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自死遺族のほとんどは精神疾患者だと断言する支援者がいまもいることに驚いた

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悲しみは精神病なのか?

今日(28日) 自死遺族のほとんどは精神疾患です!と言われた

 電話相談をしてくる自死遺族のほとんど(多くではなく、ほとんど・・・)は
    精神疾患者なんだから
       支援者が自死遺族から相談を受けたら 精神科医療につなぐのが普通
      であって
遺族が「安易に精神科につながないでほしい」というのはおかしい と言われた

   いのちの電話のデーターらしい

    自死遺族が「かなしい」という電話をかけると「精神科」につなぐのが普通らしい

       愛する人を自死で亡くした悲しみが精神病なら
           年間15万人の精神病者が増えていることになる
     10年間で150万人

  夫も精神疾患と言われそう
    税理士として仕事をしているのですが・・・

わたしも…でしょう・・ね 

それとも いのちの電話に電話をかける遺族のほとんど・という意味・・なのでしょうか

     そもそも

自死遺族という情報や精神疾患という情報を
  どのように集めるのでしょうか

    自死遺族のほとんどは精神疾患という概念をもっていて 相談を受けているとしたら
         色眼鏡で見ているとしか思えない

また 遺族が 飲まなくてもいい薬を呑んでも
      認めて勧めているのでしょうね

    自助グループである私は  すすめない  多くの遺族にはやめるようにいう

 悲しみは薬を呑んでも  どうにもならないから

    一時飲むのは仕方がないとしても

ずっと飲み続けるものではない

 なぜなら  精神薬を飲んでも 悲しい気持ちは消えませんから

  悲しみが消えるという事は
      亡くなった人を  もう愛していないという事ですから

愛する気持ちがある限り 悲しいという気持ちはあり続けるのですから
  それが
  愛する人との死別の悲しみです

   深い悲しみは深い愛の証

   わたしは息子を亡くした悲しみが消えることを望まない

      ずっと 悲しみが続いていいんです  それは愛が続いているという事ですから

   自死遺族の皆さん
   精神薬を飲んでいるなら  減薬断薬してください

  どんなに飲んでも 悲しみは消えませんよ

    中枢神経に働く薬は 麻薬のように作用してしまうことも多く
神経系に作用する薬の処方は
  目隠し運転くらい難しい
   と言われている

多くて2剤  普通は1剤と言われている

   そもそも

病気でもないのに 薬を呑むのはおかしい

   悲しい気持ちを何とかしようと薬を呑んでいる人たちは

悲しみを病気だと思っているという事なのでしょうか

   愛する人を亡くしてかなしいのは普通です

悲しくない人が   変です

  阪神淡路の遺族のことも 新聞で今でも悲しい・・と掲載していました
 病気だと誰も言わない

自死遺族だけ  自死遺族の悲しみだけなぜ精神病と言われるのでしょうか

   自死への偏見と差別・・です

怒りで 身が震える思いでした・・・

    震えませんけどね・・・差別と偏見のまなざしには慣れていますから
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今から東京

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厚労省主催の
「新たな自殺総合対策大綱の在りかたに関する検討会」第4回が終了
  22日

23日 子供を亡くした親の集い
「つむぎの会」仙台   を終え

今から 東京~池袋で人と会い
   衆議院議員会館での円卓会議主催のシンポジュウムに参加
   泊まり
明日朝早くに仙台に帰り
    藍の会

日曜日また東京
 オーストラリアの会議に参加のためのうちあわせ


  ようやく常総太田市での講演のレジュメを作成し送った・・

    資料の作成とパワーポイントの作成

     年度末  事業報告書の作成も控えている
    それと
   来年度の 優先登録団体の申請と
    事業申請

   厚労省にもプレゼンにいかなければ・・・

      健一・・・カァチャン 頑張るよ

   自死の問題は息子のいのちのメッセージ

自殺対策企業

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自死の予防や防止の対策の専門団体

まるで自殺対策企業

  行政にとっては自死の対策はたくさんの仕事の一つ
    遺族当事者は無報酬で仕事もこなしながら活動をしている

    自死の専門企業には 太刀打ちできない

 金を儲けることと  名誉が同時に手に入る仕事

いのちを救う仕事・・・という名目
実態は
このようにしたら 予防や防止になりますよという提案の仕事

 実際に相談は受けない

    相談を受けるように指導をする仕事

  実際に相談を受けたりする人よりも
      指導する団体が評価が高い


海外の資料を参考にしたり
   他の団体の活動のいいとこどりをして  評論家活動をしていればいい

  金儲けの欲望と 名誉の欲望の強い人たちは必死

   そりゃそうだ  人のいのちを救うというよりも
  自分が豊かに生活するためだもの


次々と 提案をしていく
    企業だからね

飽きられたら価値がなくなるから

   自死がゼロになったら どうするんだろう

   ゼロにならないような対策づくり

   賢い

吐き気がする

  活動をしていなければ 知らずに済んだことが山ほどある

    表の顔と裏の顔も 知らない方がよかったのかな

いや
 息子のためにも
 真実を表に出していく

   まじめで 曲がったことが嫌いで やさしかった健一の命を懸けた訴えに
    親として
   応えたい・・応えなければと思う

  多くの自死遺族たちは 
      いろんなことが決められ  裏でいろんな情報が流されていることを知らない

 わたしたちの大切な人のいのちを
   食い物にされている事実
自死した人たちの
悲しみも苦しみも・・・遺された遺族の苦しみも悲しみも
幸せな人たちが
  より豊かに人生を送るための 材料にされているのが

自死の起業化 ビジネス化

  知れば知るほど
 年数を重ねる毎に 企業としての色が濃くなり成長していく

 自殺対策のビジネス

おいしい商売なんだろうなぁ~

 悲しくないものね

与えられたなら~必要としている人に分け与えましょう

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「わかちあい」
 クローズな集いのほうが 参加している人たちは楽・・・
      楽という言葉が適当かどうかは疑問ですが
気心の知れている人同士のほうが 気楽・・・

