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今日は自死遺族の自助グループの分かち合い「藍の会」

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今日は2006年から開催している自死遺族の当事者だけでのわかちあいの会「藍の会」の開催日
仙台駅前(西口)
パルコとなりのビル 「アエル」28階 エルソーラ仙台(男女共同参画施設)
  14時から~18時
途中参加・途中退席OK

遺族の悲しみや苦しみはひとり一人違う
 でも
自死という死で愛する人を亡くしたという同じ思いはある
 同じ思いをしている遺族がいるという事で、自分だけではないという感覚が孤立を防ぐ

  わかちあいに参加できないという遺族もいる
   そんな時は 遺族同士をつなぐ
活動をしている人も
活動をしていない遺族も
          1年に数人 自分と近い立場の遺族とつながり 話を聞く事ならできる・・・と
      日にちの浅い遺族の支えになってつながってくれる遺族たちがいる
     それが 自助グループ
全国自死遺族連絡会の活動の一つでもある
   支援者や行政が主催だと  それはできない
  というよりは しない

 無報酬   気持ち  こころ  自主的活動  
何も求めない活動だから
     亡き人からの悲しい縁を 大切にと思う


OIP (9)

自死者の6割以上は 精神薬を飲んでいる人たち
 芸能人の自死は9割以上が精神薬を飲んでいた人たち

覚せい剤などの薬物依存の芸能人の多くも 最初は向精神薬

 心中や無差別殺人なども 向精神薬を飲んでいる人たちが多い

後追いも同じ

発作的に死へと誘われる
 衝動的に 殺すという気持ちだけにとらわれていく

  長野の犯人も うつ病・・・・との報道もある
うつ病の人は
  殺人を犯す気力もないのだが
向精神薬の副作用で
   被害妄想が悪化
       理性が奪われ
殺すという事にこだわりが強まったのではないだろうか・・と思った

  それが自分の向くと 自死に至る

 自己肯定感が下がっていく副作用もあるのが向精神薬の怖さ

   情報が氾濫する社会で生きるという事は
情報が正しいのかどうかを判断できる能力がないと 金儲けに利用されていくだけ

  安易に金儲けはできないし、
簡単に
  悲しみから解放される方法もない



OIP (4)


 社会・世間という無責任な 同調圧力にを 気にせず
   自分と家族を大切に…と思う

困っても世間は助けてくれない
  苦しくても世間は救ってくれない

   そんな無責任な世間の評価を気にせず
  自分を持って生きて欲しい

遺族には 凛と生きて欲しいと思う

  自死した人たちのためにも  毅然と生きて欲しい

悲しみとともに・・・


悲しみもまた 愛する人への気持ちなのだから

   悲しみも愛しいもの・・・亡き人への思い
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悲しみは病気ではない

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悲しみは病気ではない!
 何度も書いている
  いつも言っている
     愛する人が亡くなって  「悲しい」のは 病気ではない

  診療所クリニックも含めて医師に診てもらうのは 病気だから。
病気ではないなら医師に診てもらう必要はない

   愛しい人が亡くなり悲しい気持ちがわくのは
    人間として普通の感情
 
1日中 24時間涙が出ているわけではない
      が
笑えない・・・
  普通の事
    愛する人が亡くなって
  以前と変わらず 楽しくて仕方がない・・・としたら
       そのほうが病気

   通夜と葬儀だけ 悲しんで 後はニコニコしていたら
    精神科に行った方がいいよ・・と 誰も言わないのだろうか

  悲しくないよ・・苦しくもない・・・普通・・・

 周りに愛想笑いでもして  悲しいという言葉も言わないでいたら
    安心して
     心療内科を勧めないのだろうか

   精神科の先生に聞きたい
あなたの子どもが死んでも 
   通夜と葬儀が終わったら  悲しみがなくなりますか?

 精神科や心療内科を 勧める親族は多い
   周りも勧める
遺族自身も 行く人が多い

  なぜ?

心療内科に行き 何をしてほしいのでしょうか?
 どうなると思っていくのでしょう

 悲しい気持ちが 軽くなると思うのでしょうか?

