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いかがわしい活動をしている排他的団体と揶揄されたことも・・・

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今でこそ
 国の大綱にも 自死への差別的問題が掲載されているが
  この問題を国の機関に要望書として提出し続け
    平山正実先生の支えで
     署名運動を開始して
 自死遺族等権利保護研究会(当時は名前もなかった)をたちあげ
   赤坂にある日本財団でシンポジウムを開いたり
     厚労省の自死遺族支援のシンポジウムで発言したり

・・・・・・遺族当事者に新聞やテレビなどで取材を受けてもらったり
  とにかく
いろんなことで表面化させてきた

 これに目を付けた 弁護士が仙台に来て 今はないが 三井アーバンホテルの喫茶室で
     仙台のグリーフケアの代表と三人で話し合ったり
   また
  国の主催するシンポジウムでの私の発言に
     批判されたり
       自死遺族等権利保護研究会の最初のメンバーの法律の専門家に
     いかがわしい事をやろうとしている 
      排他的団体と   電話を頻繁にされたり
 たくさんの 妨害を受けた
    自分たちこそ 最初にこの問題を表に出した団体だ!といい
   国に対してアピールした専門家たちもいた(自死遺族等権利保護研究会から抜けた人たち)

   その後
 私たちも・・と遺族が増え
       その中で この問題で仕事をしている遺族もいる    
         この問題の専門家のように ・・・・・

今も残る自死遺族等権利保護研究会のメンバーはすごい
 尊敬している
       
私は忘れない
   平山先生のご指導とご支援
 そして
 取材に7回も応じてくれた 遺族の事を

 どんなにつらかったか…と思う
いつも一緒に取材を見守り
  その後にお酒を飲んだ

  7回目の時に あ!もう無理だな・・と感じた
     その直後に これで最後にしてほしいと遺族に言われた


 イギリスのBBcテレビも取材に来た


  この問題に  
   いろんな人たちが 関心を寄せてくれるのはありがたい
     いろんな人たちが書いてくれたり講演してくれるのもありがたい
でも でも・・・です
  この問題を表に出すために
     娘さんの事を語り 泣きながら取材に7回も応じた遺族がいる事
   平山正実先生という人が形を作ってくれた事
     知ってほしい

  苦労して苦労して
  批判を受け ののしられ 血に出るような思いをして
     この問題は表面化したのです

野田先生のおかげで 宗教者にも 少しだけ広がりました
   慈恩寺さんのおかげで浄土宗にも広がりました

  そして 自死遺族等権利保護研究会のメンバーがいたから
      少しずつ広がってきました

 自死遺族の皆さん
    会を運営している皆さん

自死遺族が抱える
 アパートなどの賠償金問題や
  労災・いじめ・鉄道・保険・などの問題は
  ご相談ください
   自死遺族等権利保護研究会のメンバーが解決のお手伝いをさせて頂きます
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いろいろおもう

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明後日東京に行く
  首都大学に木村草太教授(憲法)に
9月の11日の基調講演をお願いしたのでご挨拶

6月頃には
 上智大学に岡知史教授に
 9月12日の基調講演の事でご挨拶と打ち合わせに行く

 9月11日と12日は 日本ポストベンションカンファレンスの開催

  日本司法書士会にも 
   日本いのちの電話連盟や ビフレンダーズ
     僧侶の会や
   全国自死遺族連絡会の会員で 自助グループを開催している人たち
    その他  たくさんの人達にお願いをしなければならない

 多様な支援を認め合い
 ゆる~く つながりを持ち
    自死遺族が元気で生きていけるような社会にしたい

元のような幸せにはなれなくても
   悲しみや病気を抱えても  元気で生きてほしい
      
そして
  願わくば 追い込まれた末の自死のない日本にするために
     予防や防止にも 役に立てたらいい

  息子が逝き
 自死の事だけを考え
 自死の問題だけに時間を費やし
 朝も昼も
   美容院に行っても  
タクシーに乗っても
    悩み相談

 相談機関の啓発

 生きてほしい
 幸せを感じて

そう願い 活動を続けてきた

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話は変わるが
  大人の発達障害が広がっている
お友達が少ない・・いないも 障がいの一つらしい
  そうすると
私は発達障害ということになる

片付けが上手にできない事も 障がいの一つらしい
   上手な片付けって そもそも 誰が基準を決めたのか

人と話すことが 苦手
   これも障害の一つらしい

人とって 誰と・・・
どんな人とも なんでも話せる人って どんな人?