  そこで「ん」と考えてしまうのが私の癖

  自分は参加できた
     それは自分以外の人が作ってくれた時間と場所
  自分は自分以外の人が作ってくれた居場所に行くのはいいけど
   自分が参加している集いに 新たな人は参加させたくない・・・って 
      どうなのかな・・・

   作ってくれた人の気持ちになれば
     自分も他の人を受け入れてほしい・・と思う

  苦しい時悲しい時  どこかに話せる場所はないかと苦しんだ時があるなら
     自分たちが 参加している時間と場所を
       開放してほしい と願う

 来る人拒まず  去る人追わず
 自由に 出入りできる 自死遺族の集いであってと願う

     2~3時間のお付き合いですから・・・

   その他の時間までお付き合いをしなくていいんですから

   友達探しの場所でもないですし・・
       仲良し会でもないのですから

    せいぜい 1か月に1回
  少なければ 3か月や半年に1回
    2時間か3時間だけです

   人を信じること
  裏切られても  裏切るよりは信じたいと思っている

   泥をかけて行く人もいる

でも 泣きじゃくっていた人が
   人に泥をかけるくらい元気になった・・という事ですから

  身体が2つ欲しいとずっと思っている

   わかちあいの集い・・・必要とする遺族につながりますように

       広がってほしい・・・th18LJSK6L.jpg

いのちを失うリスクが高い精神薬

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精神科に行って 解決しないのがわかっているのに
   問題が起きて苦しくなると 精神科に行きたくなる人が多いのはなぜ?

 洗脳~知らないうちに いつの間にか洗脳されている

   苦しい気持ちが精神薬で楽になる・・と

  問題が解決しないのに  楽になった気がするのは
      脳神経をマヒさせて  いるだけ
  集中力がなくなる・・・
     散漫になる・・
人への配慮もかけてくる

    前頭葉という 人格や理性をつかさどる脳神経の集まる場所
        ここの部分をマヒさせるのが精神薬

  電気でこの部分をマヒさせるのが 電気ショック療法(非常に危険)
   
   電気ショックも精神薬も効かない患者に
      前頭葉の破壊が行われたことがある

ロボトミー手術

    その結果 裸で走ったり
        恥ずかしいという感覚が欠落した
           理性がなくなり・・・
    暴れたり 
      人間として普通の日常生活ができない患者が出来上がった

  大なり小なり
  精神薬は 麻薬

   悩みを解決する薬などあるわけがない

        野田先生いわく  酒でも飲んでいたほうがいい

  酒を飲んで  嫌なことを一時的に忘れるのも
   薬を呑んで一時的に忘れるのも  同じなら
        まだ酒のほうがマシ
  浴びるほど飲んではいけませんけど・・・

    カウンセラーさんに お話を聞いてもらってください

 カウンセラーさんも お話を聞いてください
  決して 精神科医の手先にはならないでください

     何度も何度も 同じ話を聞いてもらえるだけで
    自分なりの解決方法が見つかるはずです

    解決は精神薬を飲むことではないはずです

    私は絶対に飲まないと決めている
     家族にも絶対に飲ませない
   
  息子を精神科に勧めて 死なせてしまいました
     死なない人もいますが
     アッという間に 自死に至る人もいます
    数年で自死する人もいます
    
全員ではありませんが  自死率が高くなります
 リスクは背負わないことです

    いのちを失うというリスクをおってまで 飲む価値はない薬
       それが精神薬

      

全国自死遺族連絡は心のつながりの活動



 22日は
 新たな自殺総合対策大綱の在りかたに関する検討会
  第4回

 大綱の見直しは5年ごとに行われている

  これまでは参画できなかった

今回は自己推薦してようやく参画できました

  
     当事者が 意見を言うのは今は普通の事

  全国自死遺族連絡会は年間多くの遺族からの相談を受けています
  その一人ひとりの苦しみを
     喪われたいのちの意味を 伝えてきました
        届けたいと思い活動をしています
  
 専従の職員を雇い
   給料を与えて 事務をやってもらい
     電話の相談も職員を雇い報酬を支払い
        活動をしているわけではありませんが

 全国自死遺族連絡会はかかわってくれている遺族一人ひとりの
    きもちだけで成り立っています

   無報酬はあたりまえ・・・のこと
     自前での活動です

   だから その遺族が活動できなくなることもあります

     家族の事情で活動をお休みすることもあります

 できる遺族ができる範囲で活動をする・・・それが全国自死遺族連絡会
     でも
 2008年の1月1日から 休まず継続しています

活動をする事で報酬を得て その報酬で生活している
    支援団体に勤務の遺族もいると思いますが
  気持ちよりも 報酬が優先になるのは人間として必然です
お金が入らないと
   活動ができなくなってしまいます
お金に左右される活動になっていくのです

  全国自死遺族連絡会は「こころ」のつながりでの活動です
  心はもろいといわれる人もいると思いますが
     心のつながりは 純粋であれば強いものとなると信じています

  誰かをあてにせず  自分ができることを自分でする
   誰かがやってくれるのを待つのではなく
 自分がやりたい やれる と思う事をやっていく

    それが自助グループ活動
22日
  きちんと意見を述べてきたいと思っています

苦しい人を探す前に、SOSを出した人をまずは救ってください・・自死の予防と防止の専門家の皆さん

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  自死の予防と防止

 SOSの出し方教育というのがある
また つながることのできない人ほど苦しんでいる人だから
     なんとか 探し出そうという対策
遺族の場合も
   会に参加できない遺族をなんとか引っ張る出そうという考え

  大きな声で言い続けてきたこと

 「助けてください」と電話しても たらいまわし
 「死にそうです」と電話しても「担当者不在です」
    自死の防止のシンポジュウムで
  自死の防止の専門家がずらりと壇上に並んでいても
     会場から「助けてくださいこのままでは生きられません」と泣きながら訴えても
       誰一人 壇上から降りては来ませんし、終わってからも講師の控室から出てきません
       また主催した側も 声もかけてきません