愛している気持ちが消えない限り 悲しみは消えません
  
人が亡くなっても
  愛する人でない人の死は そんなに悲しくないと思います

嫌いな人の死なんて・・・どこかホッとしたりします
(残酷ですが)

 心療内科や精神科ってどんな病気をどのように治療してくれる場所なのか

ほとんどの人は
あまり想像したこともなく
なんとなく 漠然と 悲しい・苦しい・・悩みがある・・・精神科に行けばいいんじゃない‥程度の認識だと思う

 つらい・苦しい・寂しい・楽しくない・・憂鬱・・・涙が突然出る
     希望が持てない
     むなしい  
脱力感・気力がなくなる
    まぁ~普通だよね

押しつぶされそうなときは 誰かに話を聞いてもらう
  書く
      ひとりごとを言う
叫ぶ 泣く
   瞑想をする

1人で暴れてみる  お経をひたすら唱える

本を読む
      自分なりに思う事を 我慢せず やってみる

精神薬を飲むよりはいい

著名な精神科医が 薬を飲むよりは  酒でも飲んだほうがまだマシ
  同じ思いをしている人と話すのがいい
と アドバイスしてくれています

愛する人が亡くなって
  精神科の診療所クリニックに通う必要はない

  パニック症状や意識を失うような症状がでたり
   身体に痛みが出た時には
診療所クリニックで薬の処方をしてもらい
  緩和させる
          
絶対に飲むな!とは言わないが
  長期間飲むものではない

 身体的症状の緩和に必要なだけ
    気持ちは
  ごまかしながら  折り合いを付けて行くだけ

   周りの皆さん
長い目でみてください

 焦らせないでください

    悲しみを抱えて 生きていけますから・・・

太古より 人は悲しみを抱えて生きてきたのですから・・・

 悲しみを悲しみと感じられる感性を持つ人間のほうが  より人間らしい人間だと思います。

精神薬を飲んでいる人たちからの相談

OIP (4)
今日も 精神薬を飲んでいる人からの相談電話
 死にたい気持ちが強くなっている・・
   という内容
よくある話

  主治医がいる
「主治医に話したほうがいい」というと・・・これも全員同じ返事が返ってくるが
 「主治医に話すと怒られる」
「医者に話すと薬を増やされるだけ」
「医師を信頼していないから話したくない」
「医師の前では  具合が悪いと言いたくない」
      こんな内容

変ですよね

具合が悪いから医師に診てもらっている
   症状が変化して悪化したら医師に話さないと 医師は患者が悪化している事も知らない

医師に診てもらう時は 具合がいいふりをして
   普段の生活で具合が悪い時は 他の人に助けてもらう・・・・
この段階で医師は必要ない

何で精神科の医師に診てもらっているのか・・・意味不明

  予約の日以外に具合が悪くなっても
精神科の患者は予約の日まで我慢して 他の人に助けてもらおうとする

 変です

精神科 以外は
例えば
  風邪をひき 医師に診てもらってクスリを処方されたが
  熱は下がらず
    高くなっていく・・・
動けなくなってきた

 次の予約日まで待っている人なんて いません
 医師の所に行くはず
 熱が高くなって動けなくなりました・・・と


  精神科に行っている当事者が
治らないもの
治せないもの と 思っているのではないだろうか

 こころは 自分が治らないと思っていたら 治らないでしょう

   悪化して来たら 医師に相談するはず
     ひどくなっているんですけど・・・と。

 医師には 具合のいいふりをして
 医師以外の所で 具合の悪さを改善しようと思っている時点で もう医師は必要ないのではないだろうか

なんで 医者に行き 効きもしない 副作用だけ 山のようにある薬を飲むのだろうか

    意味不明な精神科医療を見過ぎて
         気持ちが悪い

 変な医療 変な医師たち

    まともな医師が少ない 少なすぎ

 精神科医療の世界は怖い

土曜日から疲れで声が出なくなっている
    かなり回復したが
まだ ハスキーな声
  大きな声は出ない
            そんな中で 精神科の医療相談は かなり 大変
医師の皆さん
 患者のお話を聞いてください
    死にたいというお話を聞いてください
怒らないでください
    治してあげてください
治りたくて 医療機関に行ってるんですから・・・

患者を笑顔にしてあげてください
        

精神薬の正しい知識を・・・・・・自死を防ぐために必要不可欠な問題

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芸能人にも
  いつのまにか 精神科に行くのが普通になっているようで・・・
  ここ数年
    芸能人の突然の死が 増えた気がする

向精神薬を飲んでの死ということが騒がれている
  専門家と言われている人たちが「麻薬と向精神薬・・・・・」の注意を話している
   それは向精神薬は麻薬と同じだからです
合法的な麻薬
    それが向精神薬
どちらも脳神経に作用する・・・それも前頭葉
 理性をつかさどる箇所

