fc2ブログ

素人でもわかる事

OIP (9)

うつ病とうつ反応・うつ的症状とは
  別なもの

 うつ病はまれにある精神病
     一定の割合で発症するという科学的根拠に基づく疾患
 
急激に増えるという病気ではないと言われている

ではなぜうつ病患者が急増しているのか・・・
それは
 うつ病ではなく
いろんな原因で うつ反応・うつ的症状が出た人を
 「うつ病」と診断している精神科医が原因

  うつ病という患者を増やしているのは 精神科医たち

うつ反応とうつ的症状の人を
   うつ病という精神疾患としてではなく
うつ反応が起きた原因
  うつ的症状が起きた要因
    を 聞き出し
        その要因となっている問題の解決をする事が 必然

  原因を無視して
     症状だけに注目して  うつ病と診断して
   抗うつ薬を処方しても
    何の解決にもならないのは  誰が考えてもわかる事

なのに
なぜ こんなにも ありえないうつ病患者の急増が続いているのか

     それは
製薬会社の宣伝
    マスコミ(製薬会社がスポンサーのCM)
製薬会社と精神科医の関係
  勉強していない精神科医が製薬会社のパンフレットと営業マンの説明を
       受け売りし
         患者を診ているから・・・
また
日本人は医師は善良な人だと思っている
 お医者様という考えの人が多いのもこの問題を悪化させている

  医師だから 人格者ではない
    医師だから善良な人ではない

      金儲けのために なんでもするという人も多い

  あふれる情報の中から
    正しい情報 正しい知識
          自分に必要なものを見つける
    
また 改善しない症状
  悪化していく症状
                増えていくクスリ(薬が増えるという事がどんな意味を持つのか)
   医師の言いなりになるのが
       治療ではない
       症状を抱えている自分と 医師との共同作業が治療だと思う

   悪化している事を伝え
   問題は解決している事も伝え
        なぜ クスリが増えるのかも聞く事が必要

日本の教育の問題がここにもある
  自主性を持たない
   疑問を持たない
          教育

権力ある医師などの言いなりになるだけの国民
    国の言いなりになる国民の育成

教育はどんな国を作るのかの基本となる

  うつ病と
原因があってのうつ反応とうつ的症状
   は 別

だから 家族が自死し
  悲しい・苦しい・寂しい ・つらい・・・
  のは
原因があっての
 悲しい・苦しい・寂しい・つらい・・・・
   だから
    うつ病ではない


 
スポンサーサイト



精神科からの紹介・・・

photo_zukan_04[1]
今日も精神科に通っている遺族から連絡があった

  精神科医からの紹介だという
このような遺族が
   増えている
   たぶん  精神科の受診の割合がものすごく増えているのだと思う

受診をしたのが
遺族になる前なのか
 遺族になってからなのか・・・・・・・・

 聞かなかったが  たぶん以前からのような雰囲気だった・・・


   精神科に家族全員で通い
 入退院を繰り返しているという遺族もいる

   精神科に通い
    誰も治らず
       悪化して  自死があったというのに
なぜ
まだ  精神科医を信じられるのか・・・
  私には理解できない

 治してくれて
    元気になって
 働いたりするようになったというなら わかるが

元々働いていた家族が
  精神科に行き  誰も働けなくなり
    あげくに 自死

なんにも 良くなってないじゃん
  
 悪い方向に行ってるのに

なぜ 精神科を信じることができるのだろう

最初に受診した時の事を忘れているのだと思う
  治りたくて行ったはず
幸せに 元気になりたくて 行ったはず

なのに
 一人自死
  他の家族も 全員 悪化し
家は片づけられない
 身の回りもボロボロ
        
それでも 通うその心は何なのだろうか

私は
息子がパワハラを受け(これは知っていた)
   妻にも暴言を吐かれ 粗末にされていることを知らず
安易に精神科(心療内科)を勧めた
   息子が死んでも
  自分の悲しみを何とかしようと精神科に行き薬を飲んだ

