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自死の予防の一つ・・悩みがあっても精神科に行かないこと

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 自死の予防は 
        人を大切にする やさしい社会を目指すことが最重要だと思うのだが
   利益優先の今の社会をかえることは難しい

  だから いろんな理屈を探して あ~だ こ~だ と議論し研究し 計画が立てられているが

 幼い頃から やさしさを大切にし、
思いやりを持つ心を教え
   社会もそれを受け止めることができたら
      防げる死は多くある
また
 多剤処方の・・薬物中心の 日本の精神医療がかわったら
  助かる命は多い

  未遂者のほとんどは 精神薬を飲んでいる

  過重労働やパワハラ・・いじめ
      この要因は少なくできる
        一人ひとりがパワハラやいじめをしなければいい
  過重労働も 日本独特のもの
     働いて働いて  死ぬまで働くことが美徳ではなく
   人生を楽しむために 労働があるのに
        死ぬまで働け!!!というのは 豊かな社会ではない

  いじめやパワハラは 卑怯者のすること
    蔑みや差別も
      自信のない人がすること
  
自死の全ての要因を一気に片付けられるわけがない

   それぞれの立場の人たちが
       職場で学校で病院で 地域で 家庭で
      ほんの少し
         違いを認め 比較せず
     押し付けず
          蔑まず
   話し合い    
         一人ひとりの負荷を軽くできたら
    そして
 最後の最後のセーフティーネットであるべき
   精神科医療が
     もうすこしだけ 真っ当だったら

社会福祉資源も
必要な人が受けられたら

    半分は減る

   後の半分は時間が必要
 社会の改革と教育の改革だから

 何百回でもいい続ける

     悩みや苦しみは…精神科では消せない
      人間関係も 精神薬では解決しない

     失恋も 仕事も 金も
 精神薬を飲んでもどうにもならない

     悲しくても 精神科には行かないでほしい

  精神薬では治せない  絶対に!!!

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遺族は精神科にいってはいけない

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何度も書いてきましたが 

   自死で家族を亡くして うつ的症状がでたとしても
    うつ病ではありませんから
  精神科にはいかないこと
      行っても治りません 悲しみが治るクスリはありません

 抗うつ薬、抗不安薬 向精神薬  睡眠薬(導入剤ともいう)
     これらは
     飲み続けたら  本格的なうつ病や 統合失調症 不安障害を患うようになっていきます

    昔から 人は必ず死に 家族が死んでいない家はないのです
      突然の死も 昔からあったのです

     その救いとして  大いなる力を持つ存在と
         大いなる慈しみの世界の存在を 信じられるように・・・宗教が生まれたのです

    子供を亡くした親の悲しみのためのお地蔵様信仰

      35日 100か日  一周忌 三回忌 
  お盆 お彼岸 命日 月命日。。。等々

    時間を考えた行事

   時間は必要です
      
精神薬を飲み続けている遺族で 元気になった人を知りません
 パニック障害を抱えてしまった遺族もいますし
  精神病院の入退院を繰り返している遺族もいます
 また
 後追いで亡くなる遺族もいます

自死した人たちの多くは 精神薬を飲んでいるか 飲んだ経験があります
   死にたくない!とおもい 精神薬を飲んで死んで逝きます

 死にたい気持ちを増幅させてしまう副作用や
   死への恐怖心をなくしてしまう副作用があるのが 精神薬です
  全部の人に出るわけではなく
    一部の人に強く出るのですが
   その比率は高く
    精神薬で命を失う確率は高いのです
  命を喪わなくても
      精神薬を手放せなくなり 一生精神科に通院し
   緑内障や腎不全 ・・・肝機能障害や肝臓がん 卵巣がん
     認知症 心筋梗塞・・・
様々な病気を併発します
  引き起こす副作用があるのです

   クスリは毒でもあるのですから

 昔父が脳梗塞で倒れ
    血圧の薬を飲んで10年後
 突然昔の主治医から電話
 「のみ続けている血圧のクスリは10年過ぎると胃癌発症率が高いので検査を受けてください」と。
結果
胃がんのステージ2
4分の3を取りました

