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自分の悲しみ

misumi_3[1]

自死・・・・・・・・・
    息子が逝き 半年で「藍の会」

    今日は遺族からの電話が続いた

       子供を亡くした人・親を亡くした人・夫を亡くした人・・・子供を亡くした人

     気の利いた言葉はいつも見つからず  迷いながら言葉を声に出す

           そして、やっぱり  声に出した言葉を反省する

       悲しみは自分で向き合うしかない

     一緒に歩くことはできる
        待つこともできる
          手を伸べることもできる

         でも 引っ張ることはできない
             無理に歩かせることもできない
        
    自分の悲しみは自分のもの 誰のものでもない自分だけのもの

       悲しみをどんな形で抱えて生きるかは 自分で決めるしかない

         胸の奥に抱えるのか

     右肩で抱えるのか   頭の中に抱えるのか

         腹の底に抱えるのか

全身でかかえるのか・・・・・
        自分で決めるしかない

   そして 月日と共に変化する人もいる

    同じように抱える人もいる

    遺族の数だけ  形がある
           
       元気にしていても  明るくしていても

         悲しみはいつもある

    遺族のわかちあいの会に初めて参加する人の多くは

       部屋に入った瞬間 涙が・・・

      泣いてもいい………そんな不思議な空間

 それが「わかちあい」

         泣いても誰も  オロオロしない

 泣かせておく   そして ティッシュをそっとわたす

     それだけ

      泣くだけ泣けば・・・・少し落ち着くことをみんな体験として知っているから

        泣いているときに  声はかけない

    一日・一日・・…・長い一日が続く
     永遠にこの苦しみが終わらないように思う

    半年~一年~2年~と過ぎていく

       抱えている悲しみは変わらずあるのに、笑えてる自分がいる

       お風呂に入って  ホッとしている自分がいる

        亡き息子に申し訳ないから  食べない!と思っても食べる
                寝ないと思っても寝る

            それが生きるということ

      

         
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