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核心に踏み込まない うわべだけの自死の対策

pcd2-042[1]
何事も
核心に切り込まない対策や支援
 それが日本

自死の防止や予防
 

社会的要因といいながら

パワハラだ、過重労働だ
 学校問題だ 貧困だ 連帯保証制度の問題だ
 といいながら

サラリと うわべだけ やって
  核心には触れない
 触れた人はたたかれる

東日本大震災の原発問題も 現実を直視しようとしない

自死の問題も 核心をつくと 
   スルーされる
見てみないふりをする

まるで学校のいじめと同じ

 そして
核心について 問題提起すると
  マスコミにも世間にも嫌われる

世間も 耳障りの言い
  言葉を好む

自死という問題は 自分とは関係のない世界のこと
  かわいそうな人を
 助けてあげましょうよ・・・
   相談して!
話を聞いてあげますから!
   相談電話があるわよ・・・ほら!ここに・・・

 死にたい人を助けなきゃ
     ほら!電話相談・ほら!SNS相談
 あるのよ・・・
知らないんでしょ
 かけなさいよ・・・・・・・
話を聞いてくれるんだから
・・・・・・・
こんな感じかな

それもほとんどが話し中が多くつながらない電話
つながっても
はい!はい!そうなんですね
 おつらかったですね おつらいですね
  苦しかったのね
  よくがんばったわね
    相談してくれてありがとう
 そうなの・・・
    大変だよね
   はい・はい・・
   そう・・・・・そうなんですね
   という言葉で終わり

 傾聴のみ

働いたことのない若者
   学生のアルバイトの傾聴当番

40歳の家族を抱えた
労働問題や
   パワハラの問題の具体的解決のアドバイスができるだろうか
できるわけがない
  できなくて普通

 SNSで
 複雑な悩みを 伝えられるだろうか

  以前 2年ほど遺族の会に参加していた人の面談相談をしたとき
    15時間かかった
その15時間過ぎた夜中に
 やっと1歩だといわれたことがある
朝の10時から夜の1時過ぎ

   やっと1歩

  SNSでつたえられるだろうか
電話で伝えられるだろうか

   昨日も1時間半・2時間が3件
 
   それでもほんの一部

   本気で取り組もうと思うと
      これが普通
これでも足りないくらい

  また
相談を受けると同時に
 この人たちの悩みの要因の解決にも目を向けて
    働き方や
パワハラ 教育 ・・・・・
 考え方等
     様々な問題を提起して その要因となっている問題の是正もしようという気持ちも持たなければ
永遠に悩む人は増え
  エンドレスで悩み相談が続くだけ

 相談も受けながら
  人を悩ませ苦しみへと誘う 人を追い込んでいる問題にも
  切り込んでいかなければ
根本的な対策にはならない

相談電話が必要とされない世の中
    支援団体が要らない社会

  目指すのはそこ

しかし
 今までも 今も
相談機関、支援機関 支援者天国の日本

 相談電話や  支援者が足りないとか言っているが
  それは
社会が住みよくなっているのではなく
 悪化していることを意味する

  うわべだけの対策をそろそろやめて
 本気で
核心に切り込んで
対策に取り組まないと
 働く若者が減ってしまう

年寄りだけが残っても
未来はない

聞きたくない 知りたくないことも
  受け入れ
そこから
 自死の問題に取り組んでもらいたい

 と
    心から願う

著名な支援団体
  国の役人 議員 支援をしている方々
    への
 お願いです

核心に踏み込んでください

見てみないふりをしないでください
      
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自死遺族の個人情報の漏洩が危惧される指定法人の存在

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 平成21年度
「本気でこの国の自死を減らすきもちがあるなら
自殺対策に当事者の声を反映させてください」

というタイトルのチラシを東京の厚労省の前や内閣府の前で配り続けたことがある

平成21年度は自殺対策関連予算として158億円が計上され
6月には地域自殺対策緊急強化基金としてさらに100億円の追加投入が決定。
自殺対策基本法の下、政府や地方自治体が自殺対策に取り組んで3年が過ぎようとしています。
しかし・・・
とチラシの内容は続き

