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コンサータ錠

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 今日の午後
明日のみやぎの萩ネットワーク主催の講演会の配布資料を印刷
 あらためて
   読み直してみた
発達障害と言われる子供たちに処方されているクスリ
コンサータ錠 18mg・27mg・36mg
患者向け医薬品ガイド
*6歳未満の人での効果と安全性は確かめられていません
副作用
それぞれの重大な副作用ごとに記載した主な自覚症状のうち
 いくつかの症状が同じような時期にあらわれる事が一般的です
〇剥奪性皮膚炎
 「発熱・かさぶた・全身の発赤・皮膚の表面がはがれおちる

〇狭心症
「冷や汗・胸が締め付けられる感じ・胸が押しつぶされるような感じ・胸の痛み・胸を強く押しつぶされた感じ」
〇悪性症候群
「38度以上の発熱・ふるえ・意識がうすれる・考えがまとまらない・判断力が低下する・のみ込みにくい・筋肉のこわばり」



嘔吐・激越(感情が高ぶる)振戦(手足の震え)
反射亢進(反応が過敏になる)
筋攣縮(筋肉のこわばり)
けいれん多幸感・錯乱
幻覚(実際にないものが見えたり聞こえたりするように感じる)
せん妄(意識の混乱)
発汗・潮紅(ほてり)
頭痛・高熱・頻脈・動悸
不整脈・高血圧・散瞳(瞳孔の拡大)

小児がこの薬を長期間使用した場合
体重の増加の抑制や成長の遅れが報告されています
この薬は
休薬の期間が必要である
血液検査も定期的に行わなければならない

この薬の使用中は
 視覚障害が報告されています
 攻撃性が悪化することもある


このような危険な副作用があるのに
落ち着きがないのを改善するだけの効果

単に 具合が悪いから 落ち着いているように見えるだけのような気がする

  落ち着きなくていい
 注意力散漫でいいから

  こんな毒薬のようなクスリを飲まない事
死んじゃいますよ
   
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ある遺族の死

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 今年、ある遺族がガンで亡くなった
   娘をいじめで亡くし 裁判をした
 当時は第三者調査委員会の義務化もなかったが
  学校に原因解明調査を申入れ
学校も約束
遺書を学校に渡した
その時学校には
調査期間中は遺書は他言しない事
診る人も限定することとお願いをした
学校側は私たちにマスコミとは接触しない事といった
  その後
突然地元紙が報道
 家庭に問題があるという内容
 それでも
学校を信じ教育委員会を信じた

その後の調査報告は
    いじめはあったが
  ○○さんをいじめていたのではなく
    ○○さんは 勘違いして 自死したという発言を地元の新聞に掲載
 いじめられていた本人は気にしていないのに
 ○○さんは自分が言われていると勘違いしたとした
遺書にはハッキリといじめられていると書いてあるのに・・・
 学校は
娘の遺書を否定  根拠の見えないものであると公表

 その後何度も何度も
  学校と教育委員会にお願いをし続け
  文科省にお願いし
 文科省は「遺族が納得するような説明をするように」と通達
  しかし
 文科省の通達では動かず
  どんなことをしても動こうとしない
行政と教育委員会を恐ろしくさえ感じたそうです

残るは裁判しかなかった
しかし 裁判は非情である
   いつだれがどこでどのような言葉でいじめたのかを
             遺族が立証しなければならない
 生きている加害者とそれを擁護する教員たち
は  みんなで口裏を合わせ
      ○○さんは勘違いして死んだと証言

   勘違いして死んだだけで終わらず
      家族を誹謗中傷
  指を怪我して
  保健室に行ったことが
  親による日常的な虐待とした

   被害者である○○さんはもう死んで発言できない

 娘のために 闘い続けたお父さんが
   ガンであることを妻以外には言わず
     ガン治療もほぼせず
     潔く静かに逝った(妻の言葉)
 書いていて涙があふれる
  まじめな本当にいい人でした
    きちんとして誠実で
   思いやりがあって  配慮のある
     子ども思いのお父さん