泣きながら訴えた私によって来たのは
  新聞記者だけです

     いじめられた子供が 声を出しても
     学校側は耳も傾けません

   いじめが原因で不登校になると
  学校側は 不登校の子供に精神医療機関を勧めます

   助けてくださいといった人も助けることができないのに
    どうして 沈黙して耐えている人の情報を各機関で共有して
       訪問したり チラシを置きに行ったり
また 声をあげてくださいというのか 意味不明です
 SOSを出して 受け止めてくれない場合は
   その人を深く追い込むことになります
SOS教育や相談や参加を促すなら
   きちんと助けてください
  助ける方法も構築せず できもしないのに
      声だけ上げさせるって 卑怯な方法です

   声をあげさせて つながるように促して相談には乗ったけど
    死にました・・・ということになり
  自死した人の責任にすり替えるだけの方法です

  SOSを出した子供を確実に救えますか?
 どんな方法で救うのですか?

   遺族の問題も 悲しい気持ちだけ・・・
  しかもそのかなしい気持ちに寄り添うといってるのは言葉だけ

    実現できていない

  SOSを出している人をまず 救ってください

 それができてから  声をあげられない人の救いを考えましょう

     予防や防止の方法がアメリカや欧州の国々のデーターに基づいたものばかり

  日本人の予防や防止には  参考程度のものでしかない
     完全コピーで 当てはめようとしていることが無理です

  遺族支援も 日本人にはそぐわない方法を基本としているから
       無理がある

 日本は真似をして日本流にアレンジするのが得意な民族なのに
なぜ 自死の予防や防止・・精神医療も遺族支援も
    アレンジできないのかが不思議

   

過度な期待をしないこと

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 今日は 朝から電話が続き
    7件
        遺族から・・・遺族以外の人から
    様々~

  自死遺族支援という名称のつく 団体や機関がそれなりに多くある

    遺族はわらにもすがる思いで電話をする

    日曜や土曜日 祝日・・・夜・・はつながらない

      法的な専門家
 弁護士・司法書士・・・精神保健福祉士・・
   弁護士は弁護士という仕事での支援
     仕事として依頼をしたら 契約金は発生する
       成功報酬もある場合が多い
司法書士の仕事よりも 弁護士の仕事のほうが料金がわかりにくい

   弁護士は弁護士以外の支援はしない
  弁護士に専門家として以外の支援を求めてはいけない
   支援とは「友達」になることではない
 「なんでも相談支援」ではない
     
    司法書士も同じ  精神保健福祉士も同じ

自死遺族の総合支援センターと機関も多くあるが
  行政機関の多くは精神保健福祉士が受ける
     民間団体は 遺族以外の人が受ける
どちらも
  法的専門家にはつなげない

お話を聞いて、自死遺族の会を案内することが多い

   遺族が裁判をしようと弁護士の紹介を求めても紹介はしない
  その場合は「法テラス」の紹介で終わる

相続の相談を受けても地元の司法書士にはつながない
     そんなネットワークを作っていないから

 相続税の相談も税理士にはつなげない
     紹介もしない

 税理士との連携はないから

    介護の問題等も 社会福祉士や行政へのつなぎをしない
       相談を受けている人が 
      社会福祉の仕事を理解していないし、どこにつないだらいいのかの知識もない

 だから
    自死遺族支援○○○○という名称でも
       総合支援をしてくれるところではないことを知ってほしい

  期待して傷つくことは少ないほうがいい

 過度な期待は禁物 

    自死遺族の自助グループ団体

 全国自死遺族連絡会は 「わかちあい」は自分たち遺族が・・・
    法的問題は法律の専門家に・・・(顔の見える関係の人たち)
      責任をもってつなぐ
   債務の問題も 弁護士も含めて 
複数の相談のための選択肢を提示する

   債務も一つの方法ではない

   遺族である私たちにできないことは 
それぞれの顔の見える専門家につなぐことで「総合支援」を構築していく

 支援の目的は 遺族に元気に生きてもらうこと

全国自死遺族連絡会のホームページがリニューアルしました
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無意味な時間

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  私は宝石に興味はない
     ブランドというものに興味がない
 健康食品や健康器具にも興味がない
 金儲けにも興味がない
    見栄もないし・・・
 権威をかざしている人は大嫌い

昨日 遺族の知人から頼まれて
   ある会社の会長という人にあった(女性)

あなたに入るお金・・というキーワードで
   30万90万 100億 ・・
 3パーセント 5パーセント
   300万 500万 と お金の数字を何度もいうので
   興味もないので
 聞き流していたら
「あなたは 数字に弱い?」と言われた
その言葉に驚き
「理数系のあたま・・です、数字には強いですよ、考え方が理数です」と答えたら
「あらそう、ならわかるわよね」
とまた数字を早口で説明する

お釈迦様の話しや
    寄付をいくらでもするとか
講演をお願いするとか・・・

   2時間

その後  予約してあるからというので

  二人で  ビールと焼酎を飲んで 食事

息子の自死のことを少し話したら
「子供が先に死ぬのが一番の親不幸よね」
 と3度も言われた

最後に契約書に署名を求められた
(酒は強いといったのだが、さすがに3杯も飲めば酔ったと思ったのかな・・・
 3杯程度では酔いませんから)

  大金なので 考えてみます、税理士の主人とも相談してみますとお断り

   

  宝石や健康布団・化粧品・・健康下着・・等に関心のないわたしには
    派手な色の全身ブランド品で宝石をキラキラさせたその人は
           住む世界の違う人

   人を 計算が弱い人扱いをしたり
    働いたことのない 世の中を知らない人のように言ったり
     亡くなった息子を親不孝呼ばわりしたり

夫の職業を言ったら  男は金儲けは下手だから
   相談してもダメよ・・と言ったり

   そんな人のいいなりに  動きません

 300万円 とにかく振り込んでほしい
  3月から毎月50万円の利益金を振り込むから
  300万円は半年で回収できるし、その後は全部儲けのお金・・と何度も言われた

