子供を亡くした親と生きている親との比較

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国の自死遺族支援の担当機関の参考資料

   子供を亡くした親と子供が生きている親との精神的身体的機能障害の比較

No.1 青年期・成人初期の子どもとの死別に起因する親の機能障害:

1,051,515名の親を対象にしたスウェーデンでの大規模調査

Functional impairment due to bereavement after the death of adolescent

or young adult offspring in a national population study of 1,051,515

parents.



Wilcox HC, Mittendorfer-Rutz E, Kjeldgård L, Alexanderson K, Runeson B.



■概要■

スウェーデンで16~24歳の子どもを持つ親1,051,515名を対象に、子どもを自死、

事故、自然死(突然死)で亡くした親の精神的・身体的な機能障害について人口

ベースの前向き調査*が行われました。その結果、子どもを自死・事故・自然死

(突然死)で亡くした親は、そうでない親と比較して、30日以上の精神的な不調

による病欠のリスクが10倍以上高くなることがわかりました。また、父親に関し

ては、子どもを自死・事故・自然死(突然死)で亡くした場合、30日以上の身体

的な不調による病欠のリスクが40%高まることが明らかとなっています。この研

究は、初めて“病欠の日数”などの様々な仕事に関連する機能障害の指標を使っ

て、若年の子どもを突然亡くした親の悲嘆や心理的負荷を調べた大規模調査とい

えます。

※前向き調査:最初に健康な人の生活習慣などを調査し、この集団を「前向き」、

つまり未来に向かって追跡調査して、後から発生する疾病を確認する研究手法の

こと。



■書誌情報■

Social Psychiatry and Psychiatric Epidemiology 2015 Jan 1 (Epub ahead).

PMID: 25552253

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