この人の娘さんが通っていた学校名をここで書いた時
  現在この高校に通っているという保護者から
   批判を受けた
   
この高校はすばらしい学校だ
   いじめの事を書くなんて
   あなたはなんてひどい人
今生きている子供たちを追い詰めるんですか・・・と・・・
そもそも
  いじめで死んだんではない
     勘違いで死んだという始末

その人たちに言いたい
  あなたの子どもが生きているから
   死んだ子供のことなんて
     どうでもいいのでしょうか

あなたにとってあなたの子どもが大切なように
 このお父さんにとっても 亡くなった娘は 大事な子どもです

 生きていた命です
 生きていられたいのちです

なぜ人をいじめ追い詰め
その子が死んでも  ウソをつき
  学校ぐるみで 生きている命を庇い
   亡くなったいのちは 最初からそこに存在していなかったような扱いをするんでしょうか
存在していたんです
 生きていたんです

 我慢強いお父さんとお母さん
  尊敬する遺族です

遺族はストレスで 病気になるケースが多い
  どうかどうか
   お健やかに 長生きして
     生きていたいのちを思い
   せめて自分の胸の中だけでも 生きていたいのちがあった事を
  思い続けてください

  誰も思わなくていい
  せめて自分は自分だけは
  生きている限り 
   思ってあげませんか・・・

 いじめないでください
    くさい!キモイ!死ね!
    と言わないでください

仲良くしないでいいので
   いじめないで・・・ニワゼキショウ4-thumb-350x241-171[1]

自死遺族の個人情報が今後一元集約化されていくことを自死遺族のほとんどは知らない、それでいいのか!!!

miyamayomena400[1]

遺族が遺族の応援をしなくていいから
足を引っ張ることは やめてほしいといつも思う

 もっと大局を見てほしい

なぜ 自死しなければならなかったのか
  どんな問題があったのか
本来は
死にたい人なんていない
 死にたくて死んだのではない

そしてさらに  遺族の支援内容も偏見と差別的な概念での開催になっていて
  犯罪者よりも個人情報が流されていくであろうということも
      知ってほしい

遺族の事が遺族には知らされないで
   支援が決められ
  これから益々遺族の情報が流されようとしている

  反論をして
  新聞やネット新聞に掲載してもらったり
   記者に書いてもらったり

また 全国の県警本部の生活安全課と本部長に申し入れ書を送付
   公安委員会にも送付した

   国会議員にも個別に送り 知ってもらう作業をしている

 遺族が無知で 何も知らずにいる事が
    奴らには好都合なこと

   遺族がお互いに潰し合うことは彼らが望むこと

いいなりになる遺族がいればいいだけ
   自己主張のある遺族は
       潰されていく

誹謗中傷を流して・・・

それなのに
 遺族同士がいがみあっているのを見ると
  残念でならない

    力のない者同士
  力を合わせてほしいが
  力を合わせられないなら
      遺族同士が
  ご近所のうわさ好きなおばさんのように
     あ~だこ~だと「あっこもっこ」(津軽の方言で 悪口三昧)いうのは
       情けない
 幸せな時は 暇だからそんなことにエネルギーを使ってストレス発散もあるでしょうけど
    自死遺族がそんなことをしているのは
        残念のひとこと

  活動は 修行
    悟りを開くがごとし
煩悩との闘い

   裏切られても  裏切られても  何度裏切られても
  騙されても
  何度も騙されても

 どこまで 許せるのか

生きている私は 心が狭い


    亡き人は寛大である

黙ってみていてくれる

    息子の遺影は 時々微笑みが陰ることもあるが
     いつも おだやか

   亡き人のように 寛大でありたいが
      なかなか難しい

  今 自分たちの事が どのように議論されているのか
  どのように扱おうとしているのか
       知ってほしい

 「自殺対策の総合的かつ効果的な実施に資するための調査研究及びその成果の活用等の推進に端する法律」というのが
  6月に制定された。
     遺族の事情聴取の内容が警察庁から民間団体に(指定調査研究法人)に一元集約されるという内容である

亡き人に許されて生きている・・・・

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  両親も一人っ子
   自分も一人っ子 夫も一人っ子
    子どもも一人っ子
    夫とは離婚
 子どもが自死
両親は死んでいない
  親族は誰もいない  祖父母の兄弟姉妹は?

