FC2ブログ

藍の会  自死遺族の自助グループ

img61450434[1]

 自死遺族の会「藍の会」 2006年7月からの開催
仙台で開催している
仙台駅前 アエル28階 エルソーラ仙台(男女共同参画施設)

 自死遺族だけでの開催
受付も準備も全て自死遺族
 参加費 100円

 自死遺族だからこそ
  自死遺族だけでの「わかちあい」が必要だと信じている

世間の人に「自死」と言わない遺族が多い
 ではなぜ
ボランティアの人には「自死」と語れるのだろうか

  自死遺族以外の人たちが  自死遺族をどのように思うのか・・・

それは
自分が自死遺族でなかった時を思うとよくわかる

幸せな日々の中で暮らしていた時
自死という事を聞いてどう持ったのか
    ご近所で自死が起きた時
  その家族をどう思ったのか・・・

それが
  社会の目  世間の目

 私は
   自死という事にあまり関心はなかった
    自死という事が報道されると
決まったように「死ぬくらいなら・・・・」と思っていた
  
漠然とである・・・が
「死ぬくらいなら なんかできたんじゃないの・・・」と思っていた

 昔々若い頃 失恋しそうになって睡眠薬を医師に処方してもらおうとしたら怒られ
             薬局に買いに行って  飲んでみた・・
   でも それは ファッションのようなもので  恋に酔っていてのこと

育ての母が二度壮絶な未遂をしたのを見ているが
    能天気な私は
     深く考えたことがなかった
青春時代は
 自分の事だけで 親の悩みも深く思いを馳せることはなかった

息子が死ぬなんて思いもしなかった・・・
 死が怖いということは
 親子で共通していた価値観だったから

あんなに怖がり 嫌がっていた死を
    自らの手で行うなんて 想像だにしなかった

ある日突然 息子が逝き
  誰も助けてくれないから 自分で会を立ち上げた時に
  はじめて
世間の自死への目が
  私が思っていた「死ぬくらいなら・・・」という 生易しいものではなく
    
無知で貧困で愛情のない人たち
 それが遺族
という 激しく酷い世間の目があった

 自死遺族を支えるための研修会などが
 頻繁に開催され
   厚労省主催の研修会も連続して行われていた

  何度か参加者として研修を受けたことがある
 その後
 講師として招かれた事や
   厚労省と共同で研修会を開催した事もある

 そこでの研修内容や
  講師同士の 打ち合わせなどで
 自死遺族への差別的発言をたくさん聞いてきた

  だから 私は 民間のボランティア団体の自死遺族の会には参加しない
  何度か参加したこともある
が いかないと決めている

他県が主催する自死遺族の会にも参加したことがある
  が
 完全に 精神疾患者の会の方法だった
 患者会?
 スタッフミーティングでは 振り返りをする所が多いが
   あの遺族はこうだった 
 この遺族はこうだった・・・
 要注意ですね・・・とか 言っている

  いろんな遺族を想定して 研修会が開かれる
  暴れる遺族
同じ話を繰り返す遺族
自分の事だけ話して人の話を聞かない遺族の場合
  沈黙だけして話さない遺族
金のない人が多いから
 借金を申し込まれないように・・・
知識がない人が多いから
 ゆっくりうなずいて話を聞いて
     難しい事は言わないように
感情の起伏が激しいから
    そんな時は二人で寄り添うように

会以外の所であっても
 立ち話などしない事
連絡先は教えない事

   などなど

ずいぶん前に 現代のエスプリに書いたことがある
 
   遺族同士連絡先の交換はさせない事
 もある

 かわいそうな人  という目で見られたくない
 悲しみを抱えているが
 かわいそうな人ではない

   やさしい 言葉の裏に なにがあるのか
     私は
  たくさん見てきたし聞いてきた

だから
 自助グループに拘り 広げてきた

  もちろん
自死遺族も様々

悲しみに全てが覆われているときは
  本性が見えない
 悲しみという霧で包まれているから

それが時間の経過と共に
  悲しみという霧が 下に沈んだ時
  本性が現れる

その時
  悲しみを抱えた分
    だけ
亡き人のまなざしを感じて 自戒しようとしている遺族と

本性のままに戻る遺族がいる

 しかし
 差別と偏見に関しては
   少ないと思う 思いたい

自死への差別と偏見が遺族自身にあるとしたら
 天に向かって唾を吐くようなもの

 自分だけが特別な自死遺族という意識の人もいるが
   世間の目は
 同じ自死遺族である

 悲しみを抱えている分 やさしい集いができる
  自助グループを広げたいと思う
     
   kyuri[1]
スポンサーサイト



11月22日 午後3時 衆議院第2議員会館シンポジウム  参加費無料

6da14307a6ca64ec709ac14bd67da655.jpg

 2006年7月から
   2019年10月の今でも
毎月「藍の会」にコーヒー・お茶を届けてくれる人がいる

  最初の頃は大切な人を自死で亡くした人という括りだったので
   その人は友人を2人亡くされたという立場で参加
     それから「藍の会」は遺族限定という事にしたので
その人はわかちあいには参加できない
   それを理解しながら
  毎月 欠かさず 届けてくれる
   頭が下がる
      目立とうという気持ちがその人には感じられない
謙虚な人

