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帯広に行ってきます

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帯広に行ってきます

 9月30日  午後1時30分~4時まで

とかちプラザ3階 「研修室307」 

自死遺族等への総合支援のための研修会を開催

弁護士2名とジャーナリスト1名
  遺族1名(田中)

弁護士による無料相談もあります。配布資料あり  参加費 無料

問い合わせは 090-5835ー0017

昨日の子ども・家庭庁の担当者との話し合いは有意義でした。
   帯広から帰ったら
     ブログに書きます。
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子ども・家庭庁に行きます。

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明日は子ども・家庭庁に行きます。
 理事と2人

「子ども」 とは 対象としているのは何歳から何歳までなのかがわからない
  小中高まで・・というが
   専門学校はどうなのか・・・
6歳から18歳までなのか・・・
  それとも  小中高に在学しているのを子どもというのか。
19歳で高校生もいる。
    

  「遺されたこどもへの支援」

さらに複雑
       お腹の中にいる子どもも遺児というのか・・・
        40歳過ぎて親を亡くした子どもも遺児というのか・・・
それとも
   小中高という学校に在学の子どもなのか
     その時 20歳でも高校生なら遺児というのか
 定時制高校はどうなのか・・・
 通信制の高校はどうなのか・・・

   0才から20歳未満までなのか・・・

公立小学校。中学校等での・・となっているが 私立は対象外なのか。。。

 内容を見ると
   公立の小中高と単純に決めている気がする

あえて そうしているのか・・
もしもそうならその理由は何なのか

   対策を決めた人たちが あまりにも経験のない人達だったのか・・

 もっときめ細かくしなければ
    抜け道だらけの  ザル対策となってしまう

    想像力を豊かに働かせて
       様々な視点から 施策は決めていくことで 効果がでる

 効果を最初から求めていないのなら  仕方がないが
  本気で
   子供の自死を減らしたいとか
  遺児の支援の充実を図るなら
       もっと 深い内容での対策が示される

   当事者たちの・・・当事者団体の体験的知識を 生かしてほしい


身近な人の死を悲しんだことがありますか?

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 私だけが遺族ではないが
  私も遺族

愛する息子を自死で亡くしている
  悲しみを体の一部として 悲しみとともに生き、活動をしている。

活動の場で どんなにひどい事を言われても 泣いたりはしない
   あなたの言葉で傷ついたとは言わない

講演の時や会議などでは いう時もあるけどね 個人名は言いませんが。



傷なんて 数えきれないくらい ある
  活動とはそれも含めて・・・
     叩かれる事なんて普通 
  誹謗中傷は当たり前
        こころの血をどんなに流したことだろうか

   ただ 残念なことに
息子を自死で亡くした悲しみという 血の涙を流して生きている私には
   それ以外の
      傷はたいしたことはない

  嘘を言われることはよくある事
    その人も 自分を正当化するためには 私を悪くいうのは防衛本能なのだろうから
        弁解はしないが

  言える人には事実と違うよ・・・とは伝える

一部の信頼できる人たちが
   私を信頼していてくれたらいい・・

悲しみの勉強って・・・なぜするのか いまでも理解できない

祖父母や叔父叔母・・・ご近所の親しいおじさんやおばさんが亡くなる経験をしている人はいる
長く生きていると  人は自分に関係のある誰かが亡くなっているはず
  
私は74才なので
 数多く知っている人の死を経験し
  葬儀も火葬にも行っている

 育ての母の祖父母・・・
   養母の姉や妹弟 ・・・その叔母叔父の伴侶
      祖父母
近所のおじいちゃんおばあちゃん
  数えたことはないけど
    200人・・・いや300人は超えているかな・・・
田舎は知り合いがおおいからね。

親も6人見送った
  (夫の両親・育ててくれた両親・血のつながりのある両親)
 だから
悲しみなんて勉強する必要はない
   一人ひとり  違う悲しみがあることも体験して知っている

