知らされない愛について  (一部)   岡知史(上智大)

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愛というものは知らされないものだと思う
   もちろん知らされる愛もある
僕たちが知っているのは知らされた愛ばかりだ

   プレゼントをもらったり、愛の言葉をならべた手紙を受け取って、愛を知るときもある
しかし、知らされた愛がすべて真実のものであるとは限らない

知らされる愛がある一方で、知らされない愛がある

知らされない愛は永遠に気づかないままではないか。

    そして、それは知らされる愛に比べてずっと深く広く、
ぼくたちを背後から見守っているのだという気がする。

知らされない愛はきっと純粋なのだ。

   報いを求めていないからこそ

愛されるものには決して知らされることはないのだろう
    それは自身を隠しているのではなく
 むしろ知らせるということには何の関心もないのだろう

そして、それが思いがけなく、ぼくたちの前にあらわれたとき

   ぼくたちは  岩かげに眠っている天使の横顔を見つけたような
      驚きを感じるに違いない

続く~~~~~~~
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