
自死遺族支援が国の対策になっている
国が税金を使い自死遺族の支援をしなければならないということで
研修会を開催しガイドラインを作り 調査研究をしている
その対策の考え方や内容に憤り傷つき「国」に「要望」をしてきた
ひとつのわかちあいの会では国に意見は届かない
仙台の「藍の会」はわかちあいの会
匿名でも参加可能
したがって 遺族として会への登録はない
そうすると・・・行政は「藍の会」は田中一人の会 との認識となる
多くの遺族が参加しても それは藍の会の会員ではないから
メンバーの氏名を…といわれると 書類には記載できない
国も同じ 自死遺族の声と言っても田中さんの声だけですよね・・書面ではと言われる
だから全国自死遺族連絡会をたちあげた
国に自死遺族の声を聞いてもらい 遺族当事者の声を施策に反映してほしいから
国がなぜ自死遺族支援を掲げているか
それは自死遺族が未遂者と同じように自死のハイリスク者であり
精神疾患者が多く知識もなく貧困層であって
自死は遺伝的要素もあると決めているからです
だから 自死遺族の窓口は「精神保健福祉センター」になっているのです
国の自死遺族支援の内容は それに基づいていますので
「悲しい」ことへのケアが中心
しかも自死遺族の悲しみは他の遺族と違い病気であるという概念でのケア内容
だから 遺族面談や(会に参加可能かどうかの面談)
会への参加資格の条件に 死後半年以降となっているところもあるのです
なぜ半年か・・・それは半年過ぎ手間だ悲しみが消えない遺族は複雑性悲嘆という精神疾患だから
保健師さんや研修を積んだ遺族支援の専門家が「会」を開き
お話を聞き その中で 悲嘆から回復していない遺族は精神科医につなぐ・・という構図です
自死遺族は自分達がどのような目で見られているのかを知って
行政の会に…ボランティアの会に参加してほしいと思っています
陰で自分達がどのように思われているのか・・・微笑みの陰で・・・
しかも 国やボランティアの支援は「悲しみ」だけ
「総合支援」は視野に入っていません
いじめがあった場合の情開示請求や控訴・・
パワハラや過労・・債務・・介護・・家族関係
育児・・・賃貸物件の賠償金 ・・・・
こんな支援はしようと思っていません
生きて行くための 総合支援を目的としているのが自死遺族の当事者団体です
自死遺族の悲しみが 自死することにつながるという考えだけの支援
しかも 1か月2~3時間のセッション
全国自死遺族連絡会は「自死遺族等権利保護研究会」のたちあげて
それぞれの専門家に相談にのってもらっています
みやぎの萩ネットワークは 更に幅の広い専門家に相談にのってもらっています
それぞれの専門家がそれぞれの専門分野で 専門知識を活かして
そしてそれぞれが繋がり 一人の遺族の支援をする
それが支援と呼べるものではないのでしょうか
悲しみだけという狭い分野だけの支援・・他の支援は
たとえ遺族の求められても 相談にのらない・・つなげない
そんな支援をしている人たちを 自死遺族支援の専門家というのでしょうか
どのような人たちへの支援も「総合支援」が構築されるようにすることが
支援者には求められていると思う
全国自死遺族連絡会は自死遺族の総合支援のための団体
2008年からずっと一貫して続けてきた・・・
悲しみだけの支援を絶対的正義と主張している自死遺族支援者の人たちから批判されながら
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