  そんな時 どんな言葉で傷つき  どんなことに感謝したのか‥も体験している

   どうして 愛する人を喪う悲しみに 興味がある人がいるのか不思議

  そんなこと 勉強しなくても 体験したら 一度で理解できるのに
   それとも
     愛する人が亡くなっても 悲しい気持ちがわかない人たちもいるのかな・・・

   だから 悲しみに興味がわくのかも・・・

私はそもそも
 他者の悲しみに興味なんて 全くなかった

  たくさんの死別の悲しみに沈む人たちをみてきた・・が
     私にできる事は
       あまりないと思って生きてきた
 
 今思うと  失礼なことをしたかな?と反省も多くある
それは
 同級生が若くして亡くなった後に
    同級生数人と自宅に焼香に行ったこと・・・
親はどう思ったのだろう・・と思う
   複雑だったのでは・・と思う

   人の悲しみを 学ぼうとして 悲嘆の専門家として資格まで取ったなら
      悲しみを抱えている人から
         意見を言われたり 批判を受ける事も含めて 受け入れる心がないと
  悲しみを抱えている人に
  気を使わせることになる

 悲しみのケアをしようと学び 悲しみのケアを生業とする人なら
    悲しみを持つ人を拒否するのは  どうかな・・・?と思う

 人の深い悲しみと関わろうとしているなら
    ある意味で
       悟りを開く修行をさせてもらっていると思う心をもたないと
 悲しみを抱えている人に気を使わせて満足することになる

人知を超えた
  大いなる慈悲深い存在を信じる心がないと
     深い悲しみを抱えた人の 「ケア」なんて できるはずがない

  ケアできたと思っている人は
     遺族に気を使ってもらっている支援者
 
息子を自死で亡くし
  遺族という生き方をして活動をしてきた
  日々反省 日々懺悔
  日々 多くの人たちに甘えさせてもらい 許してもらい 生きている

   悲しみという消えない感情を体の一部として
 常に抱えながら 生きている

  元気に!
元気だけど 悲しみはあります
・・・
悲しみの勉強をしたいと思っている人たちは
    自分の祖父母等身近な人の死を思い・・・悲しい気持がある事を自覚するところから始めてほしい

そう願っています



  

                      

他者の悲しみを研究する覚悟のない人たちに傷つけられてきた

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私も息子を自死で亡くしているのになぁ~と思う事が度々あります
 活動をして
意見を述べていると
  私が自死遺族という事を 忘れるようです。

自死遺族の支援者で
  会を主催し 講演もし、他の県が主催している遺族の会にもファシリテーターとして
      招かれて保健師のサポートをしている人にも
 
  田中さんが書いた文書は 自分の会の事でそのことに非常に傷つき
 うつ状態になった・・と
  泣いてあちらこちらに電話で訴え
    私にも泣いて電話があった

    泣きたいのはわたしのほう・・・・・・

  遺族になって活動してから
いろんなことを言われたが

     支援者や研究者・・・
自死遺族にかかわっている人たちが

  反対意見を言ったり 失礼な言動に抗議すると
  傷ついたとか   応対できないという反応になること

   そんなに傷つきやすいなら
支援はできないし、
  遺族に気を使わせるなら 支援者ではない

悲しい気持ちを必死で抱えて生きている遺族が

幸せで
 悲しみの研究をしている人に 気を使い
     素敵です‥がんばってるわね・・・
       素晴らしいですね
 もちろん協力しますあなたになら・・・なんでも・・・ 癒されましたわ・・・
あなたの論文は とてもいいですよ・・などなど

  内容に全く共感できないけど
・・ほめなければいけないとしたら・・・

   それが常識なら

   