いろんな人たちに 支えられている事を思う

yuri.jpg
11月22日
 午後3時~6時 衆議院第2議員会館1階多目的会議室
基調講演
 佐々木央さん
     共同通信編集委員 
中原のり子さん
     小児科医の夫を過労自死で亡くした
中川さん
     仙台市館中の子供をいじめ自死で亡くした
弁護士4人
大熊弁護士・細川弁護士・和泉弁護士・甲斐田弁護士からの報告と展望

12月には徳島・・・1月は那覇・・・3月は郡山
  それぞれ弁護士が2名

1人でも多くの皆さんに関心を寄せてほしいと願っています。

セルフヘルプサポーターという存在



 最近はシンポジウムや講演会 フォーラムを主催していることが多い
   この間の岡山市での日本いのちの電話連盟の国際会議で
            久しぶりに講演をさせてもらった
     分科会の主催も兼ねて・・・でしたが・・・

 日本いのちの電話連盟の理事長の堀井先生は気さくな方で
     ・・・・・・平山正実先生と雰囲気が似ていて
                支援という事を心得ていらっしゃる事にお人柄を感じ尊敬するお一人です。
  
(故) 平山正実先生も尊敬しているお一人です。

   上智大学の岡先生も尊敬するお一人

  セルフヘルプグループとセルフヘルプサポーター

  当事者が当事者同士で活動をしている事に必要な支援を手伝う支援者
   
  公共施設の会場の確保のための様々なお手伝い
     補助金申請のための書類のお手伝い
   該当する助成金を探してくれたり
     申請書の書き方の指導
  お茶やお菓子を買ってきてくれたり
   ホームページ等で広報をしてもらえたら・・・
また
  運営の悩みなども聞いてくれたり・・・
   
しかし
多くの支援者は
   自分が中心の支援だから
    当事者の活動の支援をしてくれる人は少ない
 
裏方の活動だから
 目立たないのが欠点

目立たないけど

もっと 活動の支援をしてくれる人たちがいてくれたら
    
  助かることがいっぱいあるのになぁ~と  思う事が最近多くなってきた

   疲れてきたのかもしれない

   んんんんんんんん  頑張る!!!!!
頑張るしかない!!!!!
     やるしかない
 
 自死をゼロにするためにも・・・
    自死遺族が元気に生きていくためにも・・・

自死遺族が特別な目で見られないためにも・・・

    自死という事を隠さずにいられるためにも・・・・

自死遺族の個人情報が犯罪者よりも 簡単に集められないように・・・

   遺族の個人情報が警察庁から
      これから厚生労働大臣が指定する
  一般社団法人に集約されないように・・・・

    財源も情報もひとつの民間団体に集められる事のないように・・・

       頑張るしかない

息子が逝き 人生の全てを自死の問題に注いできた
 が
 力不足を痛感した14年間

    癒したい人たちが多い社会においては
      癒したい人たちの活動が認められる

必然である

      いつのまに こんなに 
 中身のない世の中になってしまったのか・・・

残念で・・・かなしい
 夫が今朝
    こんな世の中 長生きしても仕方ないなぁ・・・と

・・・・・・sui-toaxtusamu.jpg

  私も時々そう思うから 否定はしなかった

でも
今日も元気に生きています
20120522202408.jpg

悲しみのケアやグリーフのサポートって・・なに?


グリーフケアやグリーフサポートという活動が
    世間はお好きなようで
 講演に呼ばれる代表が多くいる

遺族の中にも グリーフケアやグリーフサポートの
   活動に熱心な人もいる

  グリーフを悲しみの症状ではなく
  悲しみと解釈している人がほとんどだが
    悲しみのケアって・・・なに?
  悲しみのサポートって・・・なに?