クスリは飲まなほうが体にいいのです

  悲しいという気持ちは 精神薬では治りませんから
     周りの皆さんも遺族が悲しんでいても 精神薬を勧めないでください

    時間をください

 時間は必要なんです

     錯乱状態の悲しみは  落ち着きますから・・・

 時間は永遠にお通夜のような日を続けさせてくれないんです

   ずっと毎日泣いていたいと思っていても
    泣き続けることはできません

      残念ですが 笑うようにもなるんです
 残念ですが
美味しいものも 食べたくなるんです
    残念ですが
     悲しみからの逃げ方は 巧みになって行きます

    それが 時間
 時間はとても残酷ですDSC08087s.jpg

遺族というビジネス

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自死で家族を亡くしたことを生業としている遺族が増えてきた

    子どもが自死で・・という事を看板に掲げて 収入を得て
        生活しているひとたち

    自死遺族という事を 看板にしないと 生活費を稼げないとしたら
       自死遺族にならなければ   家族が自死しなければ  
         どうやって生活費を稼ぐつもりなのでしょう

      ものすごく  キツイことを言っています
         でも
        以前から この事は問題提起してきました
 家族が自死しなくても
     生活費は稼ぎましょうよ

       わたしは 嫌いです 自死遺族を仕事にして 飯を食うのは
          そして 有名になろうとすることも

  どうでもいいことではないでしょうか

     生きてさえいてくれたら

       生き返ったら 私は 今も活動はすぐやめる
         生きたかえったら
        それだけでいい
   金がないなら  70才でも 働く
       なんでもいいから働く

    息子が生き返ったら
           活動は 関係ない

   生業としている遺族たちは
    生き返ったら
      自死遺族を看板に仕事ができなくなるけど  どうするのかな・・・

   残念としか言いようがない

     かなしいこと・・・です

   息子の事を語り お金を頂いても
    全ては 活動費 
 会に寄付 
       いろんな雑費となる

 自殺ビジネスというのが 海外でもある

 日本でも多い
  しかも遺族もビジネスになっている人もいる

 自死した人は  どう思っているのだろう

      遺族でそれをビジネスにしている人たちは
   自責の念は・・どうなのだろう

   不思議だ

    最近また 増えている事実を目の当たりにして
        心が痛くなってしまいました

 ほんとうに  かなしい です

     死んではダメだよ
  いろんな人たちに  死んでまで 食い物にされるんだから

  生きていてくださいね

   みっともなくていいから  生きてください

     グダグダでいいから  生きてください

   ただただ 生きているだけでいいんです・・・それだけで十分です

10月10日朝

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   自死遺族も様々
  一人ひとり 違う
    子供を亡くした夫婦でも 妻と夫は違う

    息子を亡くしてかなしい
     でも 私は悲劇のヒロインではない
    
       私よりも 悲しいのは 亡くなった息子

   私は なんだかんだ言っても 生きている

     傲慢になりがちな凡人の私
     緩和剤は岡知史教授のエッセイ集
「知らされない愛について」
  大阪ボランティア協会から出されている
    また「癒したい人の卑しさ」も
        いい・・・
 
  昨日から 10月22日の衆議院議員会館での集会のチラシを印刷している
    午後から議員会館でポスティング

  800枚くらい配って 1人でも議員さんが来てくれたらと思っている
し続ける事が大切
 息子の死が原点の活動
      
仙台は霧雨
   書類を預かっているので
     研究会の弁護士たちに見てもらう

今から 熊本学院大学の知り合いに依頼されていた
    資料を準備して 投函

 昨夜は 夜中の電話がなくて  熟睡
    年の半分は 夜中に電話が鳴る

    精神薬を飲んでいる人たちからの電話

      減薬したら 断薬したら
          夜中に電話しなくてもいいのにと思う
  が
    本人が気が付かない限り 仕方がない

   苦しいだろうなぁ~~~と思うだけ

     気が付いてほしいなぁ~~~と思う

こんなことを書いていたら
  雨がやんできた

     自死がゼロになるように 今日も仏壇に「南無阿弥陀仏」と合掌
   (浄土宗なので・・・)
   阿弥陀様よろしくお願いしますという意味です

久しぶりにバッタリ・・・勾当台公園

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明日は、東京
 自死遺族等権利保護研究会
     22日の衆議院議員会館でのシンポジウムのチラシのポスティングと
        議員へのあいさつがあるので
        少し早めに家を出て ~~~夕方の5時30分から研究会
 遺族・司法書士・弁護士・・
記者が来るかな???