突発的な死への衝動
         向精神薬によるものが多い
死へと誘われる
    死というハードルが下がる

数百から千錠飲まないと死なないというコメントもあるが
 そんなことはない
数十錠で死んでしまう事もある

飲み合わせが悪いと  10錠でも死ぬ

  睡眠薬も・・・・とん服薬もある

睡眠薬を1日多い人は5錠ほど処方されている人もいる
   
      飲まずにためていることもある

死のうという気持ちではなくても  普通にため込んでいることもある

処方箋がないと・・とコメントしている専門家
イヤイヤ
インターネットでも買える
  代替え薬もある

    製薬会社への忖度なのだろうか

安心な薬という印象を崩そうとしない

   1000錠飲まないと死なないという睡眠薬・・・だとしたら
   効果もないということ

精神薬を継続して飲んでいると
 笑顔が消えていく

または 反対に テンションが高く  喜怒哀楽が激しくなる

   笑顔も ひきつっている

目が笑っていない

   こころは薬でどうにかなるというものではない

愛する人が亡くなって かなしい気持ちは薬ではどうにもならない

就職に失敗したことも  精神薬ではどうにもならない

   落ち込みが少なくなったと思う人もいるが
  単純に  ボーっとしているだけの事

  思考が鈍っているだけに過ぎない

     友人も精神薬を飲んでもできるわけがない

人とのコミュニケーションも クスリでうまくいくわけがない

   人付き合いも クスリではどうにもならない

 一時的に 思考を鈍らせ  深く考えないようにすることはできる
  それは一時的なもの

  ずっと  思考が鈍ったままだと
   人との付き合いはうまくいかない

 精神障がい者と知的障がい者と同じに考えているのが
 現状の支援
    施設も同じ

 だから精神障がい者と言われる人たちの作業が 単純な作業がほとんど

 不安障害の人が
     知的障がい者と同じ作業をしている
 不思議
     なぜ 疑問に思わないのか・・・
       もともと 普通に事務員だったのに・・・

10年 統合失調症薬を飲んできた女性
  今は 単純作業をしている
  1っカ月 働いて 7千円
以前は医療機関の事務員

  以前を知る人は別人だという

  公務員だった男性
    統合失調症だと言われ 15年薬を飲んでいる

   働いていない  働けない
        単純作業の作業所に通っている

  以前の 面影もない
     と その人を 知っている人は驚いていた

精神薬を飲み続けて
 幸せになった人を見たことがない

精神薬をやめて 笑顔が戻り
   幸せに生きている人は知っている

      飲み続けない事
  いつか 突発的に死ぬこともある

また 突然心臓が止まることも多い
(副作用)

50~70の副作用が起こる可能性がある

   癌もその一つ
緑内障もその一つ
腎不全も・・・

死のうという衝動がおこり  気持ちを抑えられなくなることもある

   自死の6割は精神薬を飲んでいる人たちなのだから

眠れない夜に思う事

OIP (1)
眠れない夜もある
 2005年に息子が逝き 今年は2023年
    18年
   今も眠れない時がある
心がざわつくときもある
空しくなる時も・・・
    さみしくて かなしくて・・・
  胸に痛みが走る・・・
     苦しくて涙があふれることは今でもある

もちろん
2005年当時とは違い
  毎日泣くことはない
   でも
あの日から 青い空を見ても 心の底からきれいだと感じなくなっている
 深く 感動することがない

   どこか さめている
     かなしすぎて 自然の美しさにも 息子が生きていたような感動がわかない
 きれいだとは思う
  空も青く きれいだ・・とは感じる・・が
 息子がいた時の様な
  無邪気に心の底から きれいだ・・と感動はしない

  美味しい食べ物も  18年前よりは 美味しく感じられるようにはなった
  でも 
息子が生きていた頃のように
    100パーセント 美味しいと感じない

いつも  どんな時も 息子の死が離れない
    ピッタリとくっつき  私の体の一部と化している

   私が死んだら 私の中の息子も存在しなくなる
      生きていてこそ
  息子が私の中で生きている

   自死遺族との関わりをずっと続けてきた
       数えきれないほど多くの遺族の声を聞いてきた

     「わかちあい」に参加する遺族もいる
  電話だけの人
メールだけの人  手紙だけの人もいる
   法的相談だけの人

 また 通夜と葬儀までのつながりの人もいる

 遺体の発見されない 遺族になれない遺族もいる

   いろんな人たちがいろんな対策?をしている
   国も・・
でも 
若者の自死は減らない
     当然だと思う
  減るような対策はしていないのだから・・・
むしろ
追い込んでいる気がする

