
健一が結婚するときに
私の職場の上司が絵を描いてくれた
コスモスの絵
そのひともさちこという名前
死んだ後に 嫁から返された 着払いで送ってきた
今、我が家の玄関にかけてある
花火は見たくもない
息子が逝く2か月前
ベランダから家族みんなで楽しんだ
息子は花火が大好きで 楽しそうだった
まさか その後 まもなく死ぬなんて
月も嫌い
息子が亡くなった日は満月
その月をきれいだと眺めていたわたし
息子が死んでいるのも知らずに のんきに 笑っていた
この世の中のいろんなものに心が痛い
警察の制服も 機動隊の制服も
パトカーも
RV車も・・・本人も乗っていた
旅にも行けない
スキーも温泉も
辛いものをあえてみようとするときもある
心に力をいれて みることもある
10年目
こんな私の心を話すと
複雑性悲嘆とか PTSDとでも世間はいうのかもね
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