    自死遺族が直面する法律問題の冊子を全国の送付しているが
        もう少し送ってほしいという行政もあった…数か所
ありがたいことです

     11月に盛岡市で「循環の会」という自死遺族の自助グループの茶話会もある

    その間に いろんな委員会もある

あ!!そうそう
   勾当台公園の広場で バッタリと遺族とあった
      2006年の7月の藍の会からのお付き合いの遺族
   ここ数年は参加していないけど
     時々 バッタリ会う・・・
 抱きしめてしまった…お互いに

     元気?! うん元気!太った?うん太ったよ1
  あの頃は・・・など 話が弾み 立ち話25分
    
     亡くなった人たちが たまには会いなさいって あわせてくれてるんだね~~~と

   本当に不思議とバッタリ会う人がいる
  東京でも 偶然 バッタリと会う人たちがいる
 お互いにビックリ

      いつも感謝

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自死について国や県の考えに仙台市はついてこれていない

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日々 心は揺れ動く
 一日の中でも 朝と昼 夜 でも違う
  一分一秒と揺れ動く

    専門家は様々
 しかし
  心にかかわる専門家 自称も含めて・・・

   精神科医・精神保健福祉士・臨床心理士・・・産業カウンセラー・・スクールカウンセラー
  スピリチュアルカウンセラー
     等々
   この専門家の人たちほど 他者の心も理解できると主張する人が多い気がする

   遺族の会を始めようとした時に
       勧められ 自死遺族支援の研修会に参加した
    その時に言われたこと
      「私は ○○電話の相談員を30年以上続けています。その中で自死遺族のお話をたくさん聞かせてもらいました。また私はカウンセラーの資格も持っていまして、相談員研修でも有名な心理学の教授から研修を受けています。ですから自死遺族の皆さんよりも よく自死遺族の事は理解できます」
   と・・・・
あまりにも驚きだったので 12年すぎても鮮明に覚えている

あれから 12年~
    全く変わらない 心の専門家が多いことに愕然としている

  Aさんという人の心の専門家はAさん自身
     Bさんという人の心の専門家はBさんなのです
岡教授が講演で何度も話していますが

  一般的な 「悲しみ」という心の専門家は 臨床心理士や精神科医・カウンセラーですが
Aさんという人の「悲しみ」については Aさんが専門家なのだと・・・

   悲しみもまたわたしのもの・・なのです
誰のものでもなく 私のもの

 さっきまで怒りがあった・・
でも今は悲しい
  さっき悲しかったけど  今は苦しい
    
   笑顔で話したけど  今は虚しい

   川の流れのようなもの・・・一秒たりとも 同じではない
 同じように見えても その水は・・その涙は一秒前のものではない

   そして 悲しいという感情が どこまで深いのか 自分でもわからない

 ましてや 他人の心の深さがわかるはずがない

    神様にも仏様にも わかりはしない

    亡き人と自分との間に フツフツと湧き起こる感情
       表現もその時々で違う
 あなたの心はわからないけど
  丁寧に真摯に聞いて・・そのうえで一般的な悲しみと照らし合わせ、また自分の経験も合わせて
       カウンセリングします・・・
      が普通だと思う

なのに
なぜ 傲慢にあなたよりもわかります・というのか・・・
    その時点で 心の専門家の資格はない・・

そして 自死遺族に対する 偏見と差別
     
   そもそも  自死遺族を傷つける要因はそのままにして  散々傷つけて
  「心のケア」をするべきです という支援
 仕事が欲しいのか 自己満足したいのか
    支援が必要なように追い込んでおいて 支援の必要を訴える支援者

最初から 傷つけないでください

   家族の自死で 十分苦しみ傷ついているんですから

仙台市の委員会等は
  残念な人が多く  疲れます


亡き息子への想い

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働いていて亡くなった人
      理由は様々
・・・・・・・・・労災申請をしてほしいと思う
    息子も独身なら・・・親の私達で申請をしただろう
しかし
  嫁も孫もいて 親は相続人ではない
    ハンカチ一枚  靴下一足 親の相続にはならない

