グリーフ イズ ラブ

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6月 香港での論文発表  岡知史教授

Grief is love?

 「  悲しみは愛しさとともに」

 愛する人が死んだから悲しい

  こうしている間にも 人は死んでいるが  私は悲しみがない

 それは その人と私の間に 「愛」がないから

      愛の深さが「悲しみの深さ」

   神様や仏様のように   全てを平等に愛してはいない

   人間だからこその 執着する愛

       人類愛と違う  親として妻として夫として
         兄弟として 子供として

     他人を愛するとは違う 愛がそこにある

        万人を同じように愛することは 普通の人間はできないだろう

   私は子供を,健一を 深く愛している

      産み、育て、愛しんで生きた34年

      あっけなく  逝ってしまった

             そばにいるとは思うが

    生で感じられない・・・・・・・・手で触れられない
         わたしのまえから消えてしまった  肉体

      人間の私には   息子とこの世で会えないのが  悲しい

       彼の肉体は  骨だけ  動かない

  この悲しみは   私がこの世を去り・…あの世とやらで息子と会う時まで続く

         でも・・・・・・・・・・明るく生きている(見た目はとにかく元気)

    涙を流すほど大きな声で笑うこともある

         それは  悲しみがなくなったからではない

              そのことが    癒したい人たちには理解できないらしい

    ご近所さんや 知り合いの普通のお付き合いをしている人たちは

        「癒したい」と思っていないようなので

    この気持ちに共感してくれる

   人柄は大切

 美人さんでなくても

   いかつい顔でも

    にじみ出るやさしさが   あれば

           それだけで   ささくれた気持ちが

        包まれる

    言葉や行動に 癒されたと思ってくれる人はいるかもしれないが

      それは その人が  過大に評価してくれているだけ

     その人の  気持ちが海だとして
                      海への一滴であり

一瞬の  安らぎにはなるのかもしれない

       ならないかもしれない

   愛する人との死別の悲しみを  癒す・・・・・・・・・

             という  

                心を抱く人がいると      吐き気がする

   死別のグリーフケアや 心のケア

      傾聴で悲しみを癒す・・・・・・・・・   そんなセミナーや講演会は

      癒したい卑しい心を持つ人で  あふれるようだ

          自分の愛する人との死別の体験をしたら

      研修もセミナーも講演会も    虚しくなります

       ノウハウを学ぶよりは

           自分を高められたら    

              そのままで   やさしい気持ちが伝わり

      何もしなくても   いつものままで

             話したくなるでしょう  悲しい人が  苦しい人が

       あなたと話して   癒されるでしょう  一瞬でも・・・・穏やかになれるでしょう

      光が差し込むかもしれません

 癒してあげる・・・とか

    癒したい・・・とか   ケアしてあげる・・・・・とか

    ケアしたい   ケアしなければ・・・・・

       という気持ちを捨てられたとき
                        求められる存在になるでしょう

      今も・………深くかなしい

  健一を愛しているから            

   

     


      
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