そもそも
精神科医も含めて 医師はコミュニケーションがうまく取れない人が多い
 偉そうだし
人間として 疑問に思う医師は私のまわりにも大勢いる
  かれらこそ 発達障害というのがあてはまる人たち

人と話すことが苦手な人もいれば
  文章を書くことが苦手な人もいる

片付けが苦手な人もいれば
   掃除が嫌いな人もいる

走るのが苦手な人もいる
  運動そのものが嫌いな人もいる

手先が不器用な人や 器用な人

なんでもすぐに覚えるが すぐに飽きる人
   なかなか覚えないが 続けられる人

じっくり考える人や
 適当ないいかげんな無責任な人

歩くのが遅い人 早い人
 着替えがゆっくりな人  早い人
  
同時に複数の仕事ができる人
  ひとつひとつ 片づけていく人「

 いろんな人がいる
あがり症の人
   
いろんな人がいて 人間
 
ロボットではない
機械ではない
 
 平均的人間って 誰の事?

誰が基準?

  70歳の発達障害というプレゼンをした医師もいる
    70歳は もう老いが進んでいます
 50歳でも老いが進んでいます
25歳過ぎたら
老化が始まるそうですが
   70歳の発達障害って  なにが傷害?
物忘れ 頑固
  片付けが苦手 ・・こんなこと70歳は普通

完璧な人間はいない
 できない事苦手な事を 気にして
  できる事得意な事を 忘れている人が多い

教育に問題がある気がする 

できる事・得意な事をほめずに
 できない事・苦手な事を指摘して、克服することを求めている
苦手な事を克服する努力よりも
 得意な事をのばす努力のほうが 楽で楽しいし、更に得意な事がのびていく
  専門家になるかもしれない

得意な事が変化していくこともある
  
それは 自然なこと

そして 障害は薬ではなおらない  病気ではないから
   クスリは病気を治すもの
 障害は
 本人に存在するのではなく
   その人に障がいがあるのではなく

その人のまわりに障害があるから
  その人にとって障害となるだけ

社会に障害が存在しなくなれば 障害が存在しなくなる

 

被災地は自死に厳しい

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2011年3月11日以降
  仙台市で宮城県で  自死の活動はやりにくい
被災地で 被災者の自死があるのに
  誰も語らない
自死遺族の会にすら 被災者の自死遺族は参加しない

  仮設住宅で  復興住宅で  
       自死があっても  誰も語れない

   震災で亡くなった死は
 毎年・毎年・語られ 9年
来年の10年は一大イベントが催され
  死が命が語られるだろう

  自死を語ることを被災地は許さない
    
 語ってくださいと頼まれる死
  沈黙を暗黙で強要される死

  自死のその多くは 追い込まれた末の死であると大綱が示しても
     好きで死んだという概念がぬ深くある社会

  テレビも新聞も 毎日毎日 9年間 震災の事を取り上げてきた
    
   どうして 違うのかなぁ

  頼んで 頼んで 頼んで
    ようやく 小さな記事になる程度
       それが自死遺族の活動

 自死の問題が埋もれてしまっているのが被災地

  悲しみさえも

   自死遺族の悲しみは 1年過ぎても悲しい気持ちがあると
 複雑性悲嘆といわれる

 震災の悲しみは
   9年経っても消えない悲しみ!
   とか 今も続く悲しみ・・・と美談で取り上げられている

同じ悲しみなのに なぜなの?とおもう

   語り続ける事を求められている死
   語ることを求められない死

  思い続ける事を許してくれない死
      思い続ける事が美談となる死

 なんでかな~

    同じいのちなのに

   息子は 働いていた
  宮城県警察官として
    同期として トップの出世だった
 正義感あふれる警察官だった
   
    結婚もして子供もいて
      給料だってよかった
    
 社会の風潮を信じ
  精神科にも行って 精神薬も飲んでいた
    自宅で療養していた

   普通に幸せだった

   なぜ?
息子は警察官なので
自死の現場も・事故の現場も含め 悲惨な現場をみて
 遺族の悲しみも苦しみも 見ていた
なぜ?