   そんないい話なら 知人の遺族のことも給料をかけて社員に雇うよりも
      この話に誘ったらいいのに・・

 そんな話に 誘われる人が多いから45年間も続けているのだと思うが・・・
 
  わたしは健康布団にも健康下着にも
  美容液にも…健康座布団にも 全く興味はなく

     自死の問題だけが人生の課題
  いのちをかけての活動です
    
知人の気持ちを大切にしようと思い
    無駄な時間を過ごしてしまった

   

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しね とか 
 早く息子のところに逝け
 とか

コメントが届きます

 みたこともない人に なんで「しね」と言われなければならないのか不思議です

人に「死ね」という人は ある意味かわいそうな人だと思います

管理者の承認制にしたら
 このようなコメントは少なくなったのですが
    こんなコメントを書く人は 病んでると思います

  その全部が 匿名
 
   見ず知らずの人に しねと言われても・・・ 

      たくさん 言われてきたので
    鈍くなっているのかな・・・

     なにいってんだろ・・・この人
 何がしたいのかな・・この人
ストレス発散のために
  他人に死ねというこの人って
      ・・・・
     精神薬飲んでる人かな・・

 毎日 息子のところに逝く日が近づいていますから
    しねといわれなくても  そのうち死にますから
  ほっといてください

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子どもはずっと生きていると思っていた



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2012年11月のブログ

(2017年の今も変わらず同じ気持ちのままです)

息子を亡くした悲しみをずっと抱えて生きている・・・

一見明るく元気一杯・・・

しかし・・お兄ちゃんが亡くなってから、こころはいつも悲しみで満杯

  でも生きて行くために、こころのどこかにある小さな笑顔を、
最大限に膨らませて、満面の笑みを人には見せる

時には大げさかな・・・と思うくらい笑うこともある・・・


健一は笑顔の私が好きだったから・・・


   なぜここにあの子がいないのか・・・いまも悲しく切ない・・・

涙は枯れない・・・今もとめどなく溢れてくる


   毎日・毎日・涙が出ない日はない・・・


悲しいね・・・どうして死んでしまったのだろう

  想い出は悲しみ

悲しみは愛しさ

   

何にもしなくていいから・・・生きていて欲しかった・・・


     生きていてくれるだけで・・幸せだった


   あの日から私の幸せは消えた


いのちって・・・芽生えて育んで・・・愛しんで・・・

   大切に大切にして・・・

消えるときはあっけなく・・・


  ずっとあの子は生きているものだと信じていた・・・

その多くは故意の死ではない



 自殺=故意の死ではない

法的解釈においては
「意思無能力者、精神病その他精神障害中または心身喪失中の自殺は
   故意に自己の生命を断つ意識はないから自殺にあたらない」とされている
従来から
外形的な事実は自殺であっても 「自由な意思決定をすることができない状態で自死した場合」には
「故意」がないとして「自殺」には該当しないとされてきた。

心理的剖検の成果

大部分の自死が自由な意思決定に基づく行為ではなく
 様々な事情によって「追い込まれた末の死」であること、
更には自死という行為に及ぶ最後の段階では
  何らかの精神疾患の影響を受けていることを明らかにしている


内閣府が発行した「自殺こころの病」との関係について
 96パーセントの高率で何らかの精神疾患を抱えていたという外国の文献を引用したうえで
 我が国の場合 75パーセント程度は
何らかの精神障害があるという研究を紹介している

しかし
58.3パーセントの国民は
「自殺は覚悟の上の行為である」という
  事実に即さない意識を持っていると発表している

精神医学上の所見は国会における審議でも事実として取り上げられています
「自殺は自由な意思決定の元に行われる」という見方は
  現在では否定されています

現在は「追い込まれた末の死である」
(自由な意思決定のもとでの死ではない)
という見方が原則で
  故意による自死は例外として扱うべき状況なのです

いじめやパワハラ・・身勝手な社会

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自死

「死人に口なし」という言葉

自死した人がいじめやパワハラの被害にあっていた
という証言をすることはできません

生きていれば いじめやパワハラ等の実態を訴えられる

 自死の多くは遺書もない

メールやラインにメッセージが残されている事があるが
 本人死亡の現実は高い壁となる

 いじめやパワハラ等の加害者は生きての証言となる

  社会・ましてや裁判では
       自死した人のメッセージよりも
生きている人の言葉が優先されていく

  人の死に対してきちんと向き合わない社会
    裁判所も同じ

事実の隠ぺいと 立証責任に基づく請求の棄却
(立証責任は遺族にある)

  自死の基本法はでき・・対策に国費がつぎ込まれ
   様々な事業が行われています

しかし 本当の自死の対策とは何でしょう
  自死の原因が究明されること
     いじめがあるなら いじめをなくする対策
 パワハラがあるなら パワハラをなくする対策

過重労働があるなら 過重労働をなくする対策

   貧困も介護も・・・債務も
全ての自死の
根本的問題の究明は手を付けず

  死んだ人に 人権はなく
     死人に口なし
生きている者だけの生きる権利守られる権利

  そして 未だ根深い 自死への偏見と差別

   自死者は 祟る・・・という概念

 祟るって・・・祟られるような悪いことを社会はしたという事になると思うが
     自分で勝手に死んで  祟るって思っている社会

自死するほど追い込み 自死したら今度は祟る・・・存在にされてしまう

  社会って なんて身勝手なのだろうか

 殺されるよりも 殺した者の勝ち
    それが社会

24日午後5時より 第一衆議院議員会館



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「つながり、ひろがる 自殺対策シンポジウム」
自死は、向き合える

趣旨:自殺対策の発展には、それぞれの取組や考え方から学び合う風土づくりが大切です。自殺対策円卓会議では、自殺総合対策大綱の見直しの議論が進められる中、自殺対策関係者の共同シンポジウムを開催し、地域の中でつながり、ひろがる自殺対策を提案していくこととしました。皆さまのご参加をお待ちしております。