   そんな人たちのために 息子は死んだのではない!と怒りすら覚える

  自死遺族の研究って  
 そもそもが失礼なことなんだと自覚してもらいたい

失礼を超えるものがないなら
 そんな薄っぺらい覚悟でかかわってほしくない

 人の究極の悲しみなんて 研究しなくていいから
 もっと 軽い内容を研究したらいい

  楽しい研究をしたらいいよ


  亡くなった人への 悼む気持ちもなく
     遺族を論文博士号をとるための  道具としてしか見ていないなら

   やめてほしい

  こころから思う  私の息子が苦しんで自死したのは
    あなた達に研究されるためでも 博士号を取るための材料になるためではない

   また 今日も
     グリーフケアの論文を書いた人から
       拒否られた
 まぁ
いいけどね
  そもそも  グリーフケアなんて 自死遺族の悲しみとは違う感覚ですから・・・・

       

精神薬は人間の精神を壊していく

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 精神薬の怖さをあらためて感じた事

60代前半の女性
 高級住宅地に住み
  子どもたち3人  結婚  近くに住み 孫もいる
    スポーツクラブに通い
夫婦でゴルフも・・
    友人にも恵まれ 旅行も楽しんでいた

高齢の父が97歳で亡くなり、母が90歳で健在
   通夜や葬儀と続き
      疲れたので内科に行き 睡眠導入剤を処方してもらった

飲み続け・・・半年
  睡眠導入剤を増やしてもらった
        更に 増やしてもらい
     睡眠を促す頓服薬を増やしたが
 抗不安薬を増やし・・・・
 1年半後には
    死にたいと思うようになった

  笑顔が消え 毎日苦しい死にたい・・・というようになり
     家事もできなくなっていった
時々
   気分のいいときには 美容院に行ったり  家事もする

 とにかく死にたい・・・

  相談を受けて 減薬から断薬へ・・・  5カ月ほどかかって

                          死にたい気持ちはなくなり
       苦しみも亡くなり 不安も消えた
生活を楽しんでいる

    
 産後うつと告げられ
     10年間薬を飲んでいた人30代
      子育てができない
 家事もできない
    母親に手伝ってもらい 子育てと家事
死にたくなってきた
 死にたい気持ちが強くなった

相談を受けて減薬断薬  半年後クスリゼロになった
    子育てができ
パートで働いている

 一時避難的に
   精神薬や睡眠剤を飲むのは 否定しないが
   症状が緩和したら
  クスリはやめる事

  医師は やめていいとは言わない
     自分でやめるしかない

   話も聞いてくれない精神科医のところに
なぜ
行くのかわからない

 精神科に通っている人は
   診療所クリニックや病院に通うのをやめたくても
      やめられない
  医師に対して
来るのをやめますと言わなければいけないと思っている

  風邪で通っていた内科に
   症状が改善したときに わざわざ診てもらって
    もう治ったみたいなので
   クスリもいりません ありがとうございましたと 医師に報告に行く人はいない
こられても医師も迷惑

  
また
  その医師からの処方で風邪がどんどん悪化 
     それでも通う人はいない
医師をかえる

医師を変える時に
 医師にあなたではダメなので 他の医師に診てもらう事にしますと言いに行く人はいない

  精神科に通う人にはよく
この説明をするのだが  
  
  あ・・・・ああ・・・そうですね・・・
それでいいんですね・・・そうですよね・・と  いう反応が多い

 判断する 反応が鈍くなっている

 相談をしているのに  相談者が寝ている…
うつらうつらと
眠そうにしている
    そのほとんどは 精神薬を飲んでいる

眠れないんです・・というが
  うつらうつら 寝てるよね‥と言いたい

何にもしないで ボーっとして
    うつらうつらしていたら
 夜眠れないのが普通
       それでも
睡眠薬飲んでるから1~2時間は爆睡している

   幸せな人が 死にたくなるクスリ  
      恵まれている人が 苦しみ死にたくなるクスリ

    精神薬を飲み続けて 幸せになった人を見たことがない

自死者の過半数は精神薬を飲んでいる

    または 最近まで飲んでいた人