 今なら 死なせない自信がある
     取り返しのつかない後悔からの気づきを 
自死の予防に役立ててほしいと
   体験的知識として 意見書を出してきたが
  
行政はスルー
一時 対策に
取り入れたりしてくれていた県でさえ
  最近はあやしい

 仕方がなく 自分で予防団体を立ち上げている

    活動は順調に効果を表していると感じるが・・・
それでいいのか・・・
 疑問

  

3月

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悲しい  かなしい 哀しい カナシイ 愛しい

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飾りびな
東京都庁前のホテル

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「悲しみもまたわたしたちのもの」

「悲しみと共に生きる」

上智大学の岡知史教授・トマシーナ・ボークマン博士

論文

セルフヘルプグループとセルフヘルプサポーター、そしてソーシャルワーク
 自死遺族「本人の会」の事例を用いた理論的考察

 何度も読んでいるが
  毎回 新たに気付くことがある

 どうして

日本の自死遺族支援や心理学の研究者たちが参考にしないのだろう 

  日本の支援者たちに 広がらないのだろう

ここは日本
アメリカではない


アメリカでも グリーフワークを 実証するデータに乏しく
理論的に批判されている
  1980年代後半からは
非常に厳しい批判がでていて
 家語文献には多数見受けられ
化学的根拠のない「神話」とまで言われているのがグリーフワーク
 しかし
日本では なぜか 知られていない
     その結果
 大学の教育課程でも
   根拠のないグリーフワークを教えている


精神科医も保健師も 精神保健福祉士も
   遺族支援を目指しているボランティアたちも

   遺族の悲しみを誤解している

    矛盾に気がついてさえいない

9月11日・12日 神保町専修大学での日本ポストベンションカンファレンス

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9月11日(金)・12日(土)
午前10時~午後4時30分
神保町専修大学で 「日本ポストベンションカンファレンス」を開催予定

一日目の11日 午前10時~憲法学者の木村草太先生の講演
二日目の12日午後1時~上智大学の岡知史先生の講演

分科会 現在はまだ未定ですが
いろんな 自死遺族の会に担当してもらうつもり
また
自死遺族の法的支援の専門家の皆さんにも
 分科会を!

厚労省の補助金が認められたら
  海外からも発表者を招待する予定

却下されたときは
 全国自死遺族連絡会の自前での開催

自死遺族の自助グループ(全国的な活動団体)等活動支援の厚労省の補助金が1年に1億円計上されている
  しかし
以前は自死遺族の自助グループである全国自死遺族連絡会に補助金は認められなかった
 何度も質問をした「自助グループの活動支援と示しているのに、なぜ日本で唯一の全国組織の全国自死遺族連絡会に補助金を認めないのか」と。
 その都度  「自助グループ支援としているが【等】がある
   等に所属する団体よりも活動をしているという実績がない
      等に入る団体よりも 活動をしているという事を示すように」と言われた
「自死遺族だけで何ができるのか」
「他団体との連携がない・もっと他団体や他機関との連携を構築するように」

行政との連携を地域でしていても
  法律の専門家たちと連携しても(自死遺族等権利保護研究会)
認めてはくれなかった

ここ3年はようやく補助金が認められている

令和2年度は 組織がかわり
  ライフ○○○が補助金も仕切る

   それでも
  活動は変わらず続けていく
元々が
 遺族からの寄付金だけで
   活動をしてきたのだから・・・・・・・・

自前も含めて・・・

フォーラムは2008年から全てが自前
    今年のカンファレンスも
なんとかなる

 この間 震災復興の活動をしていた人と会った
  補助金も助成金も寄付も
    有り余るほど集まり
 ・・・・という話を聞き
    違うなぁ~~~~~と

新聞も 頼まなくても取り上げる テレビも
自死の事は
 頼んでもなかなか取り上げられない

  せめて 自助グループの活動支援の補助金だけでもと思うが
      それも
    支援団体に行くのだろう

まぁ  しゃ~ないか

自助グループが活発になれば
  その分 行政は仕事が減り 他の事ができると思うのだが・・・・SYAT-015-m.jpg

9月11日(金)・12日(土)
皆さんのご参加をお待ちしております。
参加費は無料
 お茶と軽食付き 

私の中にいる

せんにんそう
健一が逝った日の事を鮮明に覚えている
 2005年11月16日
    今も あの子は 私の中にいる
 いつもいつも 私と共にいる
 直接話すことも 触れる事もできないけど
    いつもいる
 寝ていても・・・・起きていても

 そうやって
  15年目を迎える

   長男の彼は 生きていたら今年49歳
     私たち夫婦は 50年目
  夫とは15歳からの知り合い
     6人の親たちも全員逝ってしまった
  この世を生きる時間も数えられるようになってきた

  終点が見える
 残りの時間  健康でいたら
   ずっと自死の問題と向き合い
死ぬまで
  活動をしていようと思っている

  健康というか・・・元気でいたら・・・かな

 病気とも 付き合いながら 元気に
    
   生きていると 命日が増えていく

どうして~
なぜ~
  と今でも思う

健一は
結婚して子供もいて  幸せだと信じて疑わなかった

どうしてが消えない

 家族仲良しだったのになぁ~
  兄弟も仲良しだったのになぁ~

 お爺ちゃんにもお婆ちゃんにも
   かわいがられていたのになぁ~

 ~~~~~~~
   そんなことも時には思う
 あきらめてはいるけど
  未だに全部を受け入れられていない・・・お兄ちゃんの死!

  明日もまた いろんな自分の気持ちを 
 見つめながら
    時間が流れ
   夜になって
また
明日がくる

お兄ちゃん  明日もよろしくね

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自死の対策会議は人を追い込む社会の縮図

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昨年仙台市のハイリスク者会議に出て、これではハイリスク者を救う対策にはならないと強く感じた
   それも未遂者の支援対策
 救急搬送された後に 書類を何枚も書かせる
   書かないと次の支援につなげない

 自分の現在の自死への危険率も自分で書く
 ある委員からこんな意見があった
    未遂をして運ばれているんだから
      1~5の危険率の段階を記入させている場合ではない
        たまたま 助かったから未遂だけど 死んでいたかもしれない人に
   どのくらいの危険度ですか?と書かせるのはどうなのか?
   十分自死の危険率が高い人という認識でいいのではないのか・・と

  本当にその通りなのに
     ハイリスク者会議を主催の仙台市は
   やはり書いてもらわないと・・・・もしも適確に判断できない精神状態なら
    その状態を見て 看護師等が書くのが妥当
(とにかく書類が大事らしい)
  それが整ってから
   次の支援先を紹介する
   その次の紹介先でも 同じような内容で更に詳細に書いてもらう
     そこまでやってはじめて 仙台市の精神保健福祉センターにつながる
(そこまで やって最後は精神保健だけかぁ~~~~)

  様々な問題の解決はせずに しかも聞きもしないで
     いきなり 精神保健・・・・・・・

 本当に救いたいのなら
      その人の飲んでいる 精神薬を見直してもらいたい
 どんなことが原因で 精神科に行くようになったのかを聞いて
    その原因は解決しているのかを聞いて
  解決しているなら
  減薬と弾薬をしてほしい

問題が解決していないなら
問題の解決をする先につなげてほしい
    解決できない問題でも  解決の糸口を示してくれるだけの支援でもいい
   絶対に解決できない問題なら
   その問題とどう向き合い 生きていくのかと 一緒に考えてほしい

 それだけで 未遂はしなくなる

   書類なんて 後からでもいいのに・・・
     
これが行政の仕事の仕方

   しかし
 いじめ自死という問題になると
  行政のいのちというべき 書類がないと答弁する

面談相談に行っているのに  その面談の記録がないと答弁する
  学校と教育委員会
仕事の時間内に仕事として行う面談の記録がないというのは
 公務員としてどうかしている

死の淵から やっと 息を吹き返した 人にさえ
  その場で 書類を書かせたり
    その場の状況を捉えて書き 報告 承認を得るのが行政なのに
不都合?な記録なのかどうかは知る由もないが
   第三者調査委員会への資料として提出されず
   記憶による後付けの資料が参考資料として出される

  電話をすると記録を取っていますという教育委員会や学校
 
   なぜ いじめの相談記録がないのだろうか

都合のいい記録は 提出し
 都合の悪い記録は消えてしまう

 不思議な仙台市

 何人死んでも 何十人死んでも
    本気で取り組む気持ちなんてない・・・そう感じる

  自分の家族でも 自死しない限り 
   やる気なんておきないのだと思う

そんなやる気のない行政にとって
本気で取り組む 団体は 目障りで
   パフォーマンスが得意の団体ほど もてはやす

 だから ライフ○○○ は  行政に好かれる

  実際に減らなくても   大勢が死んでも
    先駆的な取り組みをしているといえばいいだけ

 懸命に取り組んでいるけど
   減らないんですよ~~~~~といえばいいだけ
悲しくもなんともない

   いまのコロナ○○○○対策と同じ

後手後手でも
  何人死んでも  一生懸命やってますというだけでいい

   所詮  ひとごと

時々惑う

おがさわら

日々 自死遺族からの電話を受ける事がほとんど
  

  携帯2台と固定電話2台の電話番号を公開しているので
    (行政機関のホームページやチラシ等々も含めて 数え切れない所で公開している)
 「死にたい」「連絡ください」というショートメールも時々届く
  電話も・・・留守電もある
 夜が多い

 1年間に1万件相談を受けているというと 本気にしない行政や支援者が多いが
   現実はもっと多い
   今も そんなやりとりをして
  明日を約束

 ただし 毎日 夜中だけしか電話をよこさない人には
      昼の時間帯の相談を促す

   遺族の相談は自分が遺族だから なんとかなる

しかし
  死にたいという人の言葉は時にしてキツイ事もある
     酷く乱暴な言葉で自死の方法を言う人が多い
