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家族を亡くした悲しみと、物を買えない喪失が一緒・・・という考えがグリーフケア??

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死が残された人々にもたらすもの
柏木哲夫
金城学校
3月11日東日本大震災のの死者は・・・から始まる

遺体が発見されないので「心のけじめ」がつかないまま・・・とつづく


1、悲嘆反応

〔1〕身体的症状
  ご家族を失った後の反応として、不眠と食欲が落ちるという2つの症状は、ほぼ100パーセント出るといっていいほどよく見られる症状である・・・・思わずため息をついてしまうという身体的症状が出てくる

(2)知覚的症状

幻聴や幻覚を起こす場合がある。亡くなった人の声が聞える、という症状である。

・・・例えばご主人が」〔ここでも子供ではなくご主人・・・)

(3行動的症状

探索行動というのがある

ここでもやはりご主人が亡くなった・・・話がつづく

Ⅱ 病的な悲嘆
〔1〕慢性的悲嘆

病的な悲嘆の一つとして「慢性的悲嘆」というのがある・・・
わかりやすく言えば、長く続く悲しみのことである。慢性化した悲嘆とも、遷延化した悲嘆ともいう。


延々と続く


 
そして・・・「小さな死」が存在するらしい

庶民というのは「小さな死」・・・行きたい学校にいけなかった・・・設けたい金を儲けられなかった・・・
という「小さな喪失体験」すなわち「小さな死」を体験しているから。「大きな死」に対してもある程度心の準備が・・・・とつづく・・・



ここで納得


自死遺族も含めて遺族を支えるためにセミナーや研修会で必ずと言っていいほど・・・ワークショップがある
 模擬わかちあい・・体験

遺族の役とファシリティーターと呼ばれる聞き役の人とのロールプレーである

 その時遺族役が・・・犬が亡くなって・・とか・・・引越しして・・・とか・・・家が改築されて・・・

とかを話す・・・そして泣くのである・・・

人の死と犬の死や引越しのさみしさと同じように捉えられる意味が理解できなかったのだが


  彼らにとっては・・・金儲けができない喪失も・・・人の死も同じ悲しみ・・・だったんだ


    だから・・・長く続く悲しみは病気になるんだね

  浅はかで・・・浅い薄い「悲しみ」への理解

こんな神経の持ち主だから・・・ズカズカと遺族の心に入ろうとするんだろうなぁ


いつも思う・・・こんな人達が多いから・・・やさしい人たちは「生きにくく・追い込まれるんだろう」

   心が痛い

   遺族の心を痛めつけて・・・遺族のケアを語れる人たち・・・

  無神経な人たちほど・人の心のケア・・が・・できると思っているから・・・始末におえない



お兄ちゃん・・・かなしいね

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コメント

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遺族役。。?

遺族役の人には、遺族の本当の気持ちは理解できないと思う。
犬が死んだ。。泣く。。
私も、家の犬が死んだ時はやっぱり辛くて泣いたけど
でも、最後には代わりに、拾ったりしてきた。
辛いのは辛い。。それは、やっぱり一緒に過ごしてきたし
でも子供が逝ったことは、比べ物にはならなかった。
動物が死ぬ。。。。。人間も動物だけど。。。。
でも、子供が死ぬのはどうしようもなく、辛く、
例え様なんて、とても例えられない
とても。。。。。
演じて納得している人には、わからないことだと思う。

Re: 遺族役。。?

何度も研修に参加して・・・傷ついてきました

 自分の子どもが死んでも、そんなことがいえるのか!・・・と・・・憤り、胸が痛く過呼吸になりそうでした。深呼吸をして、席を外しながら研修を受けましたよ・・
 対岸の火事です