日時:平成29年2月24日(金曜)17時~20時
会場:衆議院第一議員会館

内容:
1)主催者あいさつ           17時-17時10分
2)基調講演 「自死は、向き合える」  17時10分-17時40分
杉山  春(ルポライター) 
3)シンポジウム「自死は、向き合える」 17時50分-20時
堀井 茂男(日本いのちの電話連盟)
   田中 幸子(全国自死遺族連絡会) 
   大塚 俊弘(日本うつ病センター) 
   大場 義貴(浜松市自殺対策における多職種連携支援(絆プロジェクト))
   袴田 俊英(心といのちを考える会)
  指定発言者:杉山 春(ルポライター)
  指定発言者:小澤 吉徳(日本司法書士会連合会)
  座長:竹島 正(自殺対策円卓会議/全国精神保健福祉連絡協議会)
     木下 浩(日本司法書士会連合会)
4)まとめ               19時50分-20時

生きていてください

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 年間電話相談件数 100件
  年間相談  66件
年間遺族の参加数 6人
  これ全部 行政主催の事業

立派な事業として 新聞に載っている大きく写真入りで・・・

そっか
  その程度のほうが 話題になるのか・・・と思った

年間10,000件以上の相談を受けている
 電話だけでも2000から2500件
  メールや手紙・・・面談・・・
    話題にもならない

 ホントですか?と言われることもある
   
 私の代わりに受けてみますか?と言いたくなる

   年間100件ということは
 3~4日に1件ですよ
 朝から専従の人間が待機して 3日で1件 残りの2日はゼロ件です

   私・・・他のこともしながら  1日平均25件以上

   多くの支援者は その事実を認めない
マスコミも認めない

認めなくてもいい

   一人でも多くの人たちにつながってもらい
    元気で生きてほしいから

目的はそれだけ

   悲しみはどうしてあげることもできないけど
      元気に生きてほしいと願う気持ちだけは いっぱいいっぱい・・です

そして  死なないでください
   死んで悲しむのは あなたが愛する人、あなたを愛する人だけです

   いじめた人もパワハラをした人も
    あなたを苦しめた人全員  悲しみませんから

   追い込んだ人は 笑うだけですから・・

   残念ながら 苦しめ追い込む人はずるい人ですから
      人を蹴落として、幸せに生きたりしますから・・・
  悪いことをしたなんて 思う事もない人たちですから・・・

だから
生きて 生きて 生き抜いて 
            生きてるよ・・どうだ! といいましょう
 
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喜怒哀楽は病気ではありません

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   精神科が満員御礼状態になる社会は どこかが間違っている気がする

 人間の悩みや苦しみは 病気ではないことを 子どもの頃に教育してほしい
   喜怒哀楽があってこその人間です

   ルンルン気分な毎日が続くことはあり得ません
    落ち込む時もあります
それは人間だからです。

   落ち込みは精神病ではありません
   落ち込みはうつ病ではありません

悲しみもうつ病ではありません

少しくらい眠れなくても死にません

私の若い頃は 睡眠薬は簡単に処方しませんでした
  (睡眠薬も睡眠導入剤もおなじです)

    眠れない・・・という人が多くいます
      寝てないの?と聞くと はい!眠れないんです・・という
    眠れてないって‥何日?と聞くと
     何日も・・という
  1分も寝てないの?と聞くと
   ん・・・いや少しは寝てる・・という
 どのくらいと聞くと
   寝ようと思うけど寝れない・・・夜中まで寝れない・・・という
     朝方は・・・と聞く
   ん・・・寝てるかな・・・2時間くらい・・・
  眠っても また目が覚めて・・・また眠れなくて・・・また少し寝て・・という
      全くねむれない日が何日も続いてるわけではないよねそれは…と聞く
   んん・・・
   でも ねむれない・・・という

いや だから 寝てるよね・・・
   思うように眠れない・・という事じゃないの?と聞く
ん・・・ハイ
 という
人間は1秒も寝ない時間が70時間は持たないと聞いた
  たいがい 2日間48時間・・・50時間以上寝ないと・・・眠くなる・・・経験上
    少しでも眠れる

極度の睡眠障害はよくある障害ではない
 
  相談を受けた人でこういう人がいた

何年も眠ってない・・・んです  と言っていた
    一睡も・・・と聞くと
はい!一睡も・・・という
(何年も寝てなければ生きてないです・・とっくに)

  肌の艶はよく お化粧もして
   ブランド品のお洋服を着ていた

  自分が思うような睡眠がとれていないという事ですよね・・ときいたら

あ!そうですね 
   10時に寝て・・朝まで熟睡したいんだけど 途中で起きてしまうという

   なんでそんなに睡眠に拘るのかわからない

  親しい教授は  平均睡眠時間3時間だといっていた

 私は 寝れない時もあれば  一日中眠い時もある
 毎日が バラバラ
    眠くなったら寝る・・・眠くならなければ寝ないことにしている

朝まで起きていることもあれば
   一年に2度くらいは 7時ころに眠くなることもある
 睡眠時間も バラバラ 規則正しくない
  不規則な生活と不規則な睡眠

  ご飯も食べたいときは食べるが 食欲のない時は食べない

   長生きした父は 不規則な生活で
    好きなものだけを食べていた

    昼ビール  夜ビール
夜更かしして  朝は遅くまで寝て
   長生きした

どうせ 今におきたくても起きられなくなり
  永久の眠りにつくのだから
 目が覚めている時間が長いほど 儲けとおもっている   

その分  息子のことも思い出せるしね・・・
  悲しみも 苦しみも 息子の思い出と共にあるから・・・
ずっと寝なくていいんだけど
   眠くなるんだよね・・・なぜか・・・3日目になると・・
 
 