    吐き気がする事もある
 どうして
  あんなにも ひどい言葉で 表すのだろうか
      多分・・・  たぶん ・・・ 
あんなにも 醜い言葉で自死を表現する人は死なないだろう・・と思う

  やさしさの欠片もない 表現

  毒々しい 印象を受ける

   相談を受ける団体が  自死遺族の当事者団体で自死遺族の相談を受けていると知っていて
      「死にたい」という言葉をいう
  歪んでいる人たちが多いように感じる

  でも
彼らも  どこに相談しても  適当な返答をされて
  たらいまわしになっていたりする

真剣に 親身に
 一人ひとり 丁寧に対応している機関は皆無だと思う

 1人の人間の能力には限界がある

    支援者の支援や
       研修会 セミナー
   リンクだけ・・・
    紹介だけ・・・
    聞くだけ・・・ 講演だけ・・・

    具体的解決のための活動はしない・・・のが 
   活動としては楽

  でも  一番目立つ  

    当事者のための支援はしていないんだけどね・・・


           それが世の中

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 明日 は  どんな一日になるのかなぁ~

 ぎっくり腰がなかなか改善しない  

自死遺族が直面する法律問題  

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自死遺族が直面する法律問題

「不動産賃貸借をめぐる問題」
「いじめ・体罰による自死」
「第三者調査委員会」
「労働問題」
「鉄道自死をめぐる問題」
「医療過誤問題」
「メディア・インターネット・ウエブサイト」
「生命保険問題」
「相続」
他 様々な問題がある

これらの問題解決のための専門家団体
✤自死遺族等権利保護研究会をたちあげ
ホームページ
~全国自死遺族相談支援センター~
~一社)全国自死遺族連絡会~

 相談を受けて・・・その多くは メンバーの司法書士につなぎ
   弁護士にもつなぐ時がある
 基本 電話相談は無料
    面談も要相談
       
アドバイスを受けるだけでも 違うはず

小・中・高の自死に関しては
   いじめの有無にかかわらず 重大事態として 遺族が拒否をしない限り
      第三者調査委員会の設置が義務化されている
 保護者説明会も同じ

しかし  多くの学校と教育委員会は

死後3~4時間頃に来て(電話だけでの連絡もある)

 まだ あたたかい遺体の前で 混乱している親に対して

   「学校ではどのように発表しますか?」
保護者説明会や調査委員会をやるとなると 大変なことになりますよ
 マスコミが押し寄せてきて近所にピンポンと行って聞いたりしますよ
 告別式もメチャクチャになりますよ
   家族が兄弟も含めて あれこれ言われたりして 生活ができなくなったり
        職場にも行ったりしますよ

などなど
     やさしく言う

親は「今はそっとしてほしい」というと
  その言葉を理由に  保護者説明会は開かない
      第三者調査委員会の設置は 保護者が拒否したのでやりませんと発表する

   今は更に スクールロイヤーなる弁護士が死後すぐに訪問し
       いじめなどはなかったようです
         進学の問題で悩んでいたようですよね・・・
   とか
     好きな人がいて 悩んでいたようですが・・聞いてませんかとか
  親御さんともめていた事はありませんか?とか聞きだす  

親の自責の念を 強く意識させるように話を持って行く

スクールロイヤーは学校の顧問弁護士の役目を担っているのだから
    言葉巧みに 遺族の後悔と懺悔の気持ちを誘導する

文科省の指針

安易にいじめがないと発表をしてはならないとしている

いじめの有無にかかわらず・・・・・第三者調査委員会の設置をしなければならないのです
   
   公開せずに非公開での第三者調査委員会がほとんどです
 記者会見もせず
   ひそやかに非公開で設置して答申が出ている事案のほうが多いのです

 子どもの死を無駄(大変残酷な言い方ですが)にしないためにも
    ただ 死んだという事で 終わらせないためにも
 第三者調査委員会の設置は断らないでほしいと思います

  裁判ではありませんので
   費用は行政が負担します

   学校を訴えるのではありません
      真実を知るため
      なにがあったのかを知るための委員会です
   どうしたらいいのか迷ったときは
      全国自死遺族連絡会・自死遺族等権利保護研究会にご連絡ください

   喪われたいのちの意味を 問う事も喪の作業の一つではないでしょうか
   ご供養のひとつ・・・
    そうおもいます
 どこにも 問う事の出来ない自死もあります
   問う事ができるとしたら
   権利を行使してほしい

   そう願って 活動をしています

国および地方公共団体が指定調査研究等法人に対して自死遺族の個人情報をどこまで提供するのだろうか

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何回か書いているが
  ほとんどの遺族は 田中が大げさに騒いでいると思っているのかもしれない
   支援者たちも 意味がわかっていない人が多いと思う

   大げさではない
     日本いのちの〇〇○○も
      ある医師会も
         国の自死の対策会議の委員たちのその多くも
                知らされることなく
  議論することなく
  検討することなく
      一つの民間団体が議員連盟を動かして
             議員立法を成立させた  