  と思う

遠い親族がいても
 近い親族がいても
   日頃のお付き合いがあるかどうか・・・
知り合いが全くいないとしたら
   自分が知りあいを作らない人生を歩んできただけのこと


  母を自死で亡くし
    父を翌年にガンで亡くした
一人っ子もいる
 親戚は遠くにいる

   それでも 年に一度 父方の実家に埋葬してもらったので
           お墓参りに行く・・という遺族もいる

  私は友達はいないが
  知り合いはたくさんいる

    行きつけの小料理屋も複数ある

   行きつけのバーもある

    自分の居場所は自分で作るもの
 誰かから与えられるものではない

   人と知りあうという事は
     メリットもデメリットもある

   このブログは
    ひとり言
  他愛もない事から
  難しいことまで
    一人・・・思い浮かんだことを書いている

   裏切られることも多いが
     思いもよらない やさしさにも出会う
  それが
 人とのご縁   

   基本 人は大好き
      でも
  一人行動も苦ではない

   もともと もらわれっこ

  大人の中に子供が一人の家庭

   学校を抜け出して  1人で 遠くまで出かけていたことも多い

 1人でいる事も 嫌いではない

 瞑想や座禅もよくやっていた

      ひとりぼっち・・・という人がいる

人間は皆一人ぼっち

   1人で生まれ 一人で死んで逝く

  この世で生きているときに出会った様々な人たちと
  どう関係性を紡いでいくのか・・・

   他人でも 血のつながりよりも濃い付き合いもある

 それは
 自分が求めなければ 与えられない

 相手が求めても 自分が関心がなければ
   求められている事も知らずにいる

  息子が逝き
   幸せにはなれない

 死のうと思ったができなかった
 ならば
  どうやって生きたら
  息子へのお詫びになるのか

息子は
 今の私を見て
  どう思うのか・・・

 いつも考える

  自分の思いではなく
   亡き人の思いを感じられるように ・・感じて生きたい

  息子の思いを感じて生きたい

   だから 頑張る!
だから
  続ける
道は踏み外さない

息子と相談して
   導かれて生きている

生きなければ・・・
  それが
  息子を自死させてしまった 母として・・・の気持ちSYAT-015-m.jpg

藍の会  自死遺族の自助グループ

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 自死遺族の会「藍の会」 2006年7月からの開催
仙台で開催している
仙台駅前 アエル28階 エルソーラ仙台(男女共同参画施設)

 自死遺族だけでの開催
受付も準備も全て自死遺族
 参加費 100円

 自死遺族だからこそ
  自死遺族だけでの「わかちあい」が必要だと信じている

世間の人に「自死」と言わない遺族が多い
 ではなぜ
ボランティアの人には「自死」と語れるのだろうか

  自死遺族以外の人たちが  自死遺族をどのように思うのか・・・

それは
自分が自死遺族でなかった時を思うとよくわかる

幸せな日々の中で暮らしていた時
自死という事を聞いてどう持ったのか
    ご近所で自死が起きた時
  その家族をどう思ったのか・・・

それが
  社会の目  世間の目

 私は
   自死という事にあまり関心はなかった
    自死という事が報道されると
決まったように「死ぬくらいなら・・・・」と思っていた
  
漠然とである・・・が
「死ぬくらいなら なんかできたんじゃないの・・・」と思っていた

 昔々若い頃 失恋しそうになって睡眠薬を医師に処方してもらおうとしたら怒られ
             薬局に買いに行って  飲んでみた・・
   でも それは ファッションのようなもので  恋に酔っていてのこと

育ての母が二度壮絶な未遂をしたのを見ているが
    能天気な私は
     深く考えたことがなかった
青春時代は
 自分の事だけで 親の悩みも深く思いを馳せることはなかった

息子が死ぬなんて思いもしなかった・・・
 死が怖いということは
 親子で共通していた価値観だったから

あんなに怖がり 嫌がっていた死を
    自らの手で行うなんて 想像だにしなかった

ある日突然 息子が逝き
  誰も助けてくれないから 自分で会を立ち上げた時に
  はじめて
世間の自死への目が
  私が思っていた「死ぬくらいなら・・・」という 生易しいものではなく
    