「遺された人の苦痛を和らげる」という前に
自死遺族を苦しめる行政等の対応を見直してくださいとお願いした

あれから
13年が過ぎ
 現状は何も変わっていない

相変わらず行政の遺族支援は「悲しい話をする会」の開催だけ
 しかも地域によっては半年・1年が過ぎてもまだ悲しい気持ちが残る遺族は
   精神科医・精神保健福祉士との面談
精神医療へとつないでいく

そこでは
第三者調査委員会のことも
労災申請のことも
後見人のことも
 相続のことも なにもアドバイスはない

ただただ 悲しい話をするだけの場

  今日も賃貸マンションの賠償金と修理費用に相談があった

  第三者調査委員会の相談もある
 知らなければ 設置を求めることしないまま 時効を迎えてしまう

事故物件という考え方や法的な賠償責任
 お祓いという考え
お祓いをするということは 穢れている死という考え
   自死が穢れた お祓いをしなければならない嫌悪感を抱く死であるという考え
 それを容認していいのだろうか
 私は許せない
息子は死んだ
息子はお祓いの対象ではない
  優しい息子は 
祟りませんから
 誰のところにも 顔を見せませんから

 悪さなんてしませんから

悪さをするくらいなら自死していませんから

 そんなことの請求に疑問を思う遺族に
   相談に乗ってアドバイスしてくれる団体や行政機関はない

自死遺族が自分たちで弁護士や司法書士等の専門家と連携し
 相談に乗る機関を作ってきた

 支援者たちは悲しみだけ
 ケアをしようとしている

 悲しみこそ ケアはできない
ケアができると考えることが傲慢である

ケアできる 支援できることが他にあるのに
 やろうとしない
    やってくださいとお願いしてもやらない

なぜ?

めんどうくさいから

悲しみなら 結果が出なくても責任はないし
ほぼ 傾聴でいい

専門家と連携しなくてもいい
  紹介もしなくていい
頭も下げなくていい
   
 研究のついでの遺族支援はやめてくださいとも言い続けてきた

  しかし
 研究のついでに 遺族の話を聞こうとしている人たちはいる

その人の研究のために 息子が死んだわけではない

   遺体に浴衣やタオル一枚かけてくれない病院
自死以外もそうだろうか・・・・
いや違う
 自死だから 素っ裸で廊下に放置されたりする

警察の安置所のコンクリートの冷たい床に
  青のビニールシートにくるんで放置されていたりする
 
人間として扱わない人たち

   遺族のことは 犯人扱い
 
指さし確認までさせて写真を撮る警察
  
 面会させず 数時間拘束しての事情聴取
その内容を全部警視庁があつめて
データを出して警視庁の統計に使っている
さらに厚労省にも情報を提供している
 さらには
 自殺対策の機関や
 地方自治体にも提供している
だが
提供先は公共機関だった
今後は
一般社団法人にも提供される

公務員のような罰則はない
  情報が世間に流れることは間違いない
遺族の個人的な情報が
  世間に流れていくのです

 そのことに反対する団体は 全国自死遺族連絡会だけ

   大島なんとかというサイトにもっとのるだろう
普通に
いろんな仏具屋や研究機関や
   怪しげな宗教団体などからの勧誘が来る可能性もある
また
精神保健福祉センターからご案内が来たり
   保健所からのご案内も来ることも予想される

 遺族ということを内緒にしていると思っているのは自分だけで
  指定法人となった
いのち支える………センターという一般社団法人から
遺族個人の情報が洩れる可能性は高い

怖いことです
   

支援はしなくていいので、せめて遺族を追い込いこむのはやめてください

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藍の会 169回
 東日本大震災の2011年3月休会
  コロナ感染拡大の今年4月休会
他は2006年から毎月開催

   自死が起きた直後の警察の対応
     救急搬送された後の病院の対応
15年前と全く変わらず
  いや むしろ ひどい対応になっている

   警察は遺族を犯人扱い
     救急搬送されて 息が止まるかどうか
 一瞬もその場から離れたくない状況のなかで
   集中治療室から
呼び出されて
  事情聴取をされる
その間に死亡
  死に際にその場にいられなかった  という人がそれなりにいる
 その呼び出す相手が警察だったり 学校だったりする