自死という事を理解していない人たちが納得するような対策ばかりが目立つ
   パフォーマンスだけ
  対策をやってますというアピールだけ

それを すごい!と世間は認めているだけ

   言葉による暴力が自死に追い込む要因

  いじめ・・・パワハラ・・・
     子供も  若者も  言葉によって追い込まれていく
自己肯定感が低いから…自死に至るといわれるが
     自己肯定感を低くしたのは 他者からの言葉
 
小さい頃から
 得意なことを誉められず
    うまくできない事を指摘される
 
立てば歩めのおや心というけど

 寝て起きたら 早く着替えて
着替えていると  早く顔をあらって・・・
  顔を洗っていると 早く食べて
食べていると
早く学校へ・・・という

学校も同じ
   算数が得意でも 国語が苦手だと
  得意な算数は適当にほめて
    苦手な国語を責める
なんで できないの・・・他の人は出来ているのに・・・

   遅刻しないで欠席もしないで学校に来ているのに
 そこは無視
    落ち着きがない  服装が・・忘れ物が・・・

とにかくうるさい
 大人たちみんなが 子供に対して 注文が多い
 
いい幼稚園  いい小学校 いい中学校 いい高校 いい大学
いい仕事  

 いい大学!仕事って何!

   他者の目ばかり気にして  自分の人生を謳歌できない日本

     自死の多い国 日本
夢を持てない国

   戦争で死んだ人たちの 思いを  私たちは大切にしてきたのだろうか

   若者が笑顔で生きられる社会になってほしい

  私たち団塊の世代は
   間違った生き方をしてきたのかもしれない

眠れない時は
  いろんなことを考えてしまう

 息子は真面目だった
 正義感あふれる ・・警察官
面白い人でもあった
  友人もたくさんいたのに・・・

どうして いないのかな・・・

徳島市に自死遺族の自助グループを作りたい

R (2)
四国には自助グループはない
 ほとんどは県が主催の自死遺族の会

昨年岡先生と一緒に徳島県に行ってきた
県が主催の研修会
 そこで出会った 県の自死遺族の担当者とその後も交流を続けている

  これまでの方法をかえてくれた
 自死遺族という文字を会の案内に使わず「雲の会」としてくれた
 自助グループではないが
   遺族の参加が2人以上あったら  保健師は話し合いに入らない
  遺族同士の「わかちあい」とする
1人の場合は担当者が対応
    遺族が多く参加したら 自分たちだけでの「わかちあい」ができる
徳島県自死遺族の会「雲の会」
今月は5月25日
来月は6月30日
場所は「ときわプラザ」 第5会議室
 時間は 13時30分~15時


   徳島市内に 自助グループを立ち上げたいと考えてきました
 6月~7月  もしかしたら10月?
   自助グループの立ち上げの準備会を徳島市内で開催したいと思っています

四国の遺族の皆さんのご協力があれば  自分たちの集いができます
    広島や関西などから(もちろん私も) 遺族がお手伝いに行きます。

4カ月に1回の開催 1年に3回
      1年間は私も参加して会が軌道に乗るまで応援したいと思っています。
九州には久留米市に「九州モモの会」があります
  四国だけが自助グループがなく
     私が動けるうちに・・・・・・・・と 

 徳島県は自助グループに好意的です
      連携しながら 開催できるかもしれない・・と希望を持っています

   それには
地元の遺族の協力が必要です
   
会は 匿名での参加OK
匿名での会の手伝いもOK
  
  今年度は 自助グループのたちあげに必要な内容での研修会を
     どこかで開催したいと思っています。

    そして 自助グループの定義や基本を共有して

   ずれる事のない 自助グループの継続ができたらと思うのです

遺族が増えない事が目的ですが
   遺族が増えている現在
遺族の居場所を作る事は 遺族として生きてきた年数が長い遺族たちに 手伝って欲しいと・・・思います

  他者は思うようにはならないもの
   思うようにはならない事を前提にして

 ゆる~~く  会を開催して  集える場所を作るだけ・・

     毎月でなくてもいい  半年に1回でもいい
           1回でもいいから
   自死遺族当事者と会うことが  生きて行くための支えとなると  私は思う

   かしこまった会でなくていい
         集える場所   として  存在しているだけでいい  と 私は思う

  ********************** 
町までいくのに 橋がないと遠回りになる場所があって
 そこに手作りの橋を作った人がいる
  粗末な橋

とても便利になった
    手作りの橋を大勢が使うと 補修が必要となる
行政が作った橋ではないから
   補修工事など業者に頼めない
 作った人がコツコツと補修している