    5月に 育英高校の高校生の交通事故
      3人死亡 十数人が重軽傷
      それから 10月初めに 自宅療養となるまで 一日も休まず働いていた
    その間に・・・パワハラも受け 本人は嫌がったが9月末頃に心療内科に・・・
       増えて行く精神薬

   ますます動けなくなる息子

    3歳の娘の世話もできなくなった息子に
  嫁は毎日 怒鳴り 叩き 椅子を投げていた
     (死後嫁が告白)
     小遣い 毎月5,000円
            34才 係長 
息子がひもじくて貯金箱から2000円拝借したことを
金を盗んだとののしり
   私にまで電話をよこす嫁

酒も飲まず タバコも吸わず
     昼は夜の残り物の弁当
   貯金毎月20万円
(死後の嫁の告白)

   小さく小さくたたんで免許書のケースに入れていた5000円札一枚
       財布には20円だけ
 嫁は 実家に帰り数日
 冷蔵庫も空
      我が家に連れて帰ってきていたら・・と今でも思う

 上司のパワハラと嫁からのDV

       交番の裏の官舎が住まい

  自宅療養といっても 休まるときがなかった…と思う
 (パワハラ上司も同じ官舎)

    パートなんて やめて 家に連れてくればよかった
   生きていた・・・はず

     悔やんでも悔やみきれない  
息子は死なないと根拠のない自信で死なせてしまった・・・

   せめて 労災申請をしてあげたかった

    後悔は 山のようにある

 その後悔を
    伝え 役に立ててもらう事で
 少しでも 一つでも 遺族の後悔を減らしたいと思い活動をしている

    夫を亡くした嫁さんが 夫を思い 労災申請を頑張ったり
   悲しいと 涙を流す姿に
     抱きしめたくなる
      息子の嫁とあまりにも違いすぎて・・・
 息子の嫁は
   お骨を「いりません」といい
     仏壇も位牌も 「いりません」と叫び
       息子の命は
          嫁の実家の二世帯住宅の購入資金となり
              生活資金となった

     死後13年・・・今も苦しい 
消えるわけがない
  きえなくていい  生々しく思い出していい・・
       私の罪だから

 でも 元気です
      やるべきことがたくさんありすぎて~~
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自死遺族が直面する法律問題  

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10月22日 月曜日 午後3時~6時
  第2衆議院議員会館 1階 第一会議室
 全国自死遺族連絡会主催
    自死遺族等権利保護研究会共催

  自死遺族が直面する法的問題について
    当事者である遺族と弁護士と司法書士
   遺族の法的問題の相談にも応じます
    
     過労・パワハラ・いじめ・賃貸物件の賠償金・等々

   自死遺族支援をしていたり
       自死遺族と接する機会のある方々のご参加をお待ちしております

   全国自死遺族フォーラムも 今回のような院内での会合もですが
     行政の自死の担当者には 参加してもらえたらと願っています

      フォーラムは 国の担当機関からの参加は頂くのですが
  地方行政の自死の担当者は少なく
   とても残念です

     自死の予防や自死遺族の支援を担当されている行政の皆さんには
        ぜひとも 知って頂きたいことばかりです

    本気で自死の予防や防止・支援を考えてくださっているなら  
                 全国自死遺族連絡会主催で毎年開催している
全国自死遺族フォーラムや
自死遺族等への差別と偏見の問題の衆議院議員会館で開催するシンポジウム
  への参加をして 自死という問題を当事者と一緒に考えて頂けたら
      その事が遺族支援ですし  予防や防止にもつながるのだと思っています

   遺族の皆さんにも 
     同じ思いの遺族が 喪われた命の意味を伝えている姿を見て頂き
                     一緒に考えてもらいたいと願っています

    賃貸物件の問題を 必死で社会に公表してくれた遺族がいて
         後からの遺族が被害を少なくすることもできています

   いじめも 過労自死も・・・パワハラも
         世間に伝え続けてくれた遺族たちの想いの積み重ねで
           理解が進んできています

 泣いて泣いてないて・・・涙の河の中で もがき苦しみ 生きて
      時間が過ぎ
  涙の夕立になり  霧雨になり
      そうなった時   いのちを伝えませんか・・・