   私はごまかして生きている
     ごまかし方がうまくはなってきた

 地雷という言い方で悲しみを表す事もあるが
  悲しみという地雷は
   いたるところに潜んでいる

日の浅い時は 地雷を次々に踏んで
  自滅を繰り返す

そのうち ここには地雷が潜んでいると経験を積む
  それを避けて通るか
    近づかないようになる

また 地雷に近くなったら  飛び越える事もできる
   それでも
思いがけない所で思いっきり地雷を踏む時もある

  それしかない

癒されることはない
   話をする事で 気休めにはなるが また元に戻る
   岡先生の癒したい人の卑しさ
    というエッセイは真実をついている

  お話を聞いてもらったりすると
   ありがとうございます。気分が楽になりましたおかげさまで・・と人は言う
それは
  礼儀だから

  確かにその時は そんな気がする事もある
   

   その後に 余計に虚しく悲しくなる事もある

 私は講演の後は必ず落ちこむ
    虚しくなる
何をしても
  息子はいない
     笑えば笑うほど  むなしい
彼はいない

 グリーフケアやグリーフサポートは
 むしろ
普通に接してくれる人のほうが できている

 私の悲しみに触れないでほしい時が多い
   
  遺族からの電話が多くあるが
     あえて 悲しみに触れないことが多い
 
 話してくれたら 聞くのはいくらでも聞くけど
    こちら側から
 あまりきかない

   ただ 働いていたら労災の事や
  学校なら第三者調査委員会の事
    賠償金の事など・・・
                 聞かなければいけないこともあるが
   
   悲しみとの向き合いは
   その時々の自分の心との相談
 少しずつだったり
  今はこの事だけ・・・とか
微妙に調整しながら 取り出して向き合うようにしている

全てを取り出したら
  発狂しそうなことが わかるから

 その人の悲しみはその人のもの
  誰にもケアなどできない
    他者ができるのは
 少しだけほんの少しだけ
    悲しみからの力の気付きができるように
  体験を少しだけ話したり
    一緒に同じ思いを共有することだけ

pt-plant02.jpg

相談者から学びを得る

sixyotou.jpg

自死で息子を亡くした・・・がそれはわたしの経験
  活動をはじめて13年半
数千人の自死遺族の相談を受けてきた
   その一人ひとりの遺族から多くを学んで活動を続けている

 賃貸物件の賠償金の問題
 鉄道の問題
  生命保険のこと
   相続の問題
第三者調査委員会の問題点
労災の申請
  裁判のこと
債務整理
   相続放棄
子育て
   葬儀の事
 お墓のこと
    警察の問題
検案料
  検死の書類のこと
解剖について
海・湖・川・山・滝・公園・他人の敷地
  マンション・一軒家・ダム・・・

行方不明・家出人捜索・
    後見人
他・・たくさんある

 一人ひとり事情が違う
   求める事も違う
それらをどのように支援ができるのか
 また必要な支援とは何なのか

sui-toaxtusamu.jpg
例えば
 遺児支援ということを声を大きく叫ぶ人たちもいるが
   未成年者の遺児の心の支援には慎重になるべきである
幼稚園や小学生中学生の子どもへの接触は
  保護者の許可を得ずにしてはいけない・・と思うのだが
    積極的に支援者が接触するべきであるという考えの支援を勧めている人たちがいる
アメリカの支援の真似を広げようとしている

    遺児支援の根本は 遺族の支援が先
  片親は亡くなっても
    もう片方の親が 元気で暮らしていけたら子供は元気になれる
経済的な問題も含めて子どもを抱えた遺族の支援は重要である
  子どもだけ支援しても意味がない
 ましてや支援者は1月に一度2時間程度接するだけの関係
  子どもと暮らす保護者との時間は1月720時間
 保護者が
  悲しみを抱えたままでも
  子どもの前で明るく生活できるような支援
 それが子どもの支援になるはず

本気で遺族が元気になれる支援を考えたら
 幼い 遺児の心のケアが最優先とはいえない
 残された親の心も含めた支援が大切
   幼い子供への接触は保護者の許可なくしてはできない
    という根本的な事すら理解できない人たちが
   声高らかに 遺児支援を叫び それを受け入れる行政に大きな疑問を感じている

自死で亡くなる人たちは繊細な心の持ち主
  遺された遺族も繊細な人たちが多い
(私は おおざっぱですけどね)
  ましてや 深い悲しみを抱えて必死で生きている人たち

 支援者は 細やかであってほしい
   言葉が丁寧というのではない
お上品な言葉だからいいというのではない

 気遣いがあるかどうか

自死の予防や防止・・支援は 相手に気づかれないように
   細やかな配慮が必要だと思う

「知らされない愛」が必要
   
いつもの事ですが
  自戒を込めて

***法華経・阿弥陀経・歎異抄・・・
プロフィール

藍たなけん

Author:藍たなけん
FC2ブログへようこそ!
仙台に住んでいます。
青森県津軽生まれ、B型 うお座 
主人と二男と3人暮らし
自死で長男を亡くしてます。
「悲しみは愛」「悲しみは愛しさと共に」「悲しみは私の体の一部」「悲しみを奪わないで」「悲しみを消そうとしないで」などを広めています。

最新記事
ご来場者様
ツイッター
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR