
平成21年の9月
本気でこの国の自殺を減らす気持ちがあるなら
自殺対策に当事者の声を反映させてください
「遺された人の苦痛を和らげる」という前に
自死遺族を苦しめる行政の対応を見直してください
という チラシを作り
日比谷公園前の厚労省の前で配った
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「いじめはなかった」「自死ではなかった」
「自殺は勘違いによるもの」
学校内でのいじめを苦にして自死した両親が教育委員会から
受け取った調査報告書には
明らかな嘘が記載されていました。
「自死ではない」ことにされた報告書さえ存在します。
学校の問題を教育委員会が調査するのでは
学校側に都合の悪い事実は隠蔽されます。
親の願いは
「真実を教えてほしい」ただそれだけです。
学校から
完全に独立した第三者による調査機関の設置と公正な調査を強く希望します。
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「死体検案料は13万7千円です」
「今すぐ 現金で支払わないと遺体をお渡しできません」
警察医の言い値で決まる検案料。
現状では同じような状況での検死でも金額は
無料から10数万を超えるものまで様々です。
政府による死体検案料に関する明確な基準の作成をお願いします
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「自殺のあった物件には心理的瑕疵が発生します」
「自殺だから気味が悪いから 賠償金の支払いはあたりまえだよね」
という 不動産屋や弁護士
不動産取引において
自死だけを特別に差別した民法570条の法的解釈を見直してください。
自死がうつによる病死であり
忌まわしい死でないなら
自死があったという事実は心理的瑕疵になりえないはずです
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「死ぬくらい嫌な仕事ならやめれば済む」
「残業も休日出勤も皆がやっていることだから認められない」
「勝手に働いて勝手に死んだ、迷惑だ」
「くたびれの死だ」
県の精神保健福祉センターの所長が
相談に訪れた自死遺族に言った言葉です。
過労自死で家族を亡くした人も
労災申請手続き中に労働基準監督署の審査官から同じような言葉を言われています。
最低限
自死遺族や過労自死に関する業務に携わる担当者が
適切に対応できるよう、指導をお願いします。
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「単なる家出や行方不明くらいで
あなたのところにかかわれません」
「警察犬を派遣したらいくらかかると思ってるんですか」
「男とでも逃げたんじゃないんですか」
「借金でもあって逃げたんでしょ」
「あなたで108番目だから、すぐにはできません」
警察署で警官から言われた言葉
その後捜索は行われず
大切な家族はすぐ隣の警察署管内で4か月後ほぼ白骨化して発見されたが
届を出した警察からの連絡はなく
新聞記事を見て 隣の警察署に駆け付け照合
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このほか たくさんチラシに掲載し配りました。
このような内容で
各省庁に要望書も提出し
話し合いの機会も持ってきました。
変化は ほぼないに等しく
変わろうとさえ してくれません
自死遺族支援って どのような事を指すのか
あらためて国に聞いてみたい
自死遺族支援のための予算は毎年1億円計上されている
どのよう内容の自死遺族支援に 使っているのか
知りたい
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