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人間の深さ

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ベランダ

8月18日(土)
「全国自死遺族フォーラム2012」 エルパーク仙台 5階 13時30分~16時30分

基調講演  岡知史氏(上智大教授)
遺族の声 きょうだいを亡くした遺族


「会いたい」~自死で逝った愛しいあなたへ~の本の発売日(8月18日)




岡知史氏のエッセイから

・・・・・・
人間には、それぞれ深さがある。
それを高さといわないのには、いくつかの理由がある。ひとつは高さと違って深さは遠くからは見えない。近くまで行って、その人とかかわらないかぎり、わからない。わかっても、どこまで底が深いか、深ければ深いほどよくわからない。また、高さは他の高さと容易に比べられるが、深さは比べにくい。まして深ければ深いほど、その深さがわからないものだから比べようがない。ただ、ふたりの人間が出あったとき、かばい守ってくれるのはより深い人の方なのだ。・・・・
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養護施設に実習に行った女子学生、彼女は施設でなにを学びたいかと聞かれて「両親がいないことによって、子どもの心がどのように歪んでいるのか知りたい」と言った。
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そんな彼女が子どもたちから受け入れられるはずが無かった。彼女は施設の中で孤立し、寂しい毎日が続いた。
それを見た、小学生の女の子がなじみの保母さんこう言ったという「私は、あのお姉さんに話しかけてあげたい、さびしそうだから」
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少女に声をかけられた実習生の彼女は得意げに、こう報告した「やっと子どもがなついてくれるようになりました!」

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小学生の、家庭に恵まれなかった子どもが、大学生の彼女よりもずっと深くまで見つめていたなんて、彼女には信じられないだろう
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大学生が「歪んだ心」を子どもの中に見つけようとして、刺(とげ)のような視線を振り回していたとき、ひとりの子どもは「大きなお姉さん」を助けてあげたいと悩んでいた。
私たちは、このような小さな魂に救われているのだ、このように顧みられない優しさに。
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こんにちは

田中さんこんにちは。
毎日毎日本当にお疲れ様です。田中さんは普通の人なのに、そして私たち遺族となんら変わりない心の傷(語弊でしたらごめんなさい)があるのにたくさん活動されていてたくさんみなさんからの悲しみも聞いてくれていて、でも動いていると、強い意志を感じるブログを書いていたりすると、強い人のように思われたり立ち直っているように思われたり・・・なんて勝手な想像ですが、私はほんと田中さんとつむぎの会に救われた毎日を送っているので、田中さんにはお体を大事にしてほしいと思ってます。うまくいえませんが・・・。来週お会いできるのを楽しみにしています。
プロフィール

藍たなけん

Author:藍たなけん
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仙台に住んでいます。
青森県津軽生まれ、B型 うお座 
主人と二男と3人暮らし
自死で長男を亡くしてます。
「悲しみは愛」「悲しみは愛しさと共に」「悲しみは私の体の一部」「悲しみを奪わないで」「悲しみを消そうとしないで」などを広めています。

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