   隠して生きるのではなく
       死ぬほど追い詰められたことを伝えて生きてみませんか・・・

   自死は 悪い事をしたのではなく
     死ぬほど追い詰められ 死んだ・・だけ

   生きていたかった人

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自分の悲しみは他の人には想像でしかない

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自分の悲しみは自分だけのもの
  誰も同じ悲しみにはならない
       共感はできても 自分以外の悲しみは想像しかできない
 子供を亡くした夫婦でも
  違う
     そして 究極 結婚したことさえ後悔する

    この人でなければ・・・
いや  時期が悪かったのか・・・
     でも 違う人だと この子ではなかった・・・んんん・・・・
    もう少し後だったら
   場所が・・・とか
      全ての事が後悔となる

     名前のせいなのかも・・・とか
  産んだ日にち  時間さえ・・・後悔

      転勤しなければ・・・
        この家を買わなければ・・・
あの時こんなことを言ったから
   

    あれもこれも・・・
  悲しみは   亡くなった人と自分の間に存在する
   自分以外の人と亡くなった人との間は目に見えない
      泣いているから悲しいとも限らない
        言葉に出さないから悲しんでいないとも言えない
   心は自分の中に存在する

      自分でさえ 自分のここがわからない時もある
        自分以外の人の心なんてわかるはずがない

 想像するだけ

子供を亡くした両親でさえ お互いに分かり合えないのに

    聞き取りをして
子どもを思い涙する母をみて 感情が落ち着いていない
      カウンセリングが必要だとか精神科医にかかるべきだという臨床心理士がいる

  まだ子供を亡くして一年半

 普通のことだといくら言っても
      普通でも 専門家にサポートを受けるべきだと主張

    泣く時もあれば・・・涙が出ない時もある
そもそも
感情の起伏があって生きている人間

    臨床心理士や精神科医って 感情の起伏がないのが普通だと思っているのかもしれない

      人間らしい感情を問題視する心理の専門家って
            どうなんだろう

   一度少しの時間あっただけで  遺族の悲しみという感情を
       問題視してほしくない

 何にも 遺族の悲しみを知らないのに・・・

 だから
   深い話は 絶対に彼らにはしない

   息子のことを彼らに聞かせるのがもったいない

 わかりもしない人に 大切な悲しみを聞かせたくない

 遺族より
遺族の気持ちがわかるという専門家を私は信じない

   遺族の悲しみを 
       ありのままに 人間としての尊厳をもって受け止めてくれる人を信じる

    悲しみもまた 私の宝物ですから
    

自死遺族は精神科に行ってはいけない

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   夫の自死後 精神科に行き 精神薬を飲んで2年の遺族
     震災に時に母を亡くした娘(結婚して子供もいる)
      精神科を勧められ 精神薬を飲み続け 入退院の繰り返し 7年

   もともとは 働いていた人
      子育ても 家事も・・・普通にできていた

それが今は完全に精神病者

悲しい気持ちは精神病ではない

        通夜と葬儀・・・その後の仏事・・・

   思い出しては涙
     朝から晩まで 泣いている方が多い日々

     永遠に涙が止まらず  食べられず 
                     笑う事もできず 死ぬまで続くと思う

     そして 精神病院・・心療内科に行く
       不安薬と安定剤や睡眠薬が処方される

    1か月…2か月・・・半年・・・
     医師は問いかける
  「おかわりないですか?」
「お変わりあるはずがない」生きてこないから・・・
   生きてきてくれたら おかわりがあって悲しみが消える

