自死への差別   故人のみならず遺族にも・・・・・宗教界の対応を望む   野田正彰氏

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自死への差別  「社会に非常な考え」  故人のみならず遺族にも


野田正彰先生は中外日報の論談に書いている

   どうして死んだのか 民事上の手続きで書き残されたものや

  証言等から自死した人の精神鑑定書を作成するように頼まれたとき
  
   私は故人に語りかける

どんな無念の思いを残して亡くなっていったことか

私たちの社会は貴方の苦しみを聞きとる力がなかった、私は少しでも貴方の死の意味を

   知り伝えます、と手を合わせる。

日本社会は毎年3万人ほどの老若男女を死に追い込んできた

   ところが故人を苦しめただけでなく

  亡くなった後、遺族をさらに追いつめる社会であることを

          知っておられるだろうか

 遺族は故人の思い出を整理しながら

     喪失の悲哀に耐えていかなければならない

同時に経済的な困難にも耐えていかなければならない

    精神的にも 社会=経済的にも

  二つの喪の仕事をやりとげねばならない遺族に

 私たちの社会はさらに非常な仕打ちを加えている


   そのひとつは 家族の誰かがアパートの一室で自死した場合である
事例を五つあげよう

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多くの遺族は請求されるがままに密かに支払っているのであろう


自死がなぜ心理的瑕疵なのか・・・・

    病死や孤独死とどのように違うのか
ここには
   死を差別し 自死を穢れた死とする考えが流れている

   遺族がなぜお祓い料を支払わなければならないのか

 いったい
     何をお祓いし、何を清めているのか

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 自死のあった場所を忌み嫌う人々は

  その理由を振り返ってみたことがあるのあろうか

病院に近づくのを恐れず

    人の亡くなったベットや病室で治療を受けることを拒んだり

   入院費の減額を請求しないのはなぜか


   国はなぜ自死を心理的瑕疵とするのか

私たちは

  切腹や特攻隊の自爆死のような権力によって強いられた死を
            美化しながら

私たちの社会に追い込まれた自死をなぜ 差別するのだろうか


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亡くなられた人の悲哀を想うよりも

  自死を穢れた死とする慣習がどれだけ遺族を苦しめているのか


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私たちの社会は亡くなった人に対してだけでなく

    遺族に対してもあまりにも理不尽である

せめて   遺族への負荷を少しでも減らすことで

    故人に「安らかに」と

  手を合わせられる社会に変わっていこうではないか

(一部抜粋)
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