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自助グループとは

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自助グループとは

  当事者が代表だけでは自助グループではありません
当事者がスタッフにいるから・・・でも 自助グループではないのです。

 会の持ち主…会を閉める・会を継続する・という決定権が 当事者にあること。

例えば 病院で会を開催していて
        患者だけが参加している・・・
病院関係者は参加しないが 閉会や開催の決定は病院関係者が決める…自助グループではありません

  もちろんスタッフに当事者以外の人がいるのは自助グループではありません。

   自死遺族の自助グループ  持ち主が自死遺族当事者であること
  スタッフも自死遺族当事者であること
        決定権は自死遺族当事者にあること

  会の運営に関することは自死遺族当事者が決める
      

      括りをどれにするか・・・

自死遺族にするのか・・・子供を亡くした…にするのか
  自死で子供を亡くした…にするのか
       自死で親を亡くした・・とするのか・・・様々である

 ただし 代表が遺族当事者でも スタッフに他者がいれば 自助グループではない
     
      閉会や開催の決定権が 保健師や病院や医師という人にあるのは 自助グループではありません

 自助グループがよくて  支援者グループが悪いと言っているのではなく
      自助グループの定義ですよ…というだけの話です

        そして「わかちあい」を目的とするなら「仲良しグループ」ではないということです
  仲のいい人悪い人…ではなく
      対等に平等に  相互扶助が基本です

   代表やスタッフは    特別親しい人がいても  親しいことを出さないこと・・・  
       
     悲しみ比べはしないこと

 世界で一番悲しいのは自分です  それでいいのですが
  それを言葉にして声に出していうことは絶対にしないこと

    世界で一番悲しいのは自分でいいのです
  それを認めあいながらのわかちあいです

     愛しているから悲しい・・・
       愛が薄ければ悲しみも薄い   当然です
       世界で毎日・・・こうしている間にも人は亡くなっています
  が その瞬間いつもいつも胸が痛くなるような悲しみは感じません   
      他人の悲しみなのです
        愛が違うからです

      目的は元気になること・・・・
                      なんでもいいのです元気になってくれたら・・・


   亡くなった人の眼差しが感じられたら
       人に意地悪はできない
      
  やさしくありたいと思う
              時々イラつくが 息子が苦笑いしてそうで
           反省の日々

   自助グループとして活動をするなら
  自助グループの定義や意味を知ることは大切なこと  

   そして  総合支援のためには
   様々な専門家との連携は必要です

      区別をしてきちんとわけて考えることが大切です

            わかちあいは 誰かが何かをしてくれる場所ではありません

   助けてくれる場所ではないのです

    自分で考え自分で立ち上がリ自分の足で歩くこと・・・
   自分の前を歩いて生きてきた同じ思いの遺族がいる・・・・というだけです

      自分一人ではない   同じ悲しみを抱えて生きている人がいる
             どうやって生きてきたのだろうか
        そんな思いを抱き…自分なりに自分の合う生き方を見つけていくための
   ひとつのツールに過ぎない

       たいそうな事ではない…と 思って わかちあいをしています

 しかし原点です・・・基本です  活動の・・・

   重要なことであって・・・・大げさなものではない
        それが わかちあい
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