
ご主人が亡くなって7年という遺族から電話があった
二度目です・・ということでした
1時間半・・・
深く愛しているから 深く悲しい ことを話す
記憶喪失になれば
全てが忘れられる…悲しみも苦しみも・・と思ったときもある
でも イヤ忘れたくない と思った
悲しくても苦しくても 忘れたくない
記憶が薄れることも
絶対にダメ ずっと思い続けたい
生きていたことを
愛していることを・・・
そんなことも話した
聞いて聞いて、話す
自死への差別は歴然とある
法の中にもある
街頭で署名運動をしたとき
近寄るな!
気持ち悪い自殺なんて!うつる!と叫ばれたこともある
ある県の講演会の時 自死遺族という看板をみて従業員が
自殺だって 気味が悪いよね よくこんなところでやるよ…と話していた
柳田先生にも姜先生にも
気味が悪いというのだろうか
自死への差別の払しょくのためにも
遺族には毅然と凛と生きて欲しいと願う
自死遺族の生き方で 自死への差別は少なくなる・・・とおもう
不幸なことが重なると やっぱり・・・という
落ち込んで暗いと やっぱり・・という「
普通に元気で暮らしているだけで
亡くなった人が守ってくれているのね・・という
幸せはもう二度とないが 元気には生きていける
元気だけど
元のような幸せではない
幸せではないけど
困ってはいない
悲しいけど苦しいけど
悩んではいない
悲しみも私のものだから
私の体の一部だから・・・
悲しみが消えることが怖い
消したくない
今も深く健一を愛している
誇りに思っている
遺族が増えないことを願う
遺族が元気に生きることを願う
明日の法話の会
心をなめらかにできるよう
無心でお念仏しよう・・・っと

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