生き方

シラヒゲソウ[1]

  民事裁判
「和解」「勝訴」
 しかし亡くなった人はいない
    「バンザーイ」にはならないのが 遺族の裁判
 被災地の遺族の裁判も
    自死の遺族の裁判も
      交通事故の遺族の裁判も
こころから喜びはない  釈然としないものが残る
   それはそうだ 生き返らないのだから・・・
 だが
 同じことを繰り返してほしくない…という想いと
    なぜ死んだのかという真実と謝罪の気持ちを求め裁判をする
  しかし
  どんな結果が出ても  虚しさは残る
     生きて戻らない限り・・・
   一生 消えない思いがそこにはある
     どう生きたらいいのだろうか

***************



自死遺族として生きて もうすぐ10年

      
 全国の、亡くなって間もない遺族からの電話も多く受ける

 肉体はない 声も聞こえない 息も聞こえない
  匂いもない 見えない 会えない 話せない
     感じることができない

まさしく般若心経の一節

    このことに苦しみ、悲しむ

死んだら全てがないように思うのが 人間
でも
  魂があると 信じることができたら

  何もないようだが 存在を信じることができたら

おなじように苦しく悲しくても
 亡き人と共に 生きようと思える
   亡き人のまなざしを感じ 恥じない生き方をしようと思う
信じることができなければ
    無・・・ゼロ

  それを受け入れて生きられる人はすごい
私はできない
    私のように信じなければ生きられない人たちのために
      宗教は始まり広がった…のではないかと思う
  信じる心
   信心 
      愛する人との 死による別れ
     愛する人の魂が存在し まなざしがあると
    無心に信心する境地には程遠いが 
          信じる心を持ちたいと思う

  息子のまなざしを感じ 生き方を問う 
       これでいいのか・・・
   息子は渋い顔で 苦笑いしている気がする
     「かぁちゃん 頼むよ・・」
 「しゃないか~」  「まぁまぁ・・・」  と
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