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あの子に会いたい

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今日も涙があふれてしまった。
 時々たまらなく お兄ちゃんが恋しくなる

どうしていないのか…この世にと。
    あの子の笑った顔
美味しそうに食べていた姿
      少し困った顔
           かわいくて いまも たまらない

このかなしみを
「複雑性悲嘆」「遅延性悲嘆」「急性ストレス障害」「PTSD}などと
    言われるのは
私の愛しい思いを
  土足で踏みつけられるように…苦しくなる

陰で言われるのは  
   知らない分だけマシ

 なんだろう・・・・・・この感情は

   謙虚さに欠ける  配慮に欠ける
        人たちが  鬼の首でもとったように  偉そうに語っているように感じてしまう

私のこのかなしみを
   誰にも評価されたくない

  そういう 人たちも  子どもを突然亡くしてみたらいい

    私のこの気持ちが理解できるから‥必ず!

自死遺族になって活動したころ
  自死の予防団体の代表と遺族に
「田中さん  子どもを殺す親もいるんだから・・・」
 「必ずしも 子どもを亡くした親が悲しいとは限らないんじゃないの?}と言われたことがある。

  この言葉 どうなんだろう

そんなことを言ったら
  親を殺す人もいれば 兄弟姉妹も・・・妻を・・夫を・・・
   きりがない

悲しみの比較はしてはいけない
 と  この人たちは学んでいたはず?!

こんな言葉を言った人たちが
    自死の予防や自死遺族支援をいまでもしている
あの頃より 
  自死の対策が進んだというけど
  今の社会で 息子を救えるだろうか

警察という組織も
   あの上司も反省はしていない
     息子の伴侶だった人も 反省はしていない

相談体制も  精神科医療も
     あまり変化はない
 
  大きく変わったのは
     私たち家族の意識
 今なら  息子を救えたと思う

 精神科には行かせない
官舎ではなく
 民間のアパートへ住まいを変え
  離婚してもよかった
離婚が無理なら
  とりあえず息子は我が家に連れてきて
   私はパートをやめ
     気晴らしに 温泉でも  海外でも

 死ぬはずがないと 
  根拠のない自信を持っていた 私

 悲しみを抱えていきているのは
      しょうがない
                お兄ちゃんがいないんだから 
                  私が死ぬまで  悲しみは続いてしかたがない
   いまも
     胸がつぶれそうなくらい かなしい

今日は 悲しみに 捉えられたらしい
   こんな日もあるさ
 

 
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社会を変えたい

田中さんは自死の会の家族のお世話をされて、皆さんを癒されています。長年の経験と人脈を活かし、何より悲しみ、辛さを一番に感じて生きていらしゃいます。

市や国の委員へ携わり 関わりあっています。

私は 労働問題とこどものいじめに関心があり、たくさんの資料や本などを読みました。
人は働かなければ生きていけない 仕事は生活の基盤になり その仕事を辞めれば発生をしている問題(ハラスメント・過重労働)の解決になる。というのは結果論であり その通りです。でも、この過重労働とハラスメントの根絶をしなければ また回避対策をしなければ 弱い立場の労働者ばかりが 泣き寝入りをします。

若いなら、親が守ってくれるかもしれないが 
親がいない場合は 誰も助けてくれない状況では 死を選ぶしか方法がない 社会では 
誰も救い出せない。
退職をしなくても この理不尽な上司、会社の考えを変えていく方向での活動を私は考えたいです。 

なので 田中さんにお願いがあります。
過労死防止法、パワハラ防止法など 厚労省も力をいれて策定、法案を成立をさせています。何も効力がありません。

労働者が人間らしい生活ができるように 安心してして働ける環境と非正規労働問題など国が政府が導いて欲しいです。