いつも同じ状態で 橋を渡れるのは 誰にも知られず補修をしている人がいる

その小さな粗末な橋でも  壊れてなくなれば 不便になる
   見知らぬ誰かのために・・・自分もわたるために・・・作り補修している人がいる

 便利に使っている人たちの中に 誰か一人でも  壊れている箇所を補修する人がいて欲しい

 ほんの少しでも
・・・ゴミを拾う人でもいい、いて欲しい
     
そんなことをいつも思う

   目立たない活動が当事者を支えると思っている

悲しい思いで亡くなった人がいて
  悲しい思いを抱えて生きている人がいる
悲しい気持を抱えていきているからこそ できる事もある

  亡き人たちの為にも 1年に一つでも 無償の愛を種にして まいて欲しいと思う

 一人が1年に1個の種を
  自死 遺族全員がやれたら 約 15万粒の種がまかれる
10年続けたら
150万粒の種が・・・

いつもそんなことを思っています


   

自死遺族の当事者団体

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自死遺族の会
  全国自死遺族連絡会
  自死遺族という文字を入れてある
 ある意味で分かりやすい団体だと思うのだが
      自死遺族ではない人からの相談も多くある

    また・・・自死と関係があることにしての電話もある
例えば
   40年前 17歳だった時に付き合って半年で別れた男性の父親が自死だったらしい

自死遺族でもなんでもない・・・

  生きづらさの口実を見つけたいのだろうか…と思う

     3時間~4時間~6時間・・・と
       1日おきに電話が来る

   精神薬を飲んでいる
       100パーセント・・・

     65年前にいじめられたという電話も・・・
78才だという女性
      やはり精神薬を飲んでいる

   自死遺族からの相談を主としている活動なのだが

     自死遺族以外の  精神薬を飲んでいる人からの電話が多すぎて
       遺族からの電話を受けられない時も多い
本末転倒だと自分で思う

   日本の社会の電話相談やチャット相談の多くは
  精神薬を飲んでいる人から・・・

    長い・・・とにかく長い
         疲れないのだろうか‥と思うが  あちらこちらに とにかく電話している

  医師の診察時間は3分程度  長くて5分

    他の所に話している時間は 一日数時間・・・
毎日~毎日
    うつ病って・・・そんなに元気に話ができる病気なのかな?

   不思議・・・・・・・・

   ダウンロード (1)

   息子が生きていたら今年9月で52才
       2005年11月に逝ってから 18年
 長いようだが
あっという間だった

  息子の命日を18回
あと何回 命日を祈れるのだろうか
    息子を悼む気持ちを あとどのくらいの時間持てるのだろうか
  忘れたくない
    思い続けたい  でも限りはある

   私のいのちが尽きる時  この世で息子を思う私はいなくなる
      自分の事ではなく
    息子を一番に思う気持ちを持ち続けたい
 それには
元気でいる必要がある

    家族にも元気でいて欲しい

    周りにいる人たちも 元気でいてと いつも祈っている

   亡き人たちに見守られながら 生きている
      と
 実感している

      お兄ちゃん
            生きていてほしかった・・
  52歳のお兄ちゃんを見たかった
     叶わぬこととわかっていても

     どうして と思う

なぜ・・と 思う

     やさしさが追い詰められる要因なら
        ずるい人に育てたほうが良かった‥と思う

   真面目が追い詰められる要因なら
    不真面目で  いい加減で 無責任な人に育てればよかった‥と思う

  しかし
それで
いいのだろうか・・・

  息子が生きていられる社会には  今もなっていない

    悪化している気さえする
 
人間の欲望は  無限に増えて行くだけ

     かなしい

お兄ちゃんが喜んでくれる社会からは程遠い現在
    
   虚しさに襲われる

一社)全国自死遺族連絡会は・・・・・・

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一般社団法人全国自死遺族連絡会という団体は
 専属の事務員がいる団体ではありません。