無知で貧困で愛情のない人たち
 それが遺族
という 激しく酷い世間の目があった

 自死遺族を支えるための研修会などが
 頻繁に開催され
   厚労省主催の研修会も連続して行われていた

  何度か参加者として研修を受けたことがある
 その後
 講師として招かれた事や
   厚労省と共同で研修会を開催した事もある

 そこでの研修内容や
  講師同士の 打ち合わせなどで
 自死遺族への差別的発言をたくさん聞いてきた

  だから 私は 民間のボランティア団体の自死遺族の会には参加しない
  何度か参加したこともある
が いかないと決めている

他県が主催する自死遺族の会にも参加したことがある
  が
 完全に 精神疾患者の会の方法だった
 患者会?
 スタッフミーティングでは 振り返りをする所が多いが
   あの遺族はこうだった 
 この遺族はこうだった・・・
 要注意ですね・・・とか 言っている

  いろんな遺族を想定して 研修会が開かれる
  暴れる遺族
同じ話を繰り返す遺族
自分の事だけ話して人の話を聞かない遺族の場合
  沈黙だけして話さない遺族
金のない人が多いから
 借金を申し込まれないように・・・
知識がない人が多いから
 ゆっくりうなずいて話を聞いて
     難しい事は言わないように
感情の起伏が激しいから
    そんな時は二人で寄り添うように

会以外の所であっても
 立ち話などしない事
連絡先は教えない事

   などなど

ずいぶん前に 現代のエスプリに書いたことがある
 
   遺族同士連絡先の交換はさせない事
 もある

 かわいそうな人  という目で見られたくない
 悲しみを抱えているが
 かわいそうな人ではない

   やさしい 言葉の裏に なにがあるのか
     私は
  たくさん見てきたし聞いてきた

だから
 自助グループに拘り 広げてきた

  もちろん
自死遺族も様々

悲しみに全てが覆われているときは
  本性が見えない
 悲しみという霧で包まれているから

それが時間の経過と共に
  悲しみという霧が 下に沈んだ時
  本性が現れる

その時
  悲しみを抱えた分
    だけ
亡き人のまなざしを感じて 自戒しようとしている遺族と

本性のままに戻る遺族がいる

 しかし
 差別と偏見に関しては
   少ないと思う 思いたい

自死への差別と偏見が遺族自身にあるとしたら
 天に向かって唾を吐くようなもの

 自分だけが特別な自死遺族という意識の人もいるが
   世間の目は
 同じ自死遺族である

 悲しみを抱えている分 やさしい集いができる
  自助グループを広げたいと思う
     
   kyuri[1]

精神疾患だからではない 精神薬のせい・・・

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夜中の電話や朝方の連続電話のほとんどは
  精神薬をのんでいる人から

うつ病だというが
  原因のあるうつ的症状から精神科に行き、抗うつ薬を飲み、本物に近いうつ病になっている
    原因はもう解決したのに
       苦しく死にたい・・・という
そもそも精神科に行き抗うつ薬を飲むようになったのは
   原因があり、その要因で苦しく落ち込んでいたから
  その苦しみと落ち込みを治したくて
       精神科に行き抗うつ薬を飲んだはず
   原因となることがなかった時は
    元気で働いていた・・・
    原因が解決したのに  まだ苦しくて落ち込んで死にたい・・・
     抗うつ薬を飲んでいるのに?