悲しみは消えない

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  遺族の悲しみに効く薬はない

 カウンセリングも精神科医も宗教ですら

 私の悲しみには何の役にもたたない

 時間と共に   紛らわすことが・・・逃げることが上手くなるだけ

  根本は何も変わっていない
        この世にいない事実は変えようがない
   グリーフケアなどという 悲しみを学ぶ研究所や研究室やセミナーがあるようだが
    言葉にもできない悲しみをどのようにケアするというのか
なんて
 浅い考えの人たちなのでしょうか
   子供を亡くした私の悲しみの何をどのようにケアできるのでしょうか
    今でも健一を深く愛している
      愛している気持ちがある限り この悲しみは続く
  続いていいのです
   苦しいけど 悲しいけど  どうにもならないけど
      続いていいんです
 それが 親の気持ちですから
 悲しくなくなったら 親ではないと思います
   子供を亡くして 親が楽してルンルンしているなんて
        ありえません

   沖縄に行くとか名古屋に行くとかいうと・・いろんなところに行けていいですねと言われる
       なにがいいのかな・・・
 旅行ではないし・・・観光に行くわけでもない
     観光地はめぐりません
  息子が死んで 観光なんて・・・
    どうでもいい

   健一が逝ってから 自死の問題だけで生きてきた
    日常の生活が自死一色

毎日朝から晩まで 自死のことを活動として生きている
   電話やメール面談・・同行
      会議  資料作成
 1年間に1万件以上・・・
  11年間
    事務作業も・・・
自死のど真ん中で生きている
  それ以外には 関心がない

差別の問題も精神医療の問題も
 介護も含めて 自死との関連の事だけでいきている

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  生きてほしいから
    遺族には元気でいてほしいから

   

自分が推薦してもらったように・・・どなたかを・・・

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昨年の11月
 社会貢献支援財団の表彰式を終えて

  推薦してくれた方がいて 帝国ホテルでの式典に

    息子が亡くなって 晴れやかな席は初めて・・・

  田中幸子個人の活動を認めてくれました

夫と二人で15218619_1252542674808742_653613406_n.jpg

  表彰を受けた団体や個人が 今年の表彰を受けてほしいと思う
  団体や個人を推薦する資格がある
     
    財団の選考委員長である内館牧子さんは
      自分たちが推薦されたように 周りに目を向けて 推薦してください
   といわれました  どなたがいいのか・・・
      考えています
恩送りです

    私を推薦してくれた方に感謝して・・・

   
    今月は名古屋に2~4日
       22日東京(厚労省)
  24日(円卓会議主催のシンポジュウム)衆議院議員議員会館で17時から
     泊まって
  25日「藍の会」
  26日 東京に行き、3月のオーストラリアでの会議での発表の打ち合わせ

 28日 ワンストップ事業の最終検討会

   3月2日は茨城県常陸太田市に~

       自死への偏見と差別解消のための啓発活動

       遺族に元気で生きてほしい
   遺族を増やしたくない

     普通に生きている人を 死ぬほど追い込む社会
  
     うまれて生きてきて  良かったと思える社会を・・・
         あと どのくらいの年月が残されているのかわからないけど
   いのち続く限り  続けて行きたいとおもう
     少しでも  人にやさしい日本社会であるように・・・


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遺族に精神科を勧めないでください

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  愛する人を亡くして
 悲しんでいる人に 精神科を勧めないでください

遺族も精神科に行かないでください

震災後 被災地の精神医療機関は 満員御礼状態が続いている
 なぜか
  心のケアチームや地域保健・・・支援者たちが被災者の苦しみや悩みを聞き
      その多くの人に精神科を進めた結果です
  母を亡くして 精神科を勧められて
    今も精神科に入退院の繰り返し
   仕事もできなくなってしまった人がいる
死にたい気持ちが強いんです・・・と電話をくれた
  妻を亡くした人は現在も入院中
      6年になるのに・・・
会社も辞めた

  精神科につないだ結果を 紹介した人たちは追ってほしい
  責任を持ってほしい

   

   後追い死のように
       自死している遺族のほとんどは
  遺族になって悲しい気持ちをなんとかしようと
 精神科に行った人たちです

     まるで自分が望んで死んだように周りからは見えますが
        薬による副作用です

 精神薬は 死にたいと思う気持ちが増幅されます

  死への恐怖心が消えてしまうこともあります

  死のうよ・死のう・・という声が聞こえることさえあるのです

    前頭葉に作用するのが精神薬です
精神薬というものはない・・とさえ言われています

   精神に効く薬などそもそもないのです

  脳 神経をマヒさせる薬です

興奮したり  気分が意ものなく高揚したり
 意味もなく落ち込んだり

 周りから見られているように感じたり

    愛する人を亡くしてかなしいのは  人間として普通です

    日航機ジャンボの事故が起きた日に
       御巣鷹山に登り 遺族が泣いても 誰も病気だとは言いません

    阪神淡路大震災の日に 遺族が涙を流しても
         マスコミも  今も続く悲しみ・・・とか いいます

 なのに なぜ 半年も過ぎない人が
 普段の日に 悲しいというと精神科に・・というのでしょうか

   幸せな人たちが許せる悲しい日・・・・悲しんでもいい日だけ
     悲しいというのは正常な悲しみで
          それ以外の日に 悲しいというのは 異常な悲しみという事なのでしょうね

   それって おかしくないですか

    愛する人を亡くした悲しみを
  精神病扱いしないでください
  病気ではありませんから

善意で勧めたことで    本当に死んでしまいますから

     責任は取れないでしょ 人のいのちに対して・・・

精神科を勧めることは  いのちにかかわることです

安易に  精神科を勧めないでください

 高齢者にも 遺族にも…学生にも

     精神薬では 悩みは解決しませんから

   奥さんを亡くした人が亡くなったと聞いた
    精神科に通っていたらしい・・

 

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遺族以外の前では 悲しみの涙は流さない

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フッと 切なくて 息苦しく 悲しくて 身体から力が抜けていくようだった

   突然・・・そう悲しみはいつも突然にやってくる

  もう一度 亡くなった健一と・・生きている次男と・・・
 家族になりたい
      そうすると夫もかな・・(;´・ω・)