息を吹き返し安定した後や
   息を引き取り・・・・・葬儀が終わった後ではダメな理由を聞きたい

どこにも逃げないことが明らかにわかっていて
  なぜ
人として 最後の別れをさせてあげないのか
  それを奪う行為をするのか
人権侵害です

   命が失われようとしているときに
 なぜ そばにいることさえ認めず
   聞き取りを優先するのか

国も自死遺族支援というなら
   警察を指導してもらいたい

自死遺族の心にトラウマのような傷をつけていおいて
  傷つけた側が 遺族支援しますなんて
    どの口がいうのか
許されない

  国の委員をする前は
毎年 議員に取り次ぎを依頼して
 要望書を提出し
  返答をもらってきた

最近委員になってから  委員会で要望するからいいと思っていたが
  どうやら
   違うようだ
 やはり
 警察庁を含めて 各地方の県警本部や警察署に申し入れ書の提出を毎年しなければrならないところに来ている

 遺族を傷つけておいて
    なにが遺族支援
 遺族が傷つくことを放置して何が遺族支援

    自死遺族支援すらできないのに
 自死の予防なんてできるはずがない

 初心に戻りました

悲しみとともに生きて15年



日本・ポストベンション・カンファレンスの様子をYouTubeにアップしました
(まだ一部ですが)
木村草太教授(憲法)の基調講演(11日)
岡知史教授の基調講演(12日)
https://www.youtube.com/channel/UCIl3SQ9iRP_hCmULRZVtYQw
アクセスして聞いてみてください

写真は12日午後の岡先生の講演です。

 遺族で、動画に詳しいプロの方のご厚意で 
全国自死遺族連絡会のYouTubeのアカウントを取得していただき以前より見やすくなっています。

SDGsとして 
 

 専修大学が連携し
          大学のニュース紙にも掲載される予定

その一方で、遺族からの連絡も多くあり
   悲しいご縁が増えるばかり

遺族の悲しみに終わりはなく
    自死遺族の悲しみのケアなど 誰にもできないと痛感
     自分自身しか
   自分の悲しみの抱え方は決められない

グリーフケアなど できるわけがない
   
   耳障りのいい言葉でケアなどというが
      この悲しみをどうケアしてくれるというのか

  15年になっても 悲しみは消えない
    薄くもならない
 私自身が
  自分の悲しみとの付き合いがうまくなっただけ
 悲しみのごまかし方が上手になっただけ

  悲しみにも慣れてきただけ
  悲しみがあることが私だから
  悲しみのない自分は
あの日から存在しない
   悲しみを体の一部として
いつもいつでも 悲しみとともにあるのが私

そうやって生きて15年
過ぎてみたら あっという間だった

人生はあっという間

息子と生きた34年 
息子が逝って15年 息子のいない時間が毎年増えていく

 若い人が逝くと
  遺族はその人と生きた時間よりも
     いない時間が長くなっていく

生きてほしい
生きていてほしい
  と願う
追い詰めないでほしい
追い込まないでほしい
と願う

ひとりひとり 大切な 大事な  いのち

   

第13回全国自死遺族フォーラム  第14回目の来年は仙台での開催を予定


第13回
全国自死遺族フォーラム
人数制限をしての開催

 上智大学の岡知史教授の講演
    いつもより(失礼)良かったと遺族の感想
 フォーラムで初めて私が講演
その後セレモニー
  ほぼ全員が亡き人への思いを語り(自死以外の人も)
ライアーの生演奏
  亡き人の写真6人分とそれぞれのエピソードを 画像でエンドレスで流し
    メッセージカードを書いてもらった
 カンファレンスの最後は
 亡き人を思い、亡き人を感じ
     亡き人とともに 私たちがいることを
みんなで共有する時間とした

時間がなく人でも足りず
  カスミソウが足りなかった・・・和紙の用意もできなかった
    籠も・・・・

反省もいっぱい
   行き届かない点も多かった・・・が
     参加してくれた人たちに 甘え 許してもらっての開催
 感謝しかありません

遺族は少数ではない 
20年で300万人が遺族になっている
  一人ひとりが
  自死に追い込む社会を変えたいと思っていただけたら
 社会は少しは変わる
 10人・20人…50人では変えられない
小さな行動が 小さな思いが
全国のあちらこちらで
  目立たずとも 広げられたら
     もっと 人にやさしい社会になっていくはず