 当然の事

  どんなに名医でも 悲しみを消せない
      世界一の医師でも 悲しみは治せない

  悲しみを消せる薬なんてあるはずがない
      見えるガンでさえ 治せずに あ~だこーだと研究している
  しかも
  副作用がある

 目に見えない 悲しみ
    どうやったら治せるのか・・・なぜ疑問に思わないのか

精神科医に聞きたい  聞いて歩きたい
   悲しみを治せますか?と・・・

 息子を亡くした悲しみを 消せますか?・・と

     遺族の皆さん 本当に 精神科に行かないでください

     治りませんから 悲しみは・・・

    自分の悲しみを どのように抱えて生きていくのか

 あきらめと慣れと覚悟・・
   そして 人間の生きる欲・・
    それと 亡き人への愛する気持ち

   精神科は人間を幸せにはしない

      精神薬は 人間の尊厳を奪い 理性を失わせる

      自分が自分でなくなっていく

   悲しみもまた 私のもの
 誰のものでもなく  私のもの 私の悲しみは私のもの

    他人の悲しみと自分の悲しみは違う

     他人もまた  その人自身は自分の悲しみであって
        その人からみたら 私の悲しみは他者の悲しみ

    当然である

    亡き人を愛しているなら  精神薬を飲み続ける事を やめてみよう

    クスリに作用される自分ではなく
      素の自分で亡き人を思い・・・
          素の自分の涙を流して 生きていきませんか

     精神科医が 精神薬を飲んでいる遺族をどう見ているのか・・・・

       自死した人たちへの差別と偏見は

    遺された私達の手でなくしたくありませんか

            亡くなった人たちのためにも・・・

       差別と偏見の是正は 遺族の生き方でできると信じていますDSC08087s.jpg

自死遺族の自助グループ

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   自死遺族の自助グループのわかちあい
       自死遺族同士でのお茶会   ランチ会
    
    全国に自死遺族の自助グループによるわかちあいは広がっている
   がしかし
      7年・・10年という事で閉会となるケースもある
        立ち上がっては閉会
    閉会があれば開催する地域もある

    藍の会は12年が過ぎ 13年目
 全国自死遺族連絡会も10年が過ぎた 11年目
     
  全国自死遺族フォーラムも11回目を終えた
      毎年の開催

自死遺族支援団体はあるが 毎年自分達で開催している団体はない

      最初は日本財団の助成金~
        その後 自前~現在もご寄付だけで開催
     
 厚労省の補助金事業は フォーラムではなく
   自死遺族の法的支援事業の研究会やシンポジウム、冊子の作成に限定

   全国自死遺族フォーラムは今後も 補助金ではなく 自前で・・・(寄付)

       自死遺族からの電話やメールは どこの団体よりも多いと思う

    講演は多くはないが
       それなりには 呼んでもらえている(感謝)

    一人ひとり  ひとつひとつ  
        つながり  求めることに応えようと思っている

 能力不足で なかなか ご期待に沿えないことが多いのですが
      遺族の皆さんのやさしさに甘え お許しいただいて活動を続けています

   ある日突然 自死遺族になった皆さんへ

    精神科にだけは行かないでください
  精神薬だけは飲まないでください

     近くにありましたら  自助グループに参加してみてください

     なければ お電話やメールでも  遺族同士 つながってみてください
    
 遺族同士で  足りない時は
  法話の会に参加してみませんか

   法話の会が無理なら  葬儀をしてもらったお寺さん
   近くの教会 に  電話して
   お坊さんや牧師さんに  苦しい・悲しい気持ちを聞いてもらいましょう

    そのほうが  精神科に行くよりずっとずっとマシ

       遺族になって 精神科医に行って
               本物の精神疾患になり  苦しんでいる人が多すぎます

         同じ思いをしている 人との出会いは 
             時間の経過をみることができます

         悲しみを抱えて生きた来た人たちが  います

      太古から  人間は 抱えて生きてきたのです

        同じ思いを抱えた人たちとの出会いは 
             生きる灯になる・・・と信じています

         亡き人を感じながら・・・元気に生きる術はあるのです

盛岡市民文化ホール 11月24日 自死遺族の茶話会開催

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11月24日 土曜日
  盛岡市で自死遺族の自助グループ「循環の会」のお茶会を開催します
   盛岡市民文化ホール 第一会議室

盛岡駅 西口バスターミナル前 マリオス盛岡市民文化ホール

 午後1時30分~4時30分
                  参加費200円(茶菓代)
    当日は 私も参加します
(仙台の遺族が2~3人 お手伝いします)

   次回は3月予定

    3~4か月に一回の開催を予定しています。

自死遺族だけの参加です 

     お茶会ですが ご相談にも応じます。

  申し込み不要
 途中参加・途中退席有り  

   匿名の参加あり