   健一を子供として もう一度育て愛しみ
      暮らしたい
 次男も一緒に

この家族でいることが 幸せだった

   人生をやり直したい

      タイムマシンが欲しい

    戻りたい

普通に平凡に・・・
   
    こんな気持ちは 誰にもどうにもできない
  
    周りに言うと うつ病よ・・というだろう
 11年も過ぎているのに まだ悲しみが強く出るなんて 専門家に相談に行きなさいよ
   行ったほうがいいよ

   と

 だから 遺族以外には悲しい気持ちは言葉にしない

  泣かない

 愛する家族を亡くした悲しみのない人は
   友人でも親戚でも 
ましてや 幸せな毎日の
 精神科医など 臨床心理士が
     泣いている人と接するのは  しんどいだろう
      せっかく幸せ気分なのに 暗い気分になってしまうのが嫌になるでしょう
当然です
  しかもいつも 悲しい話や苦しい話の連続

   見たくもないと思う

  だから 彼らは 自分のために  自分の負担を減らしたいために
   精神科を勧めて
  精神薬を飲んでもらい  悲しみなんて消してほしい亡くしてほしい
  涙なんて流さないでほしい
  と思うのでしょう

    その結果  遺族が精神科の患者になろうが
        仕事ができなくなろうが
死のうが ・・・・
あら
  かわいそうね・・・で おしまい

  遺族になって精神科に通うようになった人に伝えたい

   悲しみや落ち込み  気力の低下や  希望が持てない
  眠りが浅い・・・
   ことは 当然の事

  生き返らない限り  改善されないのです

    悲しみを抱えたままで生きて行くしかないのです

     悲しみは薬では消えません
絶対に・・軽くもなりません 絶対に

     飲まないことです うつ病や不安障害ではありませんから

     悲しみと共に生きていく

    愛が消えない限り 悲しみも消えないのですから

0.0001%の生き方

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 毎年、自死遺族は15万人ずつ増えているといわれる
10年間で150万人
       多くの人たちは 悲しみも苦しみも全て飲み込んで
          沈黙して 自死に触れないようにして生きている

戦後 ずっと 自死遺族たちは 自死を語ることなく生きてきた

    過労自死の遺族の一握りが声をあげてきた
         遺族の 0.0001%・・・いやもっと少ない人たちが訴えてきただけ

   なぜなのでしょうか

    死んだらおしまい・・・という考え?
      死んだ人のことを…今更?
  家族の恥?
    
      わたしには理解できない感覚

  多分 その人たちは 強い人なのだと思う

    喚くことなく 愛する家族の死を 受け止めて
        語ることなく  胸に秘めて生きていける…私はできない

   悲しみは同じようにあると思う・・・
      沈黙して生きていける忍耐はわたしにはない

   なぜ・・息子は死ななければならなかったのか・・・
      どうすれば息子は死ななかったのか
 私にできることは 何だったのか
     なぜ 救えなかったのか
 親として なにをしたら助けられたのか
    幼い頃からの育児も含め 教育 しつけ 
     
  いじめやパワハラ・・・真面目さ 忍耐  
     人生観 思いやり・・・いいかげんさ・・・ずるさ
        なにが彼を苦しめ あれほど死ぬのが怖かった息子が
              自ら命を絶ったのか

 死ぬ息子ではなかった
         それがなぜ?

  その問いかけを  彼が逝ってから 自分にしている
      時々息子にも 聞いて・・・きた

   社会にも問いかけてきた

自死した人への残酷な 差別的言葉も・・なぜ?と・・・
  遺族への偏見にもなぜ?と・・・

  11年前 一人で始めた活動

 今  多くの遺族の声が私に届く・・
   それを 社会に届ける・・・
      
 最近 小学校の「親子のいのちの授業」で話してください・・と頼まれた
   「え!自死遺族の私に?」とびっくりした・・
 「ありがとうございます」と言いながら 学校側から 断られる気がした
 推薦してくれたところは
  本心でわたしに・・・と思ったのでしょうが・・
案の定
 次の日 申し訳ない・・と 断りの連絡が・・・

ダブって頼んだみたい・・で・・・という言い訳が苦しそうだった

   やっぱり・・と思っただけ 
 
こんなことは よくあること・・それが自死遺族という立場

   差別と偏見との闘い

コメントへのお返事

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時間が経てば経つほど、前向き遺族と、そうではない遺族との差や温度差を感じる。
というコメントへのお返事

 人の悲しみは一人ひとり 違って当たり前です
   比べないこと
悲しみは 自分と亡くなった人の間に起こる感情
 向き合いかたもひとそれぞれ

どのような集いに参加されたのかはわかりませんが
   「悲しみもまた私のもの」誰のものでもない私だけのもの
 「悲しみは愛しさと共に」
   愛しているから悲しい  深い悲しみは深く愛している証
   
愛と悲しみはイコールである

  そんな考えを自助グループ当事者の会では広めています

 月日が過ぎていくと  笑えるようにもなります
   心の底からではない‥のですが・・・

    悲しみからの逃げ方が上手になっていきます

   温度の差が具体的にどのような事かわからないので
   何とも答えようがないのですが・・・

私自身は 子供を亡くしてから半年で活動をしてきました
   でも前向きには生きていません
      前向きって何?どんなこと?と思ってしまいます
11年過ぎて 見た目は普通に元気です
  が いつも悲しみを抱えています
 突然 涙があふれてきます 今も・・・
     幸せとかハッピーとかルンルン気分とか
         嫌いです

年賀状なんて 子どもが亡くなってから一度も出していません
  家族全員 出しません

 おめでたくないから・・・

子どもが死んで 正月なんて  なにがおめでたいのかわからない
  正月の飾りもしません

正月元旦はお墓参りです毎年

     「(死んだことによって)息子が自分だけのものになって誰にも奪われない。良かったね」という親は自分勝手な人です
        子どもが死んで良かったなんていう親は人でなしです 親ではない
     どこにいても生きていてくれたらいい…それが親です

