     悲しみは病気なのだろうか
     愛する人が亡くなり・・・悲しいと思うのは精神病なのだろうか
   何という病名の精神病???
かなしい気持ちは「うつ病」ではない
   かなしい気持ちさえ湧いてこないのが「うつ病」
 喜怒哀楽が表現できなくなるのが「うつ病」
かなしいとわかっているのに笑っている 涙がでない かなしいはずなのに・・・悲しめない
     亡くなった人を想い 哀しみ嘆き涙がでるのは 普通の反応
病気ではない人に
   薬を飲ませることはできないので 医師は遺族に病名をつけている
   悲しみはどこから来ているのか
   悲しみは  愛する人が亡くなったから・・・
    生きていたら悲しみがない  生き返ったら悲しみがない
生き返らない限り かなしみは消えない
  生き返るのか  いや 生き返らない
     どんなに薬を呑もうが  悲しみは消えない
    悲しみを消す薬なんて世界中どこにもない
悲しみを消すということは
  愛する気持ちを消すこと

  私は健一を忘れたくない 健一を愛してる
   だから かなしくていい 悲しみもまた私のもの
    健一を思って泣く気持ちを消したくない
健一がいないのに悲しくもないなんて・・・そんな親にはなりたくない
     いつもいつも悲しくていい
   いつもいつも愛しているから健一を・・・

精神薬を飲み続けている遺族は 元気になれない
   多くの遺族をみてきて思う
      精神薬をやめて 自分のままで生きたほうが自然

 震災から5年が来る
    まだ薬を呑んで精神科に入院している遺族が大勢いる
     通院している遺族も多くいる
 遺族で後追いをする人もほとんどは精神薬を飲んでいる
   苦しくても悲しくても
      飲まないほうが 時間の効果が出る
    飲んでいたら時間と共に悪化していく

   悲しみは精神病ではありません
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