  抗うつ薬を飲まずに 問題を解決したほうが 
   元通りに元気に働いていられたと思う

   ただただ 意味もなく  苦しく眠れなく 苦しい

  その事を主治医には言わないという

    精神科の主治医って   患者が本音で苦しみを語れない!?存在

  精神だから   患者が語る言葉で症状を診たてる
   血液検査や
  レントゲン検査や 尿検査
   STスキャンなどの検査ではわからない

 患者の発言から患者の症状を診る

熱があるわけでもなく
    湿疹が出ているわけでもない
   
 患者の発言から症状を把握し 診断するしかない

それなのに
患者の話を聞かない精神科医
   
   ということは

全く検査をせず
   医師の感覚で診断しているだけ

化学的根拠のない  症状もよく理解せず
  医師の独断と偏見による診断

 それが精神科

そして
脳神経に作用する 麻薬のような成分が多く含まれる薬を処方する

  前頭葉に作用する精神薬
     前頭葉を少しずつ破壊していく

 アルコールも前頭葉に作用する
アルコールが強い人 弱い人がいるように
精神薬に強い人弱い人がいる

 アルコールに強い人も 毎日強くはなく
   日によって 体調によって
  弱い時もある

精神薬も同じ
そして 死にたい!という副作用は
 精神薬のほとんどに存在する

  精神薬も毎日飲むものではない
本人がつらい時
  一時的に飲んでもいいのです

 薬を飲んでないのに  死にたくなるなら
  一時 飲んで 神経をボーっとさせて
      深く考えないようにすることも必要

  長い期間飲んでいると
    他者への配慮がなくなっていく

 いつも 自分が  自分が
   自分が全て
だから
夜中だろうが 朝方だろうが お構いなし

名前も名乗らず
  ずっと
話す

アドバイスなんて 要らない
 ただ
  愚痴を聞いてほしい

寂しいから 話し相手になってほしい

   極端な人は こちら側の話はさえぎり
      話さないで! 黙って聞いて!
  と怒鳴る人もいる

 それは
 精神病だからではない
 精神薬のせい

  精神薬が人格を破壊している

  精神薬はたくさん長く飲むものでじゃない

痛み止めと同じ
  徐々に効かなくなる
 だから
 強くしてほしいと思う

   ヤクザが麻薬の入り口として向精神薬を使う事もあるという

  歌手のあのひとがそうだった
 スポーツ選手のあの人も 最初は精神薬から・・・

 一時の救いのために 飲むもの
毎日毎日
何十年も飲むものではない

睡眠薬も同じ
睡眠導入剤というけど
  中身は睡眠薬 睡眠剤
同じ

ましてや
愛する人がなくなり
悲しい   気持ちを
精神薬をのんでなんとかしようなんて
   ありえない
 周りの人にも言いたい
泣かせてあげてください
  苦しいさみしい悲しいという話も聞いてあげてください
 精神病ではありませんから
   精神科を勧めないでください
 勧められても
   いかないでください
飲まないでください

  時 話 涙 が必要です
 待ってください

 幸せなあなたたちに 合わせて
  笑えるように しますから

  幸せなあなたが いつまでも 幸せでありますように・・・・daimonjisou.jpg

悲しみは乗り越えるものではない

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死別の
 悲しみを乗り越えるにはどうしたらいいのか…と聞かれることが多い

 悲しみは乗り越えられないと答える
  悲しみは抱えて生きていくしかないという
愛しているからこそ悲しい
  愛が消えなければ 悲しみも消えない
  亡くなっても愛する気持ちは変わらないいつまでも・・・・

抱え方は人それぞれ・・・
   どのようにして抱えて生きていくかは  
その人と亡き人との間で決めるしかない

 そして人の気持ちは揺らぐもの
    
   悲しみをごまかして生きていても
  突然 悲しみにつかまってしまう

   深い深い底なし沼のような悲しみに落ちてしまうこともある

  活動をはじめて間もなくの頃は
    歩いていて 突然力が抜けて  ヘタヘタと地面に座り込んでしまう事もよくあった
      講演に行く途中で
         胸が苦しくなり 突然泣き出してしまう事もあった

今も 時々 無力感に苛まれる

  でも 踏ん張る 

    でも立ち上がって歩く

息子のために 
  自死で逝った息子のために

 やるべきことがある

   次の遺族たちに 託すためにも
      道は拓かなければならない

後 10年・・・は  頑張らなければ・・・

 私の 悲しみは愛しい息子とわたしの間に存在する

   息子への懺悔の生き方は
       なかなか厳しい
 人は大好きで
   裏切られても  んんん???と思う事が多々あっても
      知らんふりして
    付き合うことはできる
 何度も何度も
   見て感じても  いいところを見ようと思う

でも でも
  限界はある

悲しみを抱えていても 他の 感情もある

生きているから・・・

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