      死んで 自分のところに戻るよりも
  生きていてくれたら どこにいてもいい  ただただ生きていてくれるだけでいい
     それが親ですよ

   心のケアセンターを勧められたのは「カウンセリング」を受けて
  それでも悲しい気持ちが消えないなら
精神科の治療を受けなさい・・という意味だと思います

  心のケアセンターに行って悲しい話をして・・何をしてくれると思いますか
     ただ傾聴だけ

   人の悲しい話を聞きたくないけど
  自分の悲しい話は聞いてもらいたいと思う人は カウンセリングがいいと思いますが・・・

前向きという言葉や乗り越えるという言葉は嫌いです
   乗り越えられませんから・・・

自分の悲しみは 自分だけのものです
 そして 悲しみは病気ではないので 薬は必要ありません
   親は子供の死を抱えて生きて行くしかないと思います

子どものことを思い 涙を流すことも親だからです
   ずっと思い出して 悲しむことも親だからです
自分が元気でいないと
   ずっと思い出してあげられません

    一日も長く生きて わが子を思い 涙を流すことも親です
  自分が死んだら子供を思い出す人はいなくなってしまいます

 悲しくても苦しくても
    親ですから・・・大切に大事に悲しみも苦しみも子供への愛だと・・・

  親は無償の愛を・・
 悲しみもまた 愛ではないでしょうか

自死という死への偏見

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ドストエフスキーは、「高い山の頂上の岩上で永久に立っていなくてはならないとして
も、それでも自分は生きたい」と語らせていますが、それがたった一つの命しか持ち得ない人間の
真実だと思います。しかし、にもかかわらず、その命を自ら絶つほかない状況に追い込まれるのも
人間です。自死はどれほどの苦悩の果ての行為なのでしょうか。世間は、自死者に対して、様々な
非難を浴びせかけます。その非難は、つまるところ、「他人の迷惑を考えずに勝手に死んだ」とい
う認識に基づいています。その認識からは、自死者がどのような状況にあったのか、その状況に陥
ったのはなぜなのかという、社会が本来発すべき問いは出てきません。

という文章に・・・涙があふれてきました。

    どんなに苦悩した末の死だったのか・・・

どんな境遇でも生きたいと思う人間の本能さえも消すような苦悩とは・・・
    生きている私たちはその苦悩は知らない
なぜなら 苦しいといいながら生きているから・・・
    
 言葉にならない苦しみや悲しみ
    があることを 私は知らなかった

自死で子供を亡くした親の話は 「いのち」の授業にはふさわしくないと
   教育関係者は思っているらしい

 そこにあるのは「子供を死なせた親」
        「愛情がないから死なせた親」
           穢れた死  
              気味が悪い という思いがある気がする
 いのちを大切にしなかった子供
     いのちを粗末にした人たち
   という考えもあるように思う

       全く分かっていない
   自死への無理解な社会・・・

     死にたい人が死んだのではありません
死にたいなんて思う特殊な人間が自死しているわけではありません

 死にたい人に寄り添うのが 自死予防だなんて 偏見を増長させる言葉です

       死にたいと思う事と  死んでしまうことは180度違います
           死にたい気持ちと 自死が紙一重だと思っている人が多いようですが
死んだほうがまし・・・と 思うことは人生でよくあります
    そして ことばとしてよく使います
        軽く・・・軽いノリで・・・
     死ぬほどつらい  とか  死ぬほどの思い・・とか

   そんな気持ちを持ったことのある人と
   自死した人を比べないでほしい
        別物ですから

息子はいつも死にたくない・・と言っていた

 でもあっけなく逝ってしまった 一度で・・・

      そこまでの苦悩は生きている私には想像でしかない

   健一に聞いてみたい
なぜ死んだの・・・?と   

自死への差別と偏見



 2日から名古屋に行っていました。

昨日4日 ある会合で 刑法の教授 
  差別の問題で有名な人から

 自死は犯罪だといわれた
     未遂も犯罪だと・・・

刑法では犯罪です・・から  あなたの主張は違法だと・・・

   自死遺族等への差別と偏見について報告した後に突然言われた

    民法や商法・健康保険法や宅建法の中にある自死したことによる損害賠償の事や
    戒名の差別やお祓い
       世間の偏見について発言しただけ



     自殺と他殺は同じですとも言われた

  怒りでいっぱいだった…今も憤りで心がいっぱいです
  どのように有名な人でも 私は許せない

  法律の中にある差別と偏見の問題の提起に対して

差別禁止を訴えている人が
 刑法に定めているからという理由で 私の活動を違法だと批判するなんて・・・
   本来ならば
     刑法にもしも自死への差別があるなら・・・刑法に対しても是正を求めたらいいのでは・・というのが
          差別禁止法を目指す人だと思うのです
自分がわかる範囲の差別は 許せないし
  ヘイトスピーチの規制も主張して人なのに

    彼の発言は
  私たち自死遺族へのヘイトスピーチそのものだった

どのような差別も許されないと思う

   しかし 彼は 完全に自死者と遺族への差別発言をしている
 
      民法学者も憲法学者も彼らは何もわかっていない
       ともいった
   あの人もこの人も誰もわかっていなくて 俺だけがわかっている人

  ふ~~~ん

   自死のことを何もわかっていないくせに
     自死遺族のことを何もわかっていないくせに

日本の自死の対策のことも何もわかっていないくせに
   自殺という言葉だって アメリカでも変えようという動きがあることさえも分かっていなかったのに

自分を殺した人だから自殺  他人を殺したから他殺
 同じ 殺人だとまで言われた

未遂者も犯罪だ!と
  犯罪なら  自死を 殺人者として犯罪者数に加えたらいいと思う
     犯人死亡のまま書類送検としたらいい
    自死者にどのような刑罰を与えるのか 殺人罪になるのか・・・

    神戸学院大学の教授
        人間としてやさしくない人でした

  彼の昨日の私への発言はヘイトスピーチでした
自死者は 犯罪者だといったのですから
 犯罪者だから 損害賠償の請求は当たり前で
    民法や商法、健康保険法や宅建法に差別があるという活動は自死を擁護する行為であって違法だということだった