
毎日、遺族の相談を受けて17年
数えきれないほど多くの遺族の声を聞いてきた
いろんな人がいる
遺族とはこんな人たちという概念は捨てたほうがいい
と思う
その人が歩んで来た人生と同じように 一人一人違う
悲しみという感情でさえ
表現の仕方も 受け止め方も 一人一人違う
ひとくくりにはできない
ただ
自分の価値観と似た・・近い遺族はいる
自助グループに参加しようと思う人は その価値観は同じなのだと思う
自助グループも様々
主催者や参加する人たちによって雰囲気は変わる
せめて 主催者が同じ信念を持ち続けることが
参加者によって変わる雰囲気も 気にならない程度で済む
私自身 活動の原点は 長男の自死
彼の死に顔が原点
冷たかったからだが原点
遺体に触れた時の・・見た時の・・
あの時の気持ちが原点
決して 忘れることはない
年月は 笑う事もできるようにしてくれる
遺族ではない幸せな人よりも 元気に見えるように生きられるようにもなる
人は見かけでは計り知れない心がある
自分でさえ
思いがけない自分の気持ちと接する時もある
私って こんな気持ちを持つことがあるんだ・・と
こんな一面もあるんだなぁ・・・と 74才になっても発見がある
国や県・市町村が考えていた自死遺族支援の内容に異議をとなえてきた
遺族を追い込むような仕組みを放置して
傷つける事を前提として
悲しい気持だけのケアをしますというのは やめてくださいと。
具体的にこのようなことは やめてください
こういうことは やめてください
と
ひとつひとつ 要望をしてきました
関係する各省庁に。
また警察の生活安全課にも・・・
公安委員会にも・・・
新聞社や 地方自治体にも
それを 上回る勢いで
権力と金を使い
遺族を追い込む仕組みは加速している
目的は 自分たちの自己満足のため
遺族のためにも…自死した人のためでもない
自分たちの
自己顕示欲の満足のために・・・
息子が逝き
ずっと 自死遺族の問題だけを活動としてきた
18年
残りの人生の時間も
自死遺族の問題を・・・と思っているが
次世代に引き継がなければ 目標は達成できない
邪魔が多すぎて 遅々として改善できない
悪化している内容もある
なんとか 道筋をつけたい・・・
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