   しかし
  暴れたり 記憶障害が起きたりと経験し
また
遺族の会を始めた事で
   いろんなことを遺族から聞き
多くの自死者が精神科の受診をしている事を知り

精神科という医療に疑問を持った
だからこそ 正しい
    情報を得ようと
       学ばせてもらった

 自死遺族等の研究なんて
  研究方法の基礎となる対象者を
  ランダムに選んだのではなく
   精神科医に依頼し
   自死遺族の調査を実施した(その数16人)

その研究で
  自死遺族とはこのような人たちであるという研究成果が発表され
日本の自死遺族支援の基礎とした
     
だから
 自死遺族の支援の窓口が  精神保健福祉センターや保健所となった

   自死遺族は 精神障がい者がほとんどだという概念があった
 だから
    特別な研修などが盛んにおこなわれ
今も  特別な研修会や
  認知行動療法などという 意味不明な療法を取り入れている自死遺族支援団体もある

  プライドを持ち
  亡くなった人の尊厳を守るためにも
  自死遺族支援がどのような概念で行われているのかを
     知ったうえで  行政などの自死遺族が集う会に参加したほうがいい

    裏で自死遺族の事を
 なんて言ってるのか
  どんな人だとうわさをしているのか
          知ったほうがいい

     私は息子を誇りに思っている
彼は懸命に働き
 家族を養い  真面目に生きた
                  
  誰からも蔑まれたくない
  そのためにも  遺された私は きちんと生きようと思っている

      蔑まれないために
凜と生きたい
    そのための努力を…と思う

 だから
理性を奪う 精神薬は飲まない 絶対に!睡眠薬も!

自死遺族に知ってほしい事の一つ

845bc963314619611bc2109a48509d78adaee167_19_2_9_2.jpg
家族の自死の後に行う様々な手続き

 例えば住んでいたアパートを引き払い
   荷物は捨てたいというのであれば
通常の退去の手続きをする
(自死という事を告げなくてもいい)
*不動産屋や大家が知っていても 普通に退去の手続くを行う
  世間で言われる
  事故物件としての告知義務は宅建法の中にあり
    一般市民に課せられてはいない

不動産の取引きの上での告知義務であって
  借りている側には
    義務はない

大家や不動産屋に自死という事を指摘された時は
 嘘はつかずに認めたらいいだけのこと

遺族側から いう必要はない

また家賃等についての賠償金についても
   口頭ではなく
必ず書面でもらうこと

改修工事費用についても
必ず見積もり書など書面でもらうこと

 慌てて振り込む必要はない
請求書が届いてから
   司法書士などに相談しても 遅くない

急がない事
急ぐ必要があるのは  相続の放棄をする場合
 期限があるので
   放棄については期限内で行うこと

また
破棄する荷物も含めて
   遺品の片付けができない遺族や 全部捨てたいと思う遺族は
普通に
 一般的な引っ越し業者に
     自死という事などいう必要もなく
        依頼する事

遺品整理とは違うので
 普通に 廃棄処分をしてくれる引っ越し業者に頼んだ方が便利
  電化製品も
  衣類も 部屋にある全てを持って行ってくれる

   その中で 一部自宅の持ち帰りたいものがあれば
     少なければ単身赴任用の引っ越し業者に頼むだけの事

自死という事は
  検案書を見ている  
遺族も含めた極々小人数だけが知る情報ですから。

遺族が言わない限り  わかるはずがないのです

 自死という事で
   悪い事をしたかのように 世間を怖がる必要など
 ありません

  悪いのは 世間・社会であって  故人ではないのです

 恥じる必要も
   卑屈になる必要もありません

   むしろ 世間や社会に怒りを覚えて当然の事

  もちろん
 社会の中に 遺族もいます

    事故物件 告知義務 賠償金とか
      遺品整理業者とか

一部を切り取りして
  報道され話題になるので
     惑わされる遺族が多くいるのですが

   告知義務は  遺族に課せられたものではないのです

  不動産の売買や賃貸借契約の中での問題です

     持ち家として住んでいる家が
    事故物件などと  世間から言われる事など 論外です
 
       

昔の写真

20120730170618.jpg
青森県むつ市の役所のクリスマス会の時の写真
 今から43年ほど前
  官舎に住んでいる子供たちが 歌っている姿
幸せで
 楽しかった
     親同士も仲良く  
花壇に植えた
ナスを収穫したから・・・と言っては集まり食べて飲んで
   月が出たからと言っては
    宴会

  リックを背負い  隣の子どもが突然泊りにきたり
母親たちだけで
   食事に行き  途中で子供たちも合流し
  夫たちも集まる

  よく働き  よく遊んだ
    スキーに行き
  北海道にも家族合同で旅行

あの頃
 まさか  この子が 死ぬなんて・・・

 一瞬も考えたことがなかった

  まさか
  自死の問題のど真ん中で生きているとは
    想像もできなかった事

 56年生きてきて知り合った人たちの人数を
  息子が逝ったあとの17年間で 何倍も超えるほど
多くの人たちと出会い
   つながっている

   年を重ねると
出会いも多くなるが 別れも多くなっていく

 
田舎の古い家の時の池の前で  養父母と長男と24才の私 今から49年前
20120703174624.jpg

ひとりごと

kurisumasu.png
アメブロも書き
 FC2のブログも書いている

  「会いたい」の本を数か所に発送~
明日も
 手引き本などの発送が数件
   
   手紙も書きたい
        資料も同封したい
 
最近
  忙しい合間をぬって  編み物をしている
     夫にも・・・
 4枚 編んだ

    遺族になる前
60歳で仕事を終えたら 糸を紡ぎ 染め 機織りをして
  洋服を作ろう・・・
糸を紡いで
  編み物をしようと 思っていた

息子が逝き
   遠ざかっていたのだが

ストレス発散に いいかなと思い
   合間に針を動かしている

   糸は
      好きな色のリネンや綿糸
     夏用

   一日の多くは
    自死族の問題に関する作業
相談電話やメール相談
   チラシの作成や
 手引き本の発送
    
もちろん
家事もある
仏壇の掃除や お花も・・・
   
健一がいない事が今も信じられない
   どうして死んだのか
     わからない
あんなに  死にたくない人だったのに
  なんで
     頑張って逝こうとしたのか

  どんなに 苦しかったのか・・・想像ができない

Twitterをのぞくと 自死遺族が大勢書き込んでいる
こんなにも
多くの自死遺族が声をあげていることに驚く
 Twitterの世界だけだけど

  ブログも遺族が大勢書いているらしい
  
 生活が自死の問題が中心でまわっている
    2005年の11月から
 ずっと 一日も自死から離れたことは無い
   
    
     自分の無力を痛烈に感じ
       空しくなることもある

   でも
     生きるなら  自死の事にかかわりながら生きるしかない
    
  少なくとも
     自死遺族の悲しみを  精神科医療につなぐ対策だけは
      なんとかしたい
    
   自死は死にたい人が死ぬのではない
     ということも広めたい

  精神薬の害も伝えたい

    この世を去る日まで 間に合うだろうか・・・

こころのケアって何?

OIP (17)

上智大学の岡知史教授の
  ボランティア・・・・についての話題の中で印象的なエピソードがあった

車いす利用者へのボランティア募集をしたところ
   「こころのケア」「悩みを聞く傾聴」をしたいという学生が殺到
理由は
「車椅子生活の人は 何らかの悩みを抱えているに違いない、
   問題を抱えて苦しんでいるはず」
だから心のケアが必要
  だから傾聴が必要


募集した内容は 外出時に車いすを押すなどのサポートのボランティア
 
また 車いすでバスに乗ろうとしたら
 押してくれている人に話しかけて 利用している本人は無視の運転手

  また
臨時に車いすを押すボランティアを依頼したら
  ボランティアは
車いすの人に 赤ちゃん言葉で話した

またエッセイ集「知らされない愛について」の中に
 「ゆるされてあること」というエッセイがあるが
 ある日
友人の車いすを押してあるいていると
大学生が近づいてきて
  大人が子供に話すような口調で車いすの友人に話していた
「うん わかったから」「じゃあそこでまってるから わかったね」
 「それでいいのかな。だいじょうぶだね」  と。
その学生は車いすの彼よりは
  3つくらい年下のはず

傾聴が必要な人もいる  多いかもしれない
でも
 傾聴だけが求められているわけでもない

    自死遺族だから
  こころのケアが全員に必要と決めつけている
   これまでの自死遺族支援に疑問を呈してきた
  16年間ずっと
傾聴を求める遺族もいると思う
    しかし 全ての遺族ではない
ましてや
  目の前の遺族が
     違う事を求めているのに
 こころのケアを・・というのは  どうなのだろうか

  自死遺族がいろんな問題にボコボコにされているのを見た支援者が
    ボコボコにされている問題には見向きもしないで
叩かれているのを無視し
   「こころのケア」をしましょう

という のが  今も続いている自死遺族支援
行政も民間機関も
   ほとんどは心・・悲しい気持を傾聴する支援

 その先にあるのは
   遅延性悲嘆  複雑性悲嘆 とう事での
    精神医療の対象のかなしみ

    クスリの処方がはじまり
さらなる
悪夢への人生となっていく

   そうなると
 やっぱり
自死は遺伝  やっぱり自死は家族の問題

  精神的に問題のある家族に自死は起きる・・という流れが作られていく

 車いすは 乳母車ではない
   勘違いしないでほしい

  自死遺族も  自死遺族という人種ではない

   皆さんと同じ人間です
悲しみもまた
皆さんと同じです
  愛する人が突然亡くなって悲しいのは  普通の事です
特別に異常な
悲しみを抱えた人たちではありません

しかし
自死だからこその
  悲しみ以外の様々な問題も あります

 その問題の解決のための支援も考えて頂きたい

     自死遺族支援をしているのであれば
         こころのケア以外の問題の解決方法も支援して欲しい

そもそも こころのケアって
 何でしょうか

自死への偏見と差別を生む ウエルテル効果という言葉

大文字
毎日60人以上の人たちが自死で逝く国日本
 韓国も多い

WHOの定義通りにカウントすると
 10万人を超えると言われる自死者数
    発表されている人数の5倍が実人数

不審死の○○パーセントは自死とする
  行方不明者の
1年目の○○パーセント
   5年目の○○パーセント
 は自死とするなど 細かく定義づけされているが
  日本は守っていない

また多くの国は
 未遂後72時間以内の死は自死としているが
  日本は24時間以内としている
早く発見され救急搬送されて
  24時間以上経過した後に亡くなった人は
  自死にはカウントされない

 日本には日本の事情があるという事らしい

  ならばマスコミ対応についても
   WHOのガイドラインを振りかざすのではなく
  日本の事情に反映されたガイドラインを作ったらいい
でも
自分たちに都合がいいときだけ  WHOのガイドラインを持ち出している

自死という認定の際にも WHOの指針に従ってほしい

原因動機別については
   不確かなままで 発表している

ウエルテル効果という言葉も  最近よく耳にするが
   一部を切り取っての印象が強く
  自死への差別を広げている

 悩みも何もない人が 幸せに暮らしている人が
  有名人が自死したから
  私も俺も死んでみよう・・と 死ぬ人達がいるという印象

  悩みや苦しみがある人の中で
    影響を受ける人はいると思うが

  幸せな人が 有名人が死んだから  死のうと思うなんてことはありえない

 自殺対策基本法も  自殺総合対策大綱も
    自死は個人の問題ではない
その多くは 社会的要因によって追い込まれた末の死であるとして
   誰も追い込まれない社会をめざすとし
多額の税金を投入し
  取り組んでいる

なのに
なぜ 国も含めて 国に代わり自死予防の中心となっている団体が
   ウエルテル効果などと騒ぐのだろうか
   
増えた!増えた!と騒ぐのだろうか

自死の予防は まずは教育改革
 そして
   労働問題・学校問題も含めて様々な要因となっている社会問題の改善
また
相談機関の周知と 親身になって相談に乗ってくれる相談者の育成
 傾聴も必要でしょう
 しかし傾聴だけではない
 具体的問題の解決に導いてくれる人たちの存在が不可欠

  問題を解決することなく
    精神科につなぐだけの相談先では
      自死は減らない
また
  働けない人たちを増やすだけ
笑顔を奪う支援に過ぎない

精神薬は
 長く飲めば飲むほど
  笑顔を奪う
幸福度は下がり
    自己肯定感も低くなり
  気力を奪い
    一定数の割合で  死にたくなり
更に一定の割合で
 衝動的に自死に至る人たちがでる

風邪薬のタミフルという薬を飲んだ若者たちが
 突然 ビルから飛び降りたのと同じ

精神科の通院日に
   主治医に診てもらい
帰る途中で
  ・・・・・というケースも多いが
    副作用による自死だろうと想像できる

  製薬会社という  想像を絶する金を持つ会社の宣伝の力と
   その金の恩恵を受けている精神科の医師や様々な人たち

自殺ビジネス団体も・・・

 自死が減ると困る人たち
   精神疾患者が減ると困る人たち
クスリを飲む人が減ると困る人たち

一見
  自死者を減らすために やっているようで
     やってはいない 対策

 だから減らない

有名人が亡くなったから
 自死が増えたという報道はやめてほしい

 自死への差別と偏見をうむだけ

   簡単に死ぬ人達  という ・・・・

本当にやめてほしい







  

遺族と精神薬

0bd3dcd7161e6ac340ab8cecfc80fdab.jpg

遺族と精神薬の事例で
  回復した話がない

 今朝 facebookを開いたら
  真っ先に ある人のページが目についた

   死にます  さようなら
  という内容

この人とは ある人を介してあったことがある

 奥さんも精神科に通院して自死 
  娘も精神科に通院して
     薬漬けで  入退院に繰り返し
  息子も薬漬けで
     未遂を繰り返している

この人も 薬漬けで  死にたくなっていた

服装もボロボロで

    以前は市会議員を目指すくらいの人

自治会長もやって
  よくマスコミに取り上げられていた人

クスリをやめたほうがいいよ・・・
  と  アドバイスをした

医師も紹介した

でも  この人は 大学病院の精神科を信頼し
   クスリに疑問を持たなかった

たぶん
  あれからも  クスリは増えていたに違いない

一昨日の女性の遺族も同じケース

ボロボロだった

精神薬を絶たない限り
  亡き人を偲ぶ心も忘れ

ただただ
 苦しく 死にたいだけの毎日

    でも
本人がその気にならないと  クスリはやめられない

芸能人の自死の多くに精神薬が存在する

  自死全体で見ても
 精神薬を飲んでいた人の割合は 6割以上
(健康問題となっている)