専属の事務員を雇うということは 事務員に給料を払う事になります。
その給料を払うお金をどこから得るのか・・・
  という事が
        NPO法人や一般社団法人など 民間団体には大きな課題になります

   活動をして 利益をあげて 事務員に給料を払うという 団体ではないのです

 委託事業を行政から受けて 給料を確保している団体もあります・・・が
   
    また補助金や助成金で 団体職員の給料や役員報酬などを支払っている団体も もちろんあります

   全国自死遺族連絡会は 
   司法書士に多少の支払いをしていますが

ホームページ管理も・・・税理関係も無報酬

 専属の事務員はいないので  メーリングリストの管理人や
   zoom会議の管理人
             メールの問い合わせに対しての返答
    会議室の確保など・・・・
また
電話やメールやLINEなどからの相談
     活動のほとんどは 無報酬・・・気持ちのつながりでの活動

    遺族と遺族をつなぐ活動も・・・
  つながってくれる遺族がいてこその活動

    会員は募集していますが  会費は無料

 遺族や遺族以外の心ある人たちの  気持ちだけでつながり
 お金は発生しない

    給金を支払う財源はない

    また この活動の最終目標は
    この活動が必要とされない社会

    自死の無い社会  自死遺族のいない社会

     目標はそこにある

   職員の給料の確保のために 活動の継続が目的となることは 
  自死した人たちに
申しわけない

自死した人たちを 材料に金稼ぎはしたくない

        本も含めて  資料等 依頼されても 遅れることも多い
    電話やメールでの相談が殺到する日が続くと
   
 思うように 送れないことも多い

    手紙も 丁寧に一人ひとり に  書く事を大切にしたいと思ってきた
   はかどらない

 ご飯を食べる時間も必要
お風呂にも入りたい
家事もある   あたりまえのように  息子の為の喪の作業もある
   仏壇・・お墓参り・・
       年を重ねると
親族の仏事も増えていく
    
  活動は
    たくさんの人たちの こころのつながりで成立している

  つながりがゆるく  縛りもなく
     崩れやすい面もあるが
 お金が介入しない事での 強さもある

  活動の費用のほとんどは寄付金

  ここ数年は 厚労省の補助金活動もしている
   その前は日本財団からの助成金も頂いた事がある

  自助グループ活動だが
   総合支援を目的としているので
連携している人たちは  それぞれの専門家
     優秀なすごい人たち

  能力の高い人たちと連携しての活動は 自助グループの社会活動には必須

   自助グループには  同じ気持ちを分かち合うという目的と
      社会問題の解決を目的とするという2つがある

   それが自助グループ

   わかちあいから得る体験的知識を土台にして
      社会にある様々な問題の是正に向けた活動をしていく事が大切


   自死遺族の自助グループは
  失われた大切ないのちの意味を伝え
    死んだ・・というだけではなく
    意味のある死に変えていくことが求められている・・亡き人たちから・・・

だからこそ
  自死遺族という活動で 生活費は得ない

  生活費は  他の仕事で得る

      あくまでも 亡き人たちのいのちを 意味のあるものとするための活動なのだから

 悲しい・・・だけで  終わる事のないように・・・と思う

    亡き人たちから  託されたものは何だろう・・と
  いつも思う

       活動を支えてくれている  亡き人たちと
         この世で今を生きている  たくさんのこころのある人達に感謝しながら・・・

    山のようにある
亡き人たちから与えられた課題の解決のために
       がんばります!

   事務員も職員もいない 団体ですが・・・
たくさんの
 気持ちのつながりがある団体として・・・

   自死に追い込む社会的要因の根本が ここにあると思っている

   人の心にやさしい社会

  目標・・・である

   

「わかちあい」と自助グループ

R (3)