自死遺族の個人情報とは記載されていない
かしかし
「自殺対策の総合的かつ効果的な実施に資するための調査研究及びその成果の活用等の推進に関する法律」という議員立法
 この法律が
  厚生労働大臣が  全国で一つの民間団体を指定して
                   自死の対策の全てを任せる(丸投げ)ための
                法律と
           思う人は いないでしょうね

  全条例を読み込まないと わからないようになっています。
   条例の最後のほうに
   この議員立法を実現するために  指定法人を大臣が任命するとあるのです

何か所も 個人情報を含む情報の漏洩にかんして 記載されています
     それだけ
  個人情報を集める指定法人だという事です

これまでは 独立行政法人という中で   しばりの厳しい中での調査研究でしたので
     辛うじて
      グレーですが  守られてきたのです遺族の個人情報が・・・・

 しかし
今後は 民間です
  しかも 理事長は これまでも強引に遺族の情報を集めてきた人です

そして
  何度も書きますが
  内閣府の会議や厚労省の会議で
     遺族の情報を詳細にわたり 調査機関に提供されるべきであると発言した人です
 何度も大反対をしてきました
   厚労省の会議では 医師会も 私の意見に賛同してくれたこともあります

国はこれ以上遺族の情報は提供できないという態度で 私の反対にホッとしていたようでした

彼は
   正攻法では 遺族の情報は集められないと考え
    2018年から議員連盟に働きかけ
        議員立法という 手を打ってでました

   この指定法人の  個人情報の提供要請に
    警察署や警察庁
      他  が
どのように個人情報を守ってくれるか    が 疑問です

   47NEWS 共同通信で連載してもらったり
  して  危険性を発信し
  厚労省の会議でも 意見を述べました
(議事録が掲載されています)
第12条
「国および地方公共団体は 指定調査研究等法人にたいして
 調査研究等業務の適確な実施に必要な情報の提供その他の必要な配慮をするものとする」
第7条に
秘密保持義務
第15条に
違反への罰則もありますが

 刑事罰を持ち出さなければならないほど
  センシティブな個人情報を  扱うという事を示しているのです

  自殺ビジネスもここまで くると 怖く・・・まるで独裁者です
 
     心ある人たちと 何とか声をあげて
       少しでも被害を食い止めなければ
         自死遺族であるという事が
  地域に・・・・・・・ウエブサイトに
      流出することは
        間違いない事です

 それでいいのでしょうか

予想通りの事がおきた・・・私の危惧はこれから現実となる  自死遺族の個人情報は犯罪者よりも軽い!

無題

予想通りの流れですが、今後 家族が自死で亡くなった時に警察から受ける事情聴取の情報が
詳細にわたり 以下の団体に集約されます
 ここ数年 最も恐れていたことが 現実になってしまいました

ライフ○○○ がそのまま・・・
そこに 4年ほど前から小平市にある自殺総合対策推進センター(3月で解散)が合併して
(4年前からはライフ○○○が承認した人材だけが所属)

厚労大臣指定の法人となり
 自死対策の金と人材情報を一手に扱う団体になりました


https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/houjinshitei20200221.html


昨年からこの情報を得て
   全国の県警本部や公安委員会には 申し入れ書を郵送しています。

自死遺族の情報(死後受ける警察からの聞き取り)
  住所・年齢・職業・学歴
   家族構成  病歴・死に方・・・・・
死亡時刻・ 他 兄弟仲が良かったかとか幼稚園はどこだったとか
          離婚やシングルマザー  再婚の情報  借金の事まで・・・・

自殺統計に使用されている以上の情報が この団体に集められていきます

 遺族になってからでは遅い!
   幸せな時に
   こんなことがあるんだと 知っていてください

遺族になった時
  事情聴取断ってください
   任意です  あくまでも任意ですので
断っていいのです

断っても  その後に影響は何もありません

  事情聴取や聞き取りは あくまでも警察の都合です
     事故なのか 犯罪なのか 自死なのか・・・・
そして
それを 自殺統計に使っていました・・がしかし
今後は公務員ではなく(個人情報保護法違反厳しく罰せられます)
   民間人(単なる一般社団法人の職員たち)ですから
厳しく罰せられません

 この指定法人をつくるために 議員立法が昨年6月に出来たのですが
 個人情報を流しても 罰金だけです
  資格はく奪にはならないのです

公務員は厳しく罰せられる事を意識して ギリギリ守ってくれている個人情報(それでも世間に流れていますが)
 この団体は
   民間人が 個人情報を扱うのです

自死遺族の情報と 自死の未遂者の情報が・・・

   彼らは・・・数年前から  
  国の会議で
 とにかく遺族の情報を欲しがっていました・・・
詳細な情報を…です

   自死遺族の皆さんも  ライフ○○○の 息のかかっている 自死遺族のわかちあいへの参加を
          もう一度考えてみてください
   情報が流れてもかまわないという遺族は
         傷つくことはないと思いますが・・・・
  様々な(保健所の含めて)所にも 情報は流れていく気がして
  とても怖い

事故物件サイトにも流れないという保証はないのですから・・・