女性が増えたのは  もしかしたら
  精神薬の影響かも・・・・・・・・とおもう

もともと 女性の精神薬依存は男性よりも多い
未遂ももともと女性が多い

この人の家族は このままいくと
  全員 精神科に通院しながら
       自死しそうな気がする

後追い自死のほとんどは
   精神薬を飲んでいる

   悲しみは病気ではない

  遺族が 悲しい気持ちを なんとかしたい と思い
  精神科に行くのは
   やめたほうがいい

多くの人は  飲んだら やめられなくなると思う

飲むのは簡単
  やめるのは地獄

飲んでいる遺族には
  精神薬をやめるように 必ずアドバイスをするが
多くの遺族はやめるのだが
  やめられない人もいる

やめられない人の  月日が過ぎた状態を見るのが怖いくらい
  悪化して
以前の姿が想像できないくらい
 
 ひどい状態の  精神病者に仕上がっている




祟りという考えの矛盾

450-20110525002645147439.jpg

先祖がたたるという話を聞くと
   いつも不思議に思うことがある

先祖が
子孫にたたって 子孫を困らせるようなことをするだろうか・・・と

自分が死んで 子孫にたたるだろうか

 子孫が繁栄してこその  先祖供養
  子孫が
    苦しみ 死んだら  誰も供養をするひとがいなくなる

 冷静に考えたら
   子孫を苦しめる先祖はいない

そもそも
 亡くなった人に  そんな力はない

 亡くなった人に 力があったら
 ヒトラーも
  プーチンも存在しない
彼らの子どもたちも
  祟られているはず

殺人者も 幸せに暮らしていけないはず

   でも 戦争で多くの人を殺しても
 英雄になるだけで
   祟られていない

 祟りという考えは
 生きている人が作り出したもの

 うまくいかない時
  自分や社会のせいにしないで

死んだ人のせいにする

 祟りがあるという人ほど  
     亡くなった人に力があると思っていない

 亡くなった人に祟る力があると信じていたら

嘘はつけない
  脅せない   死者を愚弄したら 祟られるはずだから・・・

 生きている人たちが
   亡き人が何もしない事をわかっているからこそ

死んだ人のせいにして
   あーだこーだというだけの事

  亡くなった人は 煩悩の無い極楽にいる
魂という世界にいる

静かにやさしく見守っていてくれる

   亡き人の匂いや気配は 感じるが
     悪さはしない
生きている私を心配して
  感じさせてくれる

    それを どう感じるかは 私の感性しだい

  
  情報が氾濫している社会に住んでいる私たちは
     惑わされず
 自分の価値観を持ち
   自分で選び  自分で決めていく

先祖の 祟りがあると
   信じて   先祖を恨み  
      生きて行くのか
先祖が見守ってくれていると信じ
   先祖を大切に思い
 生きて行くのか・・・・


   自死遺族が
      更に 自死することだけは  防ぎたいと思って活動してきたが
    無力を感じる

 悲しみにつぶされないでほしい
  自責の念につぶされないでほしい

    亡き人を 大切に思う気持ちがあるなら
        生きていてほしい

苦しみも 悲しみも 
  亡き人への愛の裏返しなのだから

 愛を貫き
  愛し続けて 亡き人が 迎えがくるまで生きていてほしい

   必ず お迎えにきますから・・・・その時まで

いっぱい 思いだし
いっぱい悲しみましょうよ

   亡き人のために

往生していますから・・・

祟りがないと証明するためにも  元気で・・・
   
      