 自助グループ
いろんな自助グループがある

息子を自死で亡くしたので
   私は自死遺族の自助グループを広めてきた
子供を亡くした自助グループも作っている

 自助グループを広めているが
    支援者グループを否定はしていない

医師がいる会がいいと思う遺族もいると思う
  遺族だけの自助グループは不安だと思う遺族もいると思う

   支援して欲しい  ケアして欲しい と思う遺族は 自助グループは合わない

自立している遺族が求める場所が自助グループ

     相互扶助 が自助グループの基本

   そして「総合支援」を目的としているのが自助グループ

 遺族同士のつながりも 自己責任の上でつながるのは自由

     会は責任を負うものではない

   だからこそ  支援者の会のように規制はしない

    支援者の会は 遺族同士のつながりを禁止している会があるが
       その理由はあいまい

また、会に参加していない時間まで 禁じる事はできない
  普段の生活まで介入する権利は会にはない・・・それをしたら人権侵害である

 いろんな会があり  どれを選ぶのかはひとり一人の遺族

       誰も禁止はできない

自由に選ぶ権利がある

  私は「わかちあい」は当時者の間でだけできると思っている

  遺族の気持ちは遺族とわかちあう
遺族でない人とわかちあうことはできない


   野球の嫌いな人と ○○チームの優勝とか、○○選手の活躍という野球の話題でわかちあうことが出来ない
   それと同じ

想像の悲しみと 実体験の悲しみとは別物

   どんなに共感力が強くても 想像は想像でしかない

 対岸の火事  産みの痛みは産んだ人にしかわからないのと同じ

  想像の痛みと 実際の痛みは別のもの
それが
いいとか悪いとかいう事ではない
  現実がそうだというだけの事

  想像だけでいいから 共感して欲しいと思う人は支援者の会が合う

  多少の温度差はあっても  体験している当事者と会いたいと思うなら自助グループ

悲しみを治療して欲しいと思う人は 医師のいる会が合うのだと思う

  自助グループのほうが たぶん  ゆるやか
     かしこまらない 自由な雰囲気が漂う気がする

   自助グループを運営する遺族は 支援者になってはいけない

     上から目線になってはいけない

        相互扶助なのですから

    だから  私も聞き役だけにはならない
   私も話す 自分の息子の事も・・・聞いてもらう

   会の後片付けも みんなで行う

     お客さんにならない  お客さんにしない  それが自助グループ

  泣いてもいい  怒ってもいい  笑う事もある

    そして 卒業もある

  手伝いをしてくれる遺族もいる

  同窓会のように  数年ぶりで参加する遺族もいる

     来るもの拒まず 去る者追わず

    いつでも自由に  参加したい時間だけ参加する
       自助グループはそんな雰囲気であることが必要

そして  その日参加した遺族の中で 悲しみの深い人に
     たくさん話してもらう

 日にちの浅い人 や 初めての参加の人

    もちろん  みんなが話せる時間を持てるように する事が 代表の役目

   だから8人になったら  半分の4人4人の2グループに分ける

    1グループ 多くて7人が限界

 自助グループは自助グループの配慮がある
規則もある

しかし 規則を規則と意識させないような配慮も必要

   自助グループを運営する人は 他の自助グループに参加してみることも必要
     いろんな会に参加してみると 
自分の会が客観的に見えてくる

     自助グループの定義などは 自助グループを運営する遺族は知ってほしい
 最低限 定義はしっかりと学んでほしいと思う

   自助グループだと信じて参加した 遺族を裏切らないためにも・・・

第16回 全国自死遺族フォーラム 9月9日  飯田橋

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昨年度の報告書や今年度の申請書等々
   たくさんの書類の締め切りに追われて ブログを書く余裕がないままに
  5月に・・・

 今年度も全国自死遺族フォーラムを開催する
  第16回となる
    9月9日  土曜日  東京・・飯田橋
  フォーラムは1時30分から・・・4時30分まで

 午前中は10時から 会場に着いた順に遺族が参加して岡先生も交えての
  交流会を開く
 12時からは会場に到着している人たち全員で
    サンドイッチやおにぎりなどを頂き
     食べ終えた順に 会場の準備
手作りのフォーラム
  (できる人ができる事を手伝う)
    
参加費は無料
   懇親会もあります(5時30分~) 今年は中華(予定)です
    
北海道から沖縄まで全国から参加があります
(以前 「全国から遺族が参加しています」と言ったら、ある団体系人たちから
        「47都道府県全部から参加してないと思うけど
      全国から参加って大げさに言ってますよね」と大きな声で言われたことがありますが)

上智大の岡知史教授の講演
    「さざれの集い」水戸市 の 代表と
  仙台の遺族の声を予定しています

また 参加者一人ひとりの一声も・・・・
(様々な遺族も含めて  亡き人の自慢をしてもらう事にしています
     ファストネームで・・・)
     
  自死遺族以外の参加ももちろんOK
    もうすぐコロナも5類になります
  
  お会いできたらと思います