何にも変わっていない
  いや むしろ 生きずらい社会になっている
  優しい心の人は 生きにくい

それでいいのだろうか

  死んだから 悲しい

 それだけでいいのだろうか
自死という形で家族を亡くした遺族だからこそ
  やれることはたくさんある気がする

小さなことから  大きなことまで
  たくさんある

 と思う

支援者だけでは 自死の問題がわかるわけがない
 見当違いの対策がほとんど
 
こんな方法では救えないと思うことばかり

  精神医療も含めて 学校や職場 支援体制 福祉資源の活用等
    
いじめと憲法という貴重講演 木村草太教授
生存権と自死
生存権(憲法25条1項)
すべて国民は、健康的で文化的な最低限の生活を営む権利を有する
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

国家の責任
「国家が設定した制度や空間から生ずる死に対する責任」

児童・生徒が学校で安全に過ごす権利
いじめ対策と人権

岡知史教授
自死遺族の悲しみと社会活動
悲しみと社会活動はどうつながるのか
悲しみは愛しさ
悲しみは私たちのもの
悲しみとともに生きる
遺族として生き続けるという選択
亡き人とともに生きる生き方



日本・ポストベンション・カンファレンス ありがとうございました。



コロナ感染対策を取りながら9月11日12日
専修大学(神保町)新館(140年記念館)9階・10階で
日本・ポストベンション・カンファレンスを開催
 人数制限いっぱいの参加があり
    ありがとうございました。
コロナ感染が一人でも確認されたら
  専修大学に報告など、さまざまな対応をしなければならず
    ホッとできないこの2週間でした
 2週間前の金曜日からの開催
  今日は2週間目の木曜日です・・・

ようやくブログにもアップできます

全国からご参加いただきありがとうございました。
 新たな遺族とのつながりもでき
   悲しいご縁ですが ご縁を大切にと思っています
ゆるやかに・・・・・・・
  同じ思いを・・・・・・・・

全大会も分科会も 13回目のフォーラムも含めて
  自死遺族が主催するポストベンション・カンファレンスは初めてのこと
厚労省からのご挨拶
 台湾からのお言葉
台湾からの報告
憲法学者・民法学者・自助グループ研究者
 心理や仏教・キリスト教・・・・
 行政
弁護士・司法書士・・・・・等々

 facebookに たくさんの写真を掲載
今後は動画もアップ予定です。

  残念ながら 懇親会はできませんでしたが
      今後の活動につながる大きな1歩だったと思っています。
 いろんなことを感じられた2日間でした
今後の
自死遺族支援・自死の対策に活かせる気づきがたくさんありました。

 ありがとうございました。
感謝申し上げます。

余裕のない毎日が続く

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連日夜遅くまで印刷と製本
 8000枚印刷
  一人でコツコツとホッチキスで止めて 
   製本テープをはり
資料を作っている
 基調講演・分科会…等
その間に相談の電話
   メールのやりとり
仏壇のお花や掃除も
 ベランダの花の水やりと掃除
部屋も、、、、、、トイレ、玄関・台所・玄関・・・・そして洗濯が夏は多い
  銀行で両替をして
    領収書を200枚以上書き
   封筒にお金を入れて 仕分けをして
  荷物が6つある
送った荷物が3つ

11日の主催者挨拶…何も考えてない
   明日は
新幹線のチケットを買いに行き 文房具屋により
名刺を印刷屋さんに取りに行き 事務所により 
   確認をし
あ!
12日に話す内容も決めていない

11日は朝5時起き
 6時過ぎの新幹線にのり
大学には8時30分には着かなければならない

背中が痛い

  時間が足りない

  遺族からの電話は いつでもどこでも・・・・・
     受け止めたいと思うが・
 限界を感じる

進行形での遺族への支援もある

数年前から 自分の能力を超えていることは自覚している
  日本・ポストベンション・カンファレンスは
一緒にやろうといった人は
  アメリカに行っていない
コロナの影響で
 身動きの取れない人もいる
   手伝いをあてにしていた 遺族のほとんどは来れない
時間が足りない
  
  いろんな意味で 一緒に活動をしてくれる遺族が増えてほしい

今回9月11日12日で 
 ご縁ができたらと思う

火曜日 の 朝
   ご飯の用意をしていて
  皿もおかずも 投げたくなった
   部屋に・・・ゴミに・・・

洗濯ものも ゴミに捨てたくなった

  疲れてる と 余裕がなくなる

これから 風呂に入り・・・・寝なきゃ
  明日も
     走るしかない

今 仙台は カミナリがゴロゴロしている