人にやさしい社会を作れる人

141208_8877.jpg
自死遺族という世界も
  社会の一つ

ひとつの社会であると  ずっと 言い続けてきた

自死遺族という特殊な社会ではない

   だから 多種多様な価値観を持つ遺族が存在し
    知識のある人もいれば
  無知な人もいる

大金持ちの人もいれば 貧しい人もいる

    やさしい人もいれば
       ずるがしこく 悪人だっている

 謙虚な人もいれば
  傲慢な人もいる

   数千人の遺族と 接する機会をいただき、自分も遺族として生きている
       私は 痛感している

遺族とはこんな人たち  という くくりはできない

   いじめもあれば  誹謗中傷もある

一般社会と同じ 遺族という社会がある

   戦争を経験しても
   戦争に反対する人もいれば  戦争を認める人もいる社会があるように

やさしい人たちが追い込まれていったのに

   やさしさを  思いやりを  忘れて
   ・・・・・いや・・・
自分だけはやさしいと勘違いしているのかもしれない

   また
      遺族なら 支援者に何をしても許されると思う人もいる

そこには
  何かが欠けている気がする

  亡くなった愛する人のまなざし
ではないだろうか

  自分の姿・・行動・・言動を  亡き人が見て
どう思うのか・・・
    嘆いていないか・・・・・・
       呆れていないか・・・・・・・

亡き人に見放されたら
  遺族は 遺族ではない

     亡き人に見守られ  亡き人のまなざしと共に
          生きている
それが
  遺族ではないのだろうか

生きている人  全てが遺族であるが

あえて 遺族という事を意識して生きているならば

    亡き人を忘れてはいけない

  亡き人を忘れていることは
    亡き人が一番知っている

キツイ性格の私は
  息子を思う いつも  いつも
 自分の行いを
  息子が見て どう思っているのか  意識している

生きている人はごまかせても
  亡くなった人の目はごまかせない

幼い頃から
 明治生まれの祖母や
   育ての両親に言われたのは

 天の神様が見ているよ
  山の神様が見ているよ
  便所の神様が・・・
火の神様が・・・



そして
  食べ物をこぼしたり 落としたりしたとき
「食べたい神様がいるんだね」とも・・・

また 仏壇に供える前に食べたいとおねだりした時は
   仏さんより ご先祖さんより
 生き神様が先だね!と
 笑いながら 食べさせてくれた

亡くなった人たちは
  何もしないよ・・・
生きている人が怖いんだよ・・・とも


育ててくれた家は
祖父母も 両親も 子どもをなくしていた

そして その亡き子供たちを思い
 生きている私を大切に
 また 他人をも 大切にした人たちだった

亡くなった長男も
  その恩恵を受け  愛されて育った

やさしい人に育った

  それが  追い込まれた要因の一つとなったのは
      悔しい

でも
やさしい気持ちは 持ち続けたいと思っている

 

遺族という生き方をする人たちもまた
  一つの社会
・・・・・・・・・・・

様々な人たちがいる・・・が

  亡き人たちを意識したら
    少しだけ
  他の社会よりも  やさしい社会になれる気がする



   

    
      

誰のための自死の対策なのだろう

b36b178f72c56c55125a7ef09e197aea[1]
また芸能人が亡くなった。
 一般市民が毎日60人以上 亡くなっているんだから
   特別なことではない

 自死の予防ということで 税金を投入し対策(?)をたてているが
    高止まりになっている

ある団体が 自死の予防の中心となってから
  減っていない

どんなに 立派なことを語っても
   どんなに 世間が褒めたたえようとも
減らなければ
意味がない

   自死は 問題に焦点を当てて
     根っこから  人を追い込む要因を是正したら
必ず減る
  効果は出る

   大局を見据える力と
     個々一つ一つの問題の解決があってこそ
  減る

  一人ずつなんて・・・という人も多いが
  一人のいのちを救えずに
    多くの命を救えるわけがない

   私は息子を救えなかった
   その後悔から
  息子の場合は どうしたらよかったのかと 考えてきた

 今なら  息子の命は救えた!と自信を持っている

今更 だけど
   こうしたら生きていたと確信を持っている

  多くの人たちには響かない言葉だけど

   1年に1人のいのちを救ったと言える人が100人いたら
   100人のいのちが救われる

47都道府県で
    それぞれに一人が 一つの命を 救っただけで
   47人のいのちが救われる

そんな人たちが
  日本で10,000人いたら  1万人が救われる

    10万人いたら
  10万人の命が救われていく

       1年に たった一人でいい
 
気がついたら  救いの手を差し伸べてほしい

 いじめも 見てみないふりをしないで
   被害を受けている人に
    声をかけ 
        教師にも 教育委員会にも
  親にも
      新聞記者や 警察官にでもいい
  いじめられている子がいると伝えるだけでいい

パワハラを受けている同僚や部下がいたら
   労基署に通報しよう
法テラスでもいいから弁護士に相談しみよう
           見て見ぬふりをしない事

 また
自分がいじめたり パワハラをしないように心がけよう

    暴力も・・・虐待も
                 借金もほどほどに
 身の丈にあった生活をしよう

  相談を受けたら
     こんなことで死ぬはずがない!と思わずに
     真剣に向き合い
自分が解決できない時は
   誰かに相談して  その人の問題を解決してあげてほしい

   愚痴なら
  愚痴をひたすら聞いてくれる支援機関(傾聴電話や傾聴の会)などを
紹介しよう

 話し相手が欲しい人には
   傾聴電話や お寺や教会
        
若い人は  ツイッターやLINEなどでの
   ツールもある

   見てみないふりをしない事

    気がついたら 行動を・・・・
よけいなお世話!
  と
  言われようが
       生きていてくれたらいい

そして
教育改革が 必須


  今日のTBCテレビで
 ウクライナ問題についての授業を報道していた
戦争を終わらせるためにはどうしたらいいのか・・という事を
  生徒たちと教師たちとで
 対等に意見を述べていた

   押し付けるのではなく
     なぜ?どうして?

