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支援ビジネス

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遺族が1日一人と決めて相談を受けている人もいる
 チャットやメール相談、電話の相談もだが
  AIに任せて
 相談者の情報を聞き
   危険とAIが判断した事案を人につなげるというシステムの団体も多い
 本当に自死の危険性のある人が
 AIの質問に答え、人にたどり着くのかは疑問に思う
 私が息子を亡くして
  苦しみもがき 未遂をしていた時
    質問されている時間が 苦しかった
  だから途中でやめたことがある


また 活動をしてから
メール相談や電話相談もしたことがあるが
  質問と規約の承諾確認事項が多く 実際の相談に たどり着かなかった
 あきらめてしまった

  元気な時は どんなに規約の量が多くても読み 確認ができるが
    死ぬほど苦しい時はできない

AIの質問も 機械的で(機械だからね)人間味がない

  追い込まれている人は
 人のやさしさに飢えている
    孤独感が高い人を
更に孤独に追い込んでいる気がする

死ぬほどのくるしみから 程遠い人が相談するには
  丁度いいのかもしれない

 そんな人たちは 死なずに生きられる
  相談しなくても生きられる人の 相談に時間と金を費やし

   本当にハイリスクの人の相談に のれるところが少ない

 減るはずがない

  相談を受ける側の自己満足にすぎない


  一人の命を救うのは ものすごいエネルギーと神経を使う
 大勢を
 一絡げにして 救えるわけがない

だから
 訴えてきた
  ゲートキーパー育成をやるなら
    知識ではなく

人柄磨きが必要だと

 目の前の人を何とかしたいと思う気持ちがあれば
   知識がなくても つなげる機関をしらなくても
  学ぶ
とにかく 懸命に探す

 そして  つなぐ  自分もつながるが  救える手段を持つ人や機関につなげる
また
学校の教師なら
  子どもの様子を観察し
      子どもに気を配り  配慮し
親と相談する 上司や教育委員会にも相談する
そして 
怒鳴らない 子どもをバカにしない

 会社なら  働き方の改革や
 一人の人に負担をかけないような 仕組みを作る
 悩んでいる様子が見えたら
  話を聞き
 相談に乗る
 
一人ひとりが  人に思いやりを示せたら
 
人を追い込む社会は 人にやさしい社会への変わる

 身近な人の様子を見て
  変化があったら 声をかける
日頃から
 話しやすい自分を心がける

   そうすることで
 税金の無駄を減らし
  効率よく 対策が講じられると思うのだが

 どこもかしこも
  支援者支援
ばかり

役に立たない内容の研修

   減るわけがない

減らそうと思っていないのかもしれない

減ったら 仕事がなくなるから・・・?

   


     
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フロイトは娘を亡くし、自身が提唱した「グリーフワーク」を否定した

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グリーフケアを提唱した
ジークムント・フロイト先生
精神分析学の有名なフロイトは「喪の作業」「グリーフケア」「グリーフワーク」を提唱した
  グリーフケアを勧めている文章の中で
     フロイトが提唱しているんだから正しいんだと書いている
(岡先生の講演から)
フロイトが40歳の時に82歳の父親が亡くなった
 明治29年頃の事
 その頃の82才は長命だったと思う
   天寿全うの父親の死
「喪の作業」を提唱・実現できた

その後
 フロイトが63才の頃
27歳の娘を突然病気で亡くした
 その時は「喪の作業」がまるでできなかった

 ずっと 悲しみが続いた
  と
フロイトは友人に手紙を送っている

フロイト自身が無理だと否定している
これは
「死別後の悲哀に関するフロイトの見解とその批判」という論文に示されている

グリーフケアは「こころ」以外には興味がない

 いじめによる自死で なにがあったのか学校で調べてもらいたいという遺族の声には応じない

 職場でのパワハラや過重労働などの過労自死にも
   関心はない
賃貸物件の賠償金の請求で遺族が追い詰められていても
  「しっかりと悲しみに向き合いましょう」というだけ
自死という事で受ける
様々な問題には「関係がない」「悲しみを吐き出す場所」と言われてしまう

 誰かが力の強い人に押さえつけられて殴られている人がいて
 その人が「助けてください」と言ったら
「よかったらあなたの、その痛みについて話していただけませんか」と言うようなもの

自死遺族の多くは
 悲しみからの回復を求めているのではない
   悲しみと共に生きて行くにはどう生きたらいいのか・・・と思っている

悲しみを抱えながら生きて行くしかないと思っている
  
亡くなった人を 今も愛し続けている
この気持ちは
   変えられない
 捨てられない
     軽くしたくない  愛を捨てる事は絶対できない

17年目のいまも
 健一を愛している深く・・・20120522202312.jpg





明日、第15回全国自死遺族フォーラムを開催します

OIP (5)

明日10日 新橋汐留TKPビジネスセンターで
 第15回の全国自死遺族フォーラムを開催します

 昨年は仙台でした。
   来年も東京での開催を予定しています

上智大学の岡知史教授の講演
   今年の遺族の声は
    過労自死(パワハラ)裁判中の息子さんを亡くした村山さん

  配布資料は手引き本・ヒューマンライツという冊子など無料です。

参加費も無料です
  会場には軽食と飲み物を用意していますので
       早めにおいでいただき ご一緒にいかがでしょうか
もちろん 無料です

  ご参加お待ちしております。