違う意見を認め合いながら  議論をしていた

  社会を動かすのは教育だと  改めて痛感した光景だった

このまま
独裁政治のような
   自死の対策では
  減ることは無い

マスコミ受けするような
   幸せな人たちが満足するような

 追い込まれている人には届く事のない

視野の狭い 対策がいつまで続くのだろうか
     
自死の予防にかかわっている
有名な若い人達は
  年寄りを 古いというが
        老若男女問わず
 共に
  社会を変えて行こうとする気持ちのない人は 若かろうが年寄りだろうが
       追い込まれて自死する人たちの気持ちとは程遠いところにいる

  いろんな意見を聞き
   多種多様な  方法を認め合い
         共に  人にやさしい社会にしよう・・という心が
自死の対策には重要

やさしい真面目な人たちが追い込まれていくのですから・・・・

ひとりひとり
  地道に  確実に・・・
  減らす事
   

亡くなった人のために

a7cd0e8327de25556d5a10f01ddbfb88.jpg
愛する家族を自死で亡くして
精神科に行く人たちがいる
  職場や親族に勧められていく人も多い
なぜだろう
 「悲しみ」を和らげると思うのだろうか
   「悲しみ」を薄めるとでも思っているのだろうか
  冷静に考えれば
   精神薬は「悲しみ」を取り除くことはできないことはわかる

胸が痛い!とか
極度のストレスで 血圧が高くなりすぎて  失神してしまうとか
   胃が痛いとか
  身体が震えるとか・・・

精神薬には
身体的症状が出た時は 一時的に抑える作用はあるだろう

しかし
「悲しみ」そのものを  緩和させることはできない

   また睡眠薬(睡眠導入剤)は
   興奮して眠れない時に飲んでも  
         効果は薄い
   睡眠導入剤は  「寝よう」と思う気持ちがないと効果は低い
 眠らないと思う気持ちがあると
  その気持ちのほうがクスリよりも強く
     暴れたりする副作用につながることもある

精神安定剤も睡眠導入剤も抗不安薬も
  一時的に飲んでもいいけど
   3カ月半年以上は続けない事である

  「時」
     「涙」
「話」
   この3つが「悲しみ」には必要です

「話」には
  遺族同士
     お坊さんや尼さん
牧師さんや神父さん
       カウンセラー
  自分のこころと相談しながら
いろんな人と話すことも
    あり・・・・かな


   書く事もいいかもしれない
本を読むこともいいかもしれない
   お寺巡りもいいかもしれない

自分にあう 「悲しみ」の抱え方を
 もがきながら
    探し  自分なりの「悲しみ」の抱え方を見つけてほしい

 時とともに 変化するかもしれない
   しないかもしれない

  精神薬を飲むよりは  ずっと効果がある

    精神薬を飲み続けたら
       人間性が壊れていくだけ

そうすると

精神科医も含めて 世間は「やっぱり」
    「自死した人がいるからね」と  いう

 精神病も遺伝  自死も遺伝
 という
差別的な見方が世間には強く存在している

   自死した人を 悪く言われないためには
    遺族が
  凛として生きる事

それしかない
精神薬なんて飲んでる場合ではない

   ビタミンB類を多く摂取し
     演技でもいい
         元気そうに振舞うと   元気になって行く

悲しみを抱えながら
元気に生きる
     幸せにはなれないけど 元気になら生きられる

それは
自死